『十壱亭』~大阪駅前ビルのノスタルジックさを体現したシンプルカレーライスが旨い☆~

   2021/11/08


大阪駅近辺のランチのメッカと言えば、こちら大阪駅前ビルの地下。
近隣の北新地ランチエリアに比べ、価格帯のリーズナブルさから多くのサラリーマンが足を運ぶ激戦区となっています。
第1~4までの各ビルの地下1~2階には様々なジャンルの飲食店が立ち並び鎬を削っています。
勿論カレー屋も複数存在し、欧風系から始まりスパイス系やインド・ネパール・スリランカといったエスニック系も揃ったレパートリーの豊富さ。

今回お邪魔したのが、大阪駅前第1ビルの地下1階に店を構えるこちら『十壱亭』
昔懐かしきジャパニーズ・カレーライスをいただける貴重なお店です。
昨今の彩り鮮やかな副菜モリモリカレーとは真逆に位置するこのシンプルカレー。
久々にいただきたくなりお邪魔してきました(^^)



大阪駅前第1ビルの地下1階、奥まった角の位置にお店を発見。
ちょっと階段の影になってる感じがあるので要注意です。
しかしこの佇まいも含めてのノスタルジックさがイイ感じです。

<カレーメニュー>
カレーライス(プレーン) 並盛り550円/大盛り650円

<トッピングメニュー>
玉子 50円
チーズ 100円
トンカツ 200円
クリームコロッケ 200円
煮込みビーフ +200円(数量限定)

メニューは「カレーライス」1本のみ。
その他トッピングでオリジナリティを発揮していくスタイルすね。
前回訪問時は「煮込みビーフ」をトッピングしてみたので、今回は「トンカツ」チョイスでいってみました(^ω^)


【トンカツカレー】750円

やはりこの圧倒的なシンプル感は素晴らしい。
一発で方向性が分かる説得力のあるヴィジュアルです。


上空からの映像をば。
トンカツは1口サイズにカットされており、スプーンで掬い易くなっています。
この気使い、個人的にはありがたやーですな。

カレールーはさらりとした中にほんのりと粘度を持った感じ。
所謂「小麦粉使用のもったり感」は無く、滑らかな舌触りとなっています。
玉葱由来の豊かな甘味が広がり、そこから繋がる肉系の旨味の存在。
辛さは抑え目で後味にほんのりヒリッとくる程度。
このバランスも万人に愛される具合で非常に好印象です。

柔らかな旨味と辛味のシンプル・イズ・ベストっぷりで禿げウマ!!Σ(゚Д゚)


トンカツは1枚肉を20等分した細やかさ。
このサイズだとスプーンで掬った際にしっくりくるんですよねー。
厚みもやや薄めな感じが、カレーとライスにマッチしてて調度良い塩梅。
サクッと仕上がった揚げ具合です(・ω・)

という訳でトンカツ&カレー&ライスの三位一体で。
カレーの甘辛さにトンカツの旨味と油分がプラスされ存在感が更に飛躍。
カレーが濃すぎるで無く、カツが厚過ぎるで無く、正にバランスを重視した仕上がり。
やっぱカツカレーの完成形はこの一体感ですねー。

シンプルだからこそ分かり易い圧倒的禿げウマさ!!Σ(゚Д゚)

良い意味で変わらない味わい。
濃過ぎずややソフトかなと思うこの控えめさが、毎日でも食べられそうな優しいバランスを保っています。
もったりしないこの感じ、正に昔懐かしい味わい。
いつでもこの変わらない味が楽しめるというのは何気に貴重ですよ。

ウマウマなノスタルジックカツカレーをいただきました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m


スパイスカレーやエスニックが人気を独占する大阪のカレーシーン。
こういったある意味「地味」なカレーというのはなかなか注目を受けません。
しかしねー、個人的にはこういったタイプの方が食べ物として遥かにそそるんですけどねー。
今年は来るかカレーライス・欧風カレーブーム。。。

大阪駅前ビルの中では比較的新しい方のカレー屋さん。
これからもふらりとお邪魔したいと思います(^^)
次回は「クリームコロッケ」やな。


【十壱亭(じゅういちてい)】
ジャンル:欧風カレー
電話:非公開
住所:大阪府大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第1ビルB1F
交通手段:JR各線 大阪駅から徒歩約7分
営業時間:11:30~15:00
定休日:土曜・日曜・祝日
駐車場:無
サイト:無

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