『JAPANESE CURRY AWARDS 2018 ノミネート店発表!!!』~カレー偏愛家達による文化的カレーガイド☆~
おいしいカレーが食べたいと思ったとき、何を信じたらいいのかわからない時代です。
グルメ評論家の薦める店もあるし、みんなの採点や投票によるインターネットのランキングもあります。
どれを選択しても、それなりの回答が得られます。店選びに正解はありません。
だとしたら、もっと別の切り口によるカレーガイドがあっていいはずです。
カレー好きのカレー好きによるカレー好きのためのカレーガイド。
カレーを愛してやまない、カレーの食べ歩きに人並みならぬ情熱を注ぎ続けている偏愛家たちが一堂に会して、“Curry of the Year”を決めるプロジェクトを今年からスタートさせることにしました。
– Japanese Curry Awards実行委員会 水野仁輔 –
この志の元、東西のカレーフリークが、日本のカレー文化を本気で考えたカレーアワード、
『JAPANESE CURRY AWARD』
カレー特集のムック本や口コミサイト等、様々な情報が手に入る昨今。
そういった観点とは違った、純粋にカレーを偏愛するカレーマニア達が選ぶAward。
味や接客といった営業的な側面だけではなく、日本のカレー文化に貢献する、又はその可能性を秘めた店を12店舗選出し表彰。
東西合わせて13名のカレーを愛してやまない偏愛家達が、「日本のカレー文化に貢献する」と思うお店を選出し、その中から12店舗を表彰するこの企画。
今年も選考の時期がやって参りました。
13名の選考委員が12店舗ずつという事で、被ってる事を差し引いても100件以上のお店がピックアップされた事になります。
今回はワタクシTAKが選んだノミネート店12店舗を紹介します。
【JAPANESE CURRY AWARDS 2018 TAKノミネート店】
メインアワード①:大衆中遊華食堂 八戒(大阪・東大阪市)
大阪の地でまだまだ発展途上の「中華カレー」を引っ張っている第一人者。
今大阪で最も目が離せない、他ジャンルからのカレー発信店。
メインアワード②:ニャムニャム食堂(大阪・阿倍野区)
大阪唯一のカンボジア料理店として現地料理の発信に貢献。
そのクオリティも素晴らしく、毎年現地に仕入れ&修行に行く実直さ。
メインアワード③:Fuji-yama Kohta(大阪・中央区)
深刻なスープカレー不足の大阪にて本場札幌スープカレーを提供するお店。
現在では「クンパッポン式スープカレー」などスープカレーで新たな挑戦も試みている革新派。
メインアワード④:元祖エレクトロニカレー(大阪・北区)
大阪スパイスカレーの代名詞的存在の「出汁カレー」。
その最先端のお店の1店です。
出汁カレーの筆頭に立つ「堕天使かっき~」に匹敵する独創性を発揮した、今後の活躍が更に期待させる一店。
メインアワード⑤:NOMSON CURRY(大阪・浪速区)
今では大阪スパイスカレーの中堅的存在。
テレビ・雑誌など様々な方面から大阪スパイスカレーを発信し、一般層にまで周知を広めた立役者。
現在は弟子の育成にも積極的。
メインアワード⑥:定食堂 金剛石(大阪・中央区)
圧倒的料理センス。この一言。
おそらく大阪で日本人が作る現地系インスパイアなカレーではTOP級のお店。
今や代名詞の「ルーローパリップ飯」などの折衷的メニューも考案し、今後更なる革新を感じさせる店。
メインアワード⑦:伽麗伊屋(大阪・中央区)
昭和55年創業の40年に迫る歴史を持つ欧風カレー専門店。
大阪欧風カレーの重鎮として、各カレー店主の修行元としても貢献。
大阪のカレーを語る上では外せない、歴史と実績を持つ。
メインアワード⑧:食堂 虹の仏(大阪・天王寺区)
インド・スリランカ・ネパール・スパイス系・欧風etc…
貪欲に様々なカレーのスタイルを取り入れるスタイルは、新たなジャンルを生み出す可能性を秘め、今後の更なるカレーシーン発展に影響すると思われる。
メインアワード⑨:月と太陽(大阪・北区)
大阪にて初の水牛料理を打ち出したネパール料理専門店。
専門性とクオリティも然る事ながら、日本でほとんど流通していない国産水牛肉の仕入れルートを掴んだ手腕も素晴らしい。
メインアワード⑩:旅人シェフのタイ食堂 KHAO(大阪・北区)
ワゴンカーでの移動販売歴15年の実績を誇るシェフが堂々の店舗OPEN。
長年の営業と世界各国を旅してきた経験値は、これからの若手世代を牽引する存在。
新人賞:スパイスカリー ハルモニア(大阪・北区)
群雄割拠の大阪カレーシーンの中、特に注目の新店。
副菜盛りで個性を出すカレー屋が多い昨今の大阪で、バビルの塔リスペクトのストレートなスパイスカレーで人気を博する実力。
ここ1年の大阪新店の中では頭1つ抜けている印象。
土台感じる実力店。
名誉賞:和レー屋 南船場 ゴヤクラ(大阪・中央区)
大阪の地でカレーならぬ「和レー」を追求するこのお店。
その発想力から生まれる和レーは、他店では味わえない独創性の固まり。
カレーの新たな側面を生み出したという意味で推薦。
勿論、今回ノミネートしたお店だけが良いという訳ではありません。
悩みに悩み抜いての選考でしたが、なかなか面白いチョイスになったかなと思っています。
また全ノミネートが出揃いましたら発表しますのでこうご期待(^ω^)
【JAPANESE CURRY CUIDE 2018】
(ジャパニーズカリーアワード2018)
サイト:公式サイト
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