『アチャラ・ナータ』~優しさの中に1本筋の通ったスリランカプレート☆~

 

アチャラ・ナータ01
関西、特に大阪にてどエラい勢いで吹き荒ぶスリランカ旋風。
ここ2~3年の間に相当数のスリランカ料理店が誕生しているという一大ブームを巻き起こしています。
しかし東京の知人に尋ねますと、関東では関西ほどの盛り上がりは見れないという事。

が、しかーし!!!(゚Д゚)

少ない中にもハイレベルなお店が存在するのがお江戸のゴイスーなトコ!!!
今回お邪魔したのがこちら『アチャラ・ナータ』

『アチャラ・ナータ(Acalanātha)』とは梵名で「動かない守護者、無不動、不動使者」を意味する、仏教における「不動明王」の事。
ヒンドゥー教3最高神の1柱「シヴァ神」の異名でもあるありがたい店名です(笑)
大阪の某スリランカ料理店の店長Tさんや、東京のスリランカ案内人Uちゃんからもオススメされていました。
今回の遠征でのスリランカ料理はココに決まり!!!ってな訳で突撃デス☆

アチャラ・ナータ02 アチャラ・ナータ03
JR中央本線 中野駅の南口の前に伸びる大通りの1本左の細い道路をひたすら直進。
ざっくり200m程進みますと左手側にある「丸萬ビル」の3階に店舗を発見できます。
おおう…これはなかなかの雑居感満載なビルですね。。しかも3階。
この立地でやろうとする心意気、半端ではありません。

アチャラ・ナータ04螺旋になった階段をズンズン上がり3階へ。
ビルの鉄扉そのままのトコにお店のロゴや「営業中」の看板。
「ドアが重いですが、頑張って開けて下さい。開かない場合はノックして下さいね」と書かれてます(笑)
その下には「因みに、宗教関係のお店ではありませんので怖がらず(笑)」と(笑)
ちなみにこのイラスト、不動明王かと思いきやオーナーという遊び心Σ(゚Д゚)

アチャラ・ナータ05店内はソファーを利用したテーブル席等々。
ガネーシャのタペストリーなど、要所要所に異国の雰囲気を演出していますね。
オーナーシェフがお1人で営業されてる様なので、キャパ的には丁度良い感じー。

アチャラ・ナータ06席に着きましてメニューを拝見。
こちらのランチは「スリランカワンプレートミールス」の1本勝負。
チキンorポーク、豆カレーの2種類に、ソヤミート、ポルサンボールやサブジ的なスパイス炒め等々。
デザートも付いてくるエエ感じのコスパです。
オプションで「カトレット(スリランカ風コロッケ)」や「茄子のモージュ」等4種類の副菜がチョイスできるのもイイっすねーコレ。
今回は辛さ強めという「ポーク」をチョイス。オプションから「カトレット」と「茄子のモージュ」をセレクトしました☆


【スリランカワンプレートミールス(カトレット&茄子のモージュ付)】1,220円
アチャラ・ナータ07
楕円形のお皿に盛られましたワンプレート式のカレーランチ。
2種類のカレーが真っ二つの湖の如くです。
中央のライスの上にはポルサンボール、茄子のモージュ、カトレット、じゃがいものスパイス炒めが。

アチャラ・ナータ08 アチャラ・ナータ09
まずは「ポークカレー」をば。
一般的なスリランカカレーに比べ、ややとろみがある感じのまったり具合。
グッとくる濃厚な旨味に締まりのある酸味が感じられ、キレの良さを発揮しています。
辛さもなかなかに刺激的ですが、旨味を阻害しない適度さ。
柔らかな煮込みの豚肉にもマッチしていますね~。

濃厚さとキレが合わさってて禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)

アチャラ・ナータ11 アチャラ・ナータ10
続きまして「豆カレー」をー。
こちらは「ポークカレー」とは打って変わって大変ソフトな口当たり。
スパイスの利きや辛さは抑えめで、豆の味わいを押し出したマイルドテイストです。
レンズ豆の甘みが際立っていて、単体ではやや弱いものの、他のカレーと混ぜ合わせると真価を発揮しそうですわい。

円やかな旨味で禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)

そして双方を味わった後はー…

アチャラ・ナータ12スリランカ式混ぜタイム!!!(゚∀゚)

3種類のカレーと副菜を全てしっちゃかめっちゃかに混ぜ合わせていただきます☆
ポークの辛さや豆の旨味、茄子のモージュの甘辛さetc…様々な味わいが複雑に絡み合いながらも一体感を感じるこの不思議さ。
インディカ米のサラサラとした食感も手伝って、ズシンとくる重さの無い軽快さがたまらなく好みです。

混ぜ文化万歳で禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)

アチャラ・ナータ13 アチャラ・ナータ14
「カトレット」は衣のめが細かく繊細な食感。
鰯の風味が効いていて、これまたカレーとベストマッチする味わい。
こいつも潰して混ぜ混ぜしていただきます☆(・∀・)

アチャラ・ナータ15〆のデザートはキトル椰子の花蜜をかけたヨーグルト。
濃密ですが嫌味の無い優しい甘さの蜜と、柔らかな酸味のヨーグルトは鉄板の組み合わせ。
程良くHOTになっていた口内を優しく癒してくれます(^ ^)

ひっじょーに満足度の高いウマウマなスリランカプレートでした!!!
ご馳走様でした!!!m(_豚_)m


カレーや副菜総じて優しげでグイグイくる感じの無いマイルドな纏まり具合。
しかしその中にも1本筋の通った現地的なテイストを守っている印象です。
爆発力ではなく安定感に富んだ、マニアだけではなく一般の人達にも受けがよさそうな感じ。
東京のスリランカ料理店の数は多くないかもしれませんが、質の面では関西にも決して劣っていませんねー。

こちらはまた再訪して、夜のメニューも堪能してみたいもんすねー。
よし、今度は東京でスパイス食事会開こ!!!(誰が来るwww)


【アチャラ・ナータ】
ジャンル:スリランカ料理
電話:03-3381-3128
住所:東京都中野区中野2-27-14 丸萬ビル3F
交通手段:JR中央本線 中野駅から徒歩約5分
営業時間:11:30~14:3
0/18:00~21:00
定休日:火曜日
駐車場:無
サイト:https://www.facebook.com/acala.naatha2013

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コメント一覧

  1. シュガイ より:

    砂の岬の定休日を、とスマホを検索したらTAKさんのブログが表示されお邪魔しました。グイグイ惹き付けられました。TAKさんのお人柄が伝わり、とっても心地よい 禿げウマ~‼ 食レポですね。

    • TAK より:

      >>シュガイさん
      ありがとうございますー(^ω^)
      最近は東京遠征行けてないですが、また食べ歩きツアーしたいと思います!!
      今後ともシクヨロお願いしますm(_ _)m

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