『近江屋清右衛門』~京漬物屋プロデュースの欧風土鍋カレー☆~
お盆休みに突入しましたが、特に予定も無く食べ歩き姐さんと京都をブラブラ。
以前からBMしたまんまだった、こちら『近江屋清右衛門』に行ってきました。
京漬物「総本家 近清」がプロデュースするフレンチベースの欧風カレー専門店。
欧風カレーは普段あんまり頂きませんが、よく評判を聞くもんだから気になってたんすよねー。
なかなか1人じゃうろつかない丸太町エリアなんで、この機会に初訪問であります。
地下鉄烏丸線 丸太町駅の2番出入口から丸太町通を西に進む事約5分。
丸太町通沿いに赤と黒の看板が見えてきます。
喫茶店の様な外観に「欧風土鍋カレー」と書かれており、入口横には
漬物屋の私が、毎日でも食べて飽きないホテルで出る欧風カレーを始めました
~創業一七六四年 総本家 近清 店主~
との薀蓄が。
店内はこれまた昭和の喫茶店といった感じのノスタルジック感漂うレトロな雰囲気。
奥行きのある京都らしい「鰻の寝床」スタイルです。
入口からまず厨房&カウンターがあり、イートインのスペースは更に奥。
カウンター席・テーブル席の両方を完備で、お1人様にも優しい仕様であります(笑)
シェフと思しきコックコートの男性とフロア担当のお2人で営業。
テーブル席にてメニューを拝見。
といっても目を通したのはランチセットとお勧めメニューだけですが(笑)
この日のランチセットは「パルマ産生ハムとなすのカレー」と「温卵とチョリソーのカレー」の2種類。
そこに期間限定の「鱧のムニエルカレー」と看板メニューの「自家製欧風とろとろ牛バラカレー」が。
セットメニューでお安く済ますというテもありましたが、どうにもこの看板メニューが気になりまくりまして。
ちゅー訳で、今回はこの「自家製欧風とろとろ牛バラカレー」を単品で注文。
【自家製欧風とろとろ牛バラカレー】1,000円
縦長のラグビーボールみたいなお皿にライスを盛り、その上にはトロトロに煮込まれた牛バラブロック。
そしてルーは別皿の小型土鍋で提供されますのでグツグツ熱々。
牛バラの上にはフライドオニオンが盛られていて、細かな点がしっかりしてますなー。
ルーはとろみのある王道的な欧風カレー。
牛スネ肉、鶏ガラ、香味野菜、香草を煮込んだブイヨンに、20種類程のスパイスを合わせたルーとの事。
やはり欧風カレーらしく、コクの深みと旨みは強いですね。
しかしながらスパイスの風味は弱く…というより、1つの要因で掻き消されてる感じです。
ズバリ「塩気がキツ過ぎる」という点。
煮込みがキツいのか元々のレシピなのか、兎に角かなりの塩気の強さです。
「味が凝縮されている」という表現も出来るでしょうが、個人的にはかなりキツい濃度。
故に後半食べ疲れてきて飽きを感じます。
辛さもそれ程なので、カレーというよりビーフシチューに近くなってる印象。
牛バラブロックは半日煮込んでるらしく、ホロホロと解けるなかなかの柔らかさです。
デミグラスソースの仕上がりも良く、それがまたビーフシチューっぽさを強調してしまってますな(笑)
この牛バラ肉とライスで成立してしまってるので、メインであるはずのカレーが合ってない感じ。
ん~…期待値高かっただけにやや拍子抜けなのが本音。
兎に角強過ぎる塩気が全ての味を掻き消してしまってる感があり、非常に単調な味になっちゃってる気が。
「毎日でも食べて飽きない」どころか、1皿食べ切る前に飽きました。
薀蓄を読むと、期間限定カレーはレシピを変えてるみたいですし、次回があればそちらを頂こうかな。
【近江屋清右衛門】
ジャンル:欧風カレー
電話:075-254-0038
住所:京都府京都市中京区丸太町西洞院西入横鍛冶町113
交通手段:地下鉄烏丸線 丸太町駅から徒歩約7分
営業時間:11:30~14:00/17:30~20:00
定休日:水曜日
駐車場:無
サイト:http://curry-kyoto.jimdo.com/
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