『げんき食堂』～西天満から新天地･都島へ!!!自然派スパイスカレーを打ち出すもう1つのルーデリー☆～

2018/03/11

かつて西天満にありましたカレー専門店『食堂玄氣』。
元々は心斎橋にあった『ルーデリー』の方が、先代から引き継いだ後に店名を変えて再出発されたお店。
有機野菜に拘ったナチュラル辛口カレーのお店として人気を博しておりました。

そんな『食堂玄氣』もいつの間にか閉店…と思いきや、実は移転していたという事実。
西天満から都島区に移りました『食堂玄氣』改め『げんき食堂』に行ってきました!!!

JR東西線大阪城北詰駅から京阪本線の高架下の北側を西へ。
ズズズイーっとざっと400m程進みますと、大和シャレー常盤ビルの1階に店舗を発見。
入口は川沿いの方なんでご注意です。

店内は窓際のカウンター席＆テーブル席。
オーガニック系のカフェ的な空気を感じさせます。
まぁ実際オーガニック系なんですが(笑)

厨房には細身の男性。
風貌からもかなりクセを感じさせますが、お話すると更なるクセを感じ取れます(笑)
やはりカレー屋は良い意味で「変な人」が多いですな(笑)

＜カレーメニュー＞
げんきカレー
野菜入り900円/地鶏入り1,200円/シーフード入り1,300円/和牛入り1,200円
トマトカレー
豆入り1,300円/シーフード入り1,500円/天然海老入り1,400円
キーマカレー
ゆで卵入り1,200円/野菜入り1,400円/全部入り1,500円

＜トッピング＞
辛さ普通～超極辛 0円～300円(更にアップも可)
ごはん大盛り＋100円
カレーソース大盛り＋300円
平飼い卵目玉焼き＋150円
セット(サラダ・ミニラッシー) ＋300円
サラダ盛り合わせ＋700円
おかず盛り合わせ＋500円～
みそ汁＋150円

カレーは3種類あり、其々にトッピングによる派生があります。
食材への拘り故か、全体的になかなかの強気な価格設定。

今回は「げんきカレー(シーフード入り)」の辛口に「平飼い卵目玉焼き」をトッピング。

【げんきカレー(シーフード・辛口)平飼い卵目玉焼き付】1,450円

懐かしき銀ポットで提供されるノスタルジックスタイル。
これぞカレーって感じがしますねー。
モリモリのお野菜＆魚介てんこ盛りっぷりも最高のヴィジュアル。

具材は人参・大根・トマト・蓮根・しめじ・さやえんどう・ブロッコリー・アスパラetc…様々なお野菜に、海老・イカ・タコといった魚介。
サラッとした粘度の無いカレーは、かなりライトなイメージです。

こんな感じで盛り付けてみたり。
こうして見るとホンマに具材たっぷりでヘルシー感満載ですな。

カレーはライトな口当たりながら、旨味の地盤がしっかりとしたテイスト。
地鶏ガラや牛すじ肉、昆布・鰹節・干し椎茸等から抽出したブイヨンの存在感。
そこに様々な野菜・果物による甘味・酸味がミックスされ、ナチュラルさの中に力強い味わいを感じさせます。
たっぷりの有機野菜＆新鮮魚介は、どれも旨味の固まり。
特に野菜類はえぐみの欠片も無く、野菜嫌いの子供に食べさせたい味わいです。

なんというか、流れる様に身体に染み渡っていく感じの綺麗な味わい。
油っこさや重さが全く無いので、なかなかガッツリのボリュームですが、まったく苦にならず。
辛口にしましたが、ヒリリとくる心地の良いレベルで、辛さに耐性が無くても全然イケます。
スパイスの発汗作用でじわじわと額が汗ばんできて爽快ですな。
「辛さを増す程、不思議と旨味とコクが増します」との事なんで、次回は「極辛」くらいにしてみようかな。