『LES HIRODELLES～ほろ苦さ漂う大人の味!!南京町に但馬牛使用の欧風カレー専門店☆～』

横浜・神戸・長崎の3つの都市にある、日本の「三大中華街」と呼ばれる観光＆グルメスポット。
神戸はいわゆる「南京町」と呼ばれるエリアですね。
日本にいながらにして中国の雰囲気や美味しい中華料理を食べられるスポットですが、最近はこの元町エリアにもカレーシーンが押し寄せ始めています。

今回お邪魔しましたのはそんな中の1店である、コチラ『LES HIRODELLES（レ・ジロンデル）』です。
今年3月にOPENしました欧風カレー専門店。
どうやら通販サイトもあるみたいですが、元々こちらが先の様ですね。
一体どんな感じのカレーなのか、お邪魔してきました(^∀^)

神戸市中央区元町通『LES HIRODELLES』

お店はJR神戸線「元町駅」と南京町のちょうど中間辺り。
東龍街なる細い通りに面しています（説明ムズいから下記MAPを見てくんな）。
元町の中国的雰囲気の中に煉瓦調の外観は、なかなかの異文化感発しています。

店内は2階席合わせてカウンター16席、テーブル8席の全24席。
白を基調とした中に、暖色系の照明がほっこり落ち着きある空間に仕上げています。

＜メニュー＞
但馬牛濃厚とろすじカレー　レギュラー980円/スモール880円
但馬牛濃厚とろすじオムカレー 　1,100円

＜トッピング＞
ライス大盛り　＋50円
ライスダブル　＋100円
ルー大盛り　＋150円
ルーダブル　＋250円
肉増し（但馬牛すじ肉）　＋150円
目玉焼き　＋100円
ほうれん草　＋150円

※メニューは全て税別表記

メニューはシンプルに「但馬牛濃厚とろすじカレー」と、その派生「但馬牛濃厚とろすじオムカレー 」の2種類。
トッピングもシンプルながらツボ押さえてますね。

今回は「但馬牛濃厚とろすじオムカレー 」をデフォでいただきました☆

【但馬牛濃厚とろすじオムカレー】1,100円

到着しましたカレーは、ヴィジュアルからも分かる通りド直球の王道欧風カレー。
玉子で包まれたライスに濃厚さ感じるルーがたっぷりと掛けられています。
すじ肉のとろとろ具合もエエ感じすねー。

俯瞰からの眺め。ちと影入っちゃってゴーメンナサイヨーゴーメンナサイヨー。
しかしこの安定感ある存在感は欧風カレーの強みですな。

カレーは煮込みの深さを感じさせるとろりとした強めの粘度。
ファーストアタックは、ほんのりと伝わる仄かな苦味。
このビターな主張はスパイスによるものですかね。
甘さの無いこの効かせ方はなかなかの大人仕様です。

そしてそこから広がるコク深さと旨味。
但馬牛の牛すじから生まれるこの旨味は確かな上質さです。
辛さは程々で、方向性としては濃厚さのほうが強い感じ。

玉子はバター不使用で、カレーを作る際に出る但馬牛の脂を使用。
カレーとの一体感が生まれるのだとか。
確かにカレーとの相性の良さを発揮していますね。
全体のバランスをしっかり把握した良好欧風カレー。

ほろ苦さ×コク×旨味の大人仕様カレーで旨い!!!(^ω^)

食前に出てくるピクルスとミニサイズの洋梨のソーダ。
シュワッと爽やかな爽快感で、これは食後に飲んでも良い感じー。
ピクルスもカレーの良い箸休めですねー。

このほろ苦さはなかなか珍しいタイプですねー。
ジャンルとしては欧風カレーですが、なかなかの大人仕様な味わいで、お子様にはちょっとキツいかな？
しかし甘いカレーが苦手な人には一度食べてもらいたいカレー。

ウマウマなビターテイスト欧風カレーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m

今後の神戸カレーシーンの盛り上がりに期待!!

最近は神戸間借りカレーの先駆者『ラージクマール』とのコラボイベント等、精力的に活動しているコチラ。
これからも一丸となって「神戸をカレーの街に」という目標に挑んでほしいですね。

南京町といえば中華カレーですが、実直な欧風カレー店が現れましたね。
更なる盛り上がりを期待させる神戸カレーシーン。
大阪に追いつけ追い越せの精神で頑張っていただきたいです(^ω^)

店舗情報

【LES HIRODELLES】
（レ・ジロンデル）
ジャンル：欧風カレー
電話：078-515-6198
住所：兵庫県神戸市中央区元町通1-2-8 宮尾ビル1～2階
交通手段：JR神戸線「元町駅」から徒歩3分
営業時間：11:00～19:30（L.O.19:00）
定休日：火曜日
駐車場：無
サイト①：公式サイト（通販）
サイト②：Facebook