『うぱさんのカレー屋さん』~台湾×印度の邂逅再び!!台湾屋台飯・蒼蠅頭と咖哩の究極フュージョン☆~
2018年のカレーシーンのテーマの1つは「他ジャンルとのコラボレーション」。
和食・中華・イタリアン・フレンチetc…別々の料理ジャンルを組み合わせる事で新たな可能性を模索する。
その傾向は関西よりもむしろ関東において顕著に表れている様に感じます。
中でも関西関東共に着目した「台湾料理×咖哩」。
大阪・松屋町『定食堂 金剛石』の「魯肉パリップ飯」。
東京・大久保『SPICY CURRY 魯珈』の「ろかプレート」。
双方共に台湾屋台飯「魯肉飯」とカレーのコラボレーションを体現。
そして今回紹介するのが、台湾からの第2の刺客。
同じく台湾屋台飯「蒼蠅頭(ツァンイントウ)」とカレーをドッキングです。
日本では 「魯肉飯」程の知名度はありませんが、最近では徐々に広まり出しているこの料理。
早くもカレーと組み合わせるとはヤバい才気です。
つー訳で、コチラ阿倍野区の『うぱさんのカレー屋さん』に再訪してきました。
地下鉄御堂筋線 昭和町駅から松虫通を西へ。
3つめの交差点を南に下り30m程進みますと左手にある『ever green』というBarにて営業。
店の前には看板&メニューが置かれています。
この日のメニューは定番の「ビールで煮込んだホロホロチキンカレー」と、期待の新作「台湾から来た刺客 ツァンイントウ風キーマ」の2種類。
基本的に合盛りで提供という太っ腹仕様です。
久々の訪問ですが、かなり認知度上がったのか店内はかなりのお客さんの数。
ランチもそろそろ終わりがけですが凄いですやん。
忙しそうに動いてるうぱ君に挨拶してオーダー待ち。
なんとギリギリ1食残っていただけで、後は「ホロホロチキンカレー」単品になってまうトコでした。
ああああ危なあああああ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
【合盛り(ホロホロチキンカレー&ツァンイントウ風キーマ)】900円
「蒼い蠅の頭」という日本の感性では有り得ないネーミング(笑)
しかしそのグロテスクな名前とは裏腹に、見た目は超旨そうです。
内容としては「四川風肉そぼろ」といった感じ。
上からの画像。
「ホロホロチキンカレー」と「ツァンイントウ風キーマ」の2色のコントラスト。
キャベツやトマトチャトニも彩りに華を添えています。
先ずは「ホロホロチキンカレー」から。
以前のそれとはヴィジュアルからして変化を感じます。
ホロホロとほぐれた鶏肉からはすんばらしく旨味が染み出てますやん。
相変わらずスパイス感と旨味、そしてフルーティーな甘味のバランスがイイ感じです。
ガツガツとくるスパイスの効きではなく、玉葱・マンゴーの甘味と鶏の旨味を引っ張る感じ。
まったりした味わいに調度良い刺激となっています。
スパイス・旨味・甘味の三重奏で禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
そして今回のお目当て「ツァンイントウ風キーマ」。
豚挽き肉とニラを炒めた台湾屋台飯。
通常はニラの茎部分を使用する様ですが、アレンジで全部使用。
豆豉の風味豊かな中にギュッと濃い目の塩加減。
そして刻んだ皮蛋が面白い食感を演出しています。
クセの強さはそれほど無く、肉の旨味とニラの風味、そしてスパイスのピリッとくる刺激。
確かにこれはツァンイントウ風なキーマカレー。
ん~コレはゴハンがススム君。間違いの無いメシ泥棒です。
凝縮感のある濃い目の旨味と塩気で禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
「ホロホロチキンカレー」と「ツァンイントウ風キーマ」を混ぜ合わせても、また味わいが円やかになってバランスの良さを発揮。
これは新たな名物の誕生ですねー。
「魯肉飯」に続く台湾飯とカレーのコラボレーションを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m
レギュラーカレーのクオリティもググッと安定感が増していますね。
そこに重ねて「ツァンイントウ風キーマ」の独自性はかなりのものです。
コレはもっとバシバシと名物としてアピっていくべき!!!
最近では売切れも早くなってきてるみたいなので、早めの時間の訪問がオススメです。
『うぱさんのカレー屋さん』、実は現在次なるステージへの準備段階だとか。
益々の活躍&オモローなメニューの開発に期待です(^^)
【うぱさんのカレー屋さん】
ジャンル:スパイスカレー
電話:非公開
住所:大阪府大阪市阿倍野区阪南町2-3-11 コーポ光102
交通手段:地下鉄御堂筋線 昭和町駅から徒歩約8分
営業時間:11:00~17:00
定休日:日曜・月曜
駐車場:無
サイト①:https://www.instagram.com/wptncurry/
サイト②:https://twitter.com/wptncurry
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