『カレーノトリコ』～秋葉原エリアの芳純な本格スパイスカレー☆～

カレーといえば「欧風カレー」や「昔ながらのカレーライス」というのが一般的で、その他はインド・タイ・ネパール・スリランカ等の専門的な現地料理といったもの。
そんな中、ここ数年で関西、特に大阪にて爆発的に増加した「スパイスカレー」というニュージャンル。
現在では大阪を中心に数多くのスパイスカレー屋が誕生していますが、関東方面では余りそういった傾向はみられない感じでした。
が、なにやら近頃はその新たな風が吹き始めているようで。
ふとした切っ掛けで発見しましたこちら『カレーノトリコ』もその中の1店。
秋葉原の一角に昨年6月OPENした新進気鋭のスパイスカレー店です。
今回の遠征予定の中でも気になるお店やったもんで、超期待して突撃デス☆

都営地下鉄新宿線 岩本駅のA2出口から靖国通りを西に進み、最初の角を北上。
1ブロック通過して少しの所右手側に店舗を発見できます。
外観は民家的なレトロチック感満載の造りですな。
カレーのポットをかぶった店主と思しきロゴマークがイケてますね(・∀・)
開店20分前に到着しましたら既に先客が。開店前には10名ほどの行列に。

店内はL字カウンターのみで、これまたレトロ感漂う雰囲気の良さ。
キャパはざっくり10名くらい。店主＆スタッフの2名で営業されてるので調度良い感じです。

こちらのカレーは「インド風カレー」と「牛すじドライカレー」の2種類。
そして両方を合わせた「あいがけカレー」が。
トッピングはありませんが「インド風カレー」の具材は5種類から選択でき、＋150円で1種類を追加できます。
辛さは初回は0辛～10辛まで注文でき、2回目以降は「前回注文した辛さ＋10辛」まで注文できるというオモローなシステムです。
注文した辛さはポイントカードに記載してくれるので、10辛以上を希望する方はお忘れなく。

今回は「あいがけカレー」でチキンをチョイス。
辛さはデフォだと控えめらしいので5辛でお願いしました。

【あいがけカレー(チキン・5辛)】1,200円

注文から待つ事ざっと10分ほどで到着。
着皿からその漂うスパイス香が実に際立っております!!!
これは期待値上がりますね☆

まずは「インド風カレー」から。
サラサラの鉄板スパイスカレーには直前に炒められた大振りの鶏肉がゴロゴロ。
そしてその上にはカスリメティがこれでもかと振り掛けられています。
味わいは野菜の甘味中心でオイリーさは皆無のライトな口当たり。
5辛ですがそれでもソフトな部類に入るかなー。
芳純なスパイス感、特にカスリメティの仄かな苦味と風味がグイグイ迫ってきます。
ジューシーな鶏肉の香ばしさも合わさって、大変統率の取れた旨味。

旨味とスパイス感の融合で禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ)

お次は「牛すじドライカレー」を。
こちらはペーストに近くなるまで炒めた牛すじに蒟蒻を合わせたっつー変わり種。
牛すじキーマのグッと迫る濃厚さがむちゃくちゃ際立っています。
そして細かく刻まれた蒟蒻のプニプニ食感がオモローなアクセントになってますね。
炒めた玉葱の濃い甘みあって、これはかなりのガッツリ具合です。

濃密さと甘みがマッチしてて禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ)

両方を味わった後に混ぜ合わせて頂いてみますと、これまた味わい方が変化してイイ!!!
ほぼ連食にも関わらずサラッと完食してランチ終了です!!!
ハイレベルな東京スパイスカレー、堪能しました!!!m(_鶏牛_)m

前回上京時にとある「スパイスカレーっぽい店」で食べたカレーが余りにも合わなかったもんで、東京のスパイスカレーはアレかなーとか思ってましたが、いやいやいや…このレベルの高さは良い意味で裏切られました。
スパイスの風味のみが迸る感じではなく、しっかりと旨味が兼ね備わったグンバツのバランス。
やや辛味が弱かったですが、そこは好みのレベルにカスタマイズできるんで無問題すね。

スパイスカレーに関しては完全に西高東低と思っていましたが…いやこれは今後油断できないですねー。
この勢いで東京にももっと広がっていってほしいもんです(・ω・)

【カレーノトリコ】
ジャンル：スパイスカレー
電話：非公開
住所：東京都千代田区神田須田町2-15-1
交通手段：都営地下鉄新宿線 岩本駅から徒歩約3分
営業時間：11:00～14:00/18:00～21:00(土曜は12:00～15:00のみ)
定休日：日曜・祝日
駐車場：無
サイト：https://twitter.com/currynotrico