心斎橋『麓鳴舘』~創業49年!!老舗の路地裏喫茶で珠玉の欧風カレー☆~
大阪市北区・心斎橋。
御堂筋を中心に百貨店・専門店・ラグジュアリーブランドなどが集積する、大阪を代表する繁華街の1つです。
当然、飲食店の数も半端ではなく、新進気鋭のお店から歴史のある老舗まで多種多様。
大阪カレーシーンの中でも様々な古参店がありますが、今回訪れてみたのが『心斎橋 麓鳴舘(しんさいばし ろくめいかん)』です。
1974年創業の喫茶店なのですが、コチラの名物が実はカレー。
創業当時から守られてきた、伝統の味わいをいただきに突撃デス!!!
大阪市中央区心斎橋筋『心斎橋 麓鳴舘』
大阪メトロ各線「心斎橋駅」の5番出口から徒歩1分。
大宝寺通から1本入った路地裏に、煉瓦調の外観のお店発見。
「心斎橋 麓鳴舘」と刻まれた看板からも、長い歴史を感じます。
店内はカウンター&テーブルの全19席。
ジャズが流れるシックな空間は、「大人の隠れ家」といった雰囲気が広がっています。
お酒の数も豊富で、喫茶だけでなくバーとしても活用できるみたいですね。
かなりご高齢の女性お1人で営業されているので、焦らずゆっくりお待ちくださいな。
メニュー一覧
<food>
◆カレー(サラダ付)1,000円
◆カレートースト 450円
◆トースト 350円
◆鹿鳴館のカレーセット 1,800円
◆チーズ 500円
◆ナッツ 500円
◆キスチョコ 500円
フードメニューは喫茶店らしく非常にシンプル。
何気に「カレートースト」も気になりますが、今回は「麓鳴舘のカレーセット」をブレンドコーヒーでオーダー。
【麓鳴舘のカレーセット】1,800円
「昔懐かしい」という言葉だけでは片付けられない、なかなかに個性的なビジュアル。
ゴロッと入ったジャガイモ・茹で卵・ウインナーがインパクトあります。
これは何とも期待値上がり気味。
この圧倒的シンプルさ。
「これぞカレーライス」と言わんばかりですね。
創業50年の歴史を感じさせるカレーは、ほっと心温まるお家カレー…かと思いきや、思った以上に辛味とスパイス感を覚える本格派。
キュッとくる酸味も合わさって、何気にインド系に近い印象です。
しかし具は、ジャガイモ・玉ねぎ・茹で卵・ウインナーと昭和ノスタルジック。
この一見アンバランスな感じが、妙にグッとくる意外な相性の良さを発揮しています。
ライスは当然ジャポニカ米を使用。
炊き具合も硬くなく柔らかくなく、非常にイイ感じの仕上がり。
とろっとしたカレーにマッチしています。
食後のブレンドコーヒーには、黒糖菓子とフルーツがセットに。
キリッとした苦味と黒糖の甘味が、めっちゃエエ感じですやん~。
ほっこりと安らぎながらカレーの余韻に浸れました。
予想を覆すスパイシーなカレーライスで旨い!!!(^ω^)
これぞ年季の入ったカレーってやつですねー。
昔ながらでありながら、それだけじゃない個性を持った一皿。
50年近く愛され続けるだけあるハイクオリティな逸品でした。
ウマウマな伝統の味を堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m
来店の際は時間に余裕を持って!!!
現在はご高齢の女性お1人で営業されている様子。
足を悪くされているのか、動きはゆっくりなので、提供までの時間はまぁまぁ掛かるかもです。
来店される時は余裕を持っておいたほうがベターですね。
大阪有数の古参カレーを体感。
正に「温故知新」。
こういったカレーを知る事で、現在のカレーの見え方もまた変わるものです。
また良き老舗を攻めてみますか。
店舗情報
【心斎橋 麓鳴舘】
(しんさいばし ろくめいかん)
ジャンル:欧風カレー・喫茶店・バー
電話:非公開
住所:〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-3-12
交通手段:大阪メトロ各線「心斎橋駅」5番出口から徒歩1分
営業時間:14:00~21:00
定休日:不定休
駐車場:無
サイト:無し
店名間違えてますよ