『櫻家伽哩本舗』～カレーと和食の邂逅!!ミシュラン2つ星の和食店主が手掛ける出汁旨カレー☆～

様々な他ジャンルからのカレーシーンへのアプローチ。
カレー熱高まり続ける大阪においても、この現象は広がりつつあります。
例えば堂島『LEONE』はイタリアン、『Zipangu Curry Cafe` 和風カレーHiGE BozZ』は『情熱うどん讃州』系列のうどん店がベースetc…
どこも其々の知識や調理法を取り入れた、独自性を持ったカレーを生み出しており、こういった他の料理の世界との邂逅はカレーシーンに新たな風を吹き込んでくれます。

今回お邪魔したお店は「カレー×和食文化」。
ミシュラン2つ星を取った大阪・豊中の日本料理店『とよなか 桜会』の主人・満田健児氏が、レシピ開発・プロデュースを手掛けるこちら『櫻家伽哩本舗』に行ってきました。
大阪カレーシーンの中でも和出汁を取り入れたカレー店は割とありますが、遂に星を取った料理人が乗り込んできましたか。
一流料理人が生み出す和のカレーライスを味わいに突撃です!!!

JR環状線 天満駅から天神橋筋商店街を北へ。
ざっくり100m程進みますと、右手に赤いファザードのお店を発見。
茶色い壁が板チョコみたいで、パッと見はパティスリーっぽいシャレオツ感。

店内も赤を基調としたデザイン。
カウンター＆奥にはテーブル席も完備してます。
スタッフの数も充実しており、サービス面にも流石の企業努力を感じますね。

カレーは基本のベースは同じで、トッピングの違いで8種類。
その他にトッピング類も充実しており、バリエーションの広さを感じます。
やはりカレーライスにはトンカツっしょ。
てな訳で今回は「北海道放逐豚のカツカレー」をオーダーしました(^^)

【北海道放逐豚のカツカレー】1,050円

楕円形の深みあるお皿に盛られたたっぷりのルー。
トンカツドッキングでライスがどこか分からないレベルすね(笑)
ふわっと香る出汁の香りが、やはり和のテイストを感じさせます。

ほんまカレーの海に浮かんだトンカツライス島でっせ。
しかしどこかフォトジェニックな感じもー。

カレーは所謂欧風系に見られる強い粘度は無く、スパイスカレーに近いサラサラ感。
鰹出汁＆昆布出汁ベースのカレーは、バターや小麦粉不使用のラクトフリー＆グルテンフリー。
ファーストアタックから投入された出汁の存在感が攻めてきますね。
辛さは抑え、旨味にスパイスの仄かな風味が寄り添い、しっかりしたバランスを確立。
が、鰹出汁にやや酸味を感じるのが舌に残る感じ。

トンカツは1口サイズにカットされていて食べ易いですなー。
キメの細かい衣がサクサクとした軽快な食感で、薄めの厚みがカレーとマッチ。

早速オン・ザ・ライス。
鰹出汁の酸味がやや気になりましたが、トンカツの脂の甘味とマッチし、エエ塩梅の味わいに纏まってますねー。
米の炊き加減も流石の調律具合で、カレーに非常にマッチした塩梅なのもGood。

和出汁カレーとトンカツの好相性で旨い!!!(^ω^)

バランス的にかなり出汁の面に特化した仕様のカレー。
流石に和食料理人が手掛けたといった印象です。
見た目以上に創作性の強い一皿に感じますねー。

和のテイスト感じるカレーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_和_)m

天満のど真ん中にインパクトのある新店が誕生しました。
名料理人レシピのカレーに企業系特有のスタッフ数とサービス性。
何気に良いトコ取りなお店ちゃいますかね。

天満エリアもカレーを扱うお店が増えてきて嬉しい限り(^ω^)

【櫻家伽哩本舗(さくらやかりーほんぽ)】
ジャンル：カレーライス
電話：06-6232-8853
住所：大阪府大阪市北区天神橋5-6-5
交通手段：JR環状線 天満駅から徒歩約3分
営業時間：10:30～14:00(L.O.)※土日祝は15:00L.O./17:00～20:00(L.O.)
定休日：月曜日(祝日の際は営業※翌平日が休業)
駐車場：無
サイト：http://www.sakuraya-curry.com/