『創作中華厨房 まんねん』~創業20年のらーめんブランドで創作中華三昧☆~

 


「創作料理」
この言葉の持つ無限の可能性は計り知れませんな。
現在の大阪カレーシーンを築き上げた「大阪スパイスカレー」も言うなれば創作料理。
そんなスパイスカレーの中にも、『和レー屋 南船場ゴヤクラ』『カレーと酒のアテ 堕天使かっき~』といった更なる創作性を発揮しているお店もあり、正しく無限の可能性。
数ある創作料理の中から今回お邪魔したのは「創作中華」
こちら『創作中華厨房 まんねん』にて創作中華コースを堪能してきました!!(^^)

大坂・堂山町にて創業20年を誇るらーめん・餃子専門店『まんねん』の新業態。
心斎橋店の2階にて営業している創作中華料理屋であります。
今回とある打ち上げ会にて特別コースを堪能してきました!!!


地下鉄各線 心斎橋駅の1番出口から長堀通を東へ。
2つめの交差点を左折して約100m進みますと、左手になんともシャレオツな外観の店舗を発見。
入口の暖簾が無かったらバルやイタリアン的な雰囲気っすやん。

1階はらーめん・餃子専門店『まんねん 心斎橋店』
2階は創作中華『創作中華厨房 まんねん』
所謂「二毛作」っつーやつっすか。

今回用意されましたコース内容はコチラ!!!
「シェフのおまかせコース(飲み放題付き5,000円)」にて予約いただきました!!!
どれもこれも中華料理に遊び心を加えたナイスアレンジ。
こいつぁ楽しみ過ぎるラインナップです(^^)


【前菜三種盛り】
先ずは1品目は前菜の三種盛り。
この日は「静岡県産 天然ヨコワの生春巻」「とろ肉炙り焼」「海鮮揚げそば」
繊細な盛り付けはちょっとした高級中華チックです。
酸味の効いたソースでいただく生春巻は、ヨコワのむっちり感がなんとも独特の食感。
文字通りとろっとろのとろける口当たりの炙り焼は、上質な脂の甘さが際立ちます。
パリパリとした軽快な歯触りの麺と、イカ・海老といった海鮮の旨味あるあんの組み合わせもグンバツですねー☆


【香川県産カンパチの山椒ソース】

新鮮なカンパチの切り身に山椒を利かせたソースを合わせた一品。
白髪葱・オクラ・キュウリといただきます。
このまま食べるかと思いきや…

上から熱々の葱油をかけてからいただく演出っぷり!!
弾力と歯応えの両立した食感に、山椒のヒリリとくる刺激。
葱油の香ばしさも合わさって、創作性豊かでありながらしっかり中華です。


【とんこつカレー麻婆豆腐】

『まんねん』『まんねんカレー』の名物「とんこつカレー」と麻婆豆腐を組み合わせたスペッシャルなメニュー。
麻は抑え目、辣はキリッと迸るバランスに、じわっと広がる豚骨ベースの旨味。
にんにくチップの風味も手伝って、きゃなり濃厚パンチのある印象値です。

勿論ここはオン・ザ・ライス!!!(゚∀゚)

豚骨の旨味が利いた麻婆は、通常のそれと比べても白米に合う気がしますな。
ほんまはガッツリいきたかったですが、後の料理もあるのでグッと我慢(笑)


【自家製 豆腐のアイス】
ここでちょっと口直しのデザート。
豆腐を使用したアイスクリームという変わり種です。
普通のアイスに比べて脂肪分が抑えられている為、非常にさっぱりとした後味。
シャーベットにも似たライトさ際立つ食感で、一気に口内がクリアな状態に。


【変わり揚げポーク南蛮】

豚肉巻きをカラリと揚げたとこにタルタルソースをトッピング。
豚肉巻きは「山芋」「パクチー」の2種類があります。
サクッとした軽い食感からのねっとりとした口当たり。
豚肉の旨味・たるたるの酸味も合わさって、実に複合的なあじわいに。

そして驚きなのが「パクチー豚肉巻き」
熱を入れる事で甘味が出て、クセの抑えられたイイ塩梅の風味。
豚肉との相性もバッチシで、これパクチー苦手な人でもイケますな(^^)


【鹿児島県産黒毛和牛の青椒肉絲風】

中華料理の代表格「青椒肉絲」『まんねん』風にアレンジ。
本来ならば短冊切りにした牛肉・ピーマン・筍を炒めた品ですが、まるで鰹のタタキみたいな1本肉を豪快に焼き上げてカット。
レアな焼き加減のすんばらしー弾力・食感は、もうステーキの一言。
ヴィジュアルからは青椒肉絲な感はありませんが、味はしっかり青椒肉絲です。
このオモローな発想力ゴイスーすね。


【大分県産「蘭王」使用の贅沢オムちゃーはん】

ラストのメニューは『まんねん』名物「オムちゃーはん」!!!
しかも大分県産の高級卵「蘭王」を使用し、天辺に鶏の焼きもんが鎮座という特別製です。
トロットロのオムレツの下には、仄かにしっとりさを残す炒め具合の絶妙炒飯。
プリップリの鶏肉のジュースィーさも際立ってます☆
この三位一体となった時の旨味は、最早説明の必要すら無いでしょう(笑)


【自家製デザート(杏仁豆腐)】
〆のデザートは自家製の杏仁豆腐。
よくある寒天の様な硬さのものとは一線を画す、とろんと柔らかな舌触りは本格中華料理店のそれです。
杏仁の風味もしっかり豊かで、濃厚中華の口内をスッキリリフレッシュしてくれます。


どれもこれも創作性と味わいが両立してて禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)

総じて一般的な中華料理とは異なった方向性ですが、芯の部分はしっかり中華。
そして「なんちゃって」ではない土台を感じる味わいを発揮しています。
今回はコースでいただきましたが、まだまだ気になるアラカルトも目白押しです。

らーめん店の2階でこのクオリティの創作中華が味わえるこのギャップ。
しかも〆に1階『まんねん』のらーめんもいただけるっつーんですから、正に「痒い所に手が届く」っつーやつですやん(^^)
次回はふらっとお邪魔して、アラカルトで一杯やるのもイイ感じすね☆


【創作中華厨房 まんねん】
ジャンル:中華料理
電話:06-6244-7022
住所:大阪市中央区南船場3-6-4 「まんねん 心斎橋店」2階
交通手段:地下鉄各線 心斎橋駅から徒歩約5分
営業時間:17:00~22:00
定休日:日曜日
駐車場:無
サイト:http://www.mannenikimannen.com/

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