『Gastropub THE TRAM』~際立つ煮込みの旨味!!阿倍野松虫のガストロパブでハイクオリティ欧風カレー☆~
止まる事を知らない大阪スパイスカレーシーンの拡大。
昨年辺りで落ち着くと思いきや、東京での「大阪スパイスカレー」のブレイクと共鳴するが如く、2019年も更なる盛り上がりを見せています。
しかし、カレーはスパイスカレーのみならず。
日本カレーの原点とも言える欧風カレーも静かに、しかし確実にその勢いを強めています。
今回お邪魔してきたのは大阪阿倍野区。
コチラに新しくOPENしたアイリッシュパブのカレーが、かなりのクオリティとの情報をGET。
そんな話を聞いたら速攻で味わいたいのがカレー好きというもの。
早速コチラ『Gastropub THE TRAM(ザ トラム)』に行ってきました!!!(^^)
大阪メトロ谷町線 阿倍野駅の6番出口からあべの筋を南へ。
ひたすら600m程進みますと右手に青いテントのお店を発見できます。
見た感じはちょいとオサレなビストロって感じ。
店内は奥に伸びる感じの造りで、手前にカウンター席、奥にはテーブル席とソファー席もあります。
白を基調とした、カジュアルながらもビッと品のある空間となっています。
オーナーシェフと思しき男性と奥様のお2人で営業されており、息の合ったオペと気持ちの良い接客でもてなしてくれます。
オーナーは6年間イギリスで生活していたそうで、帰国後は複数のホテルでフレンチを学んだそうな。
<ランチメニュー>
ブロッコリーとミートソースのフリッタータ 890円
(スープ、パン付き)
ベーコン・春キャベツ・キノコのクリームスープパスタ 960円
(スープ、パン付き)
欧風ビーフカレー 990円
(スープ付き)
<セット>
コーヒーor紅茶 +150円
この日のランチは3種類を用意。
基本的にパスタとカレーはレギュラーで出しており、内容はその時々で変化します。
この日のカレーはシンプルな「欧風ビーフカレー」。
勿論コチラをチョイスです(^^)
【欧風ビーフカレー(スープ付き)】990円
懐かしさ感じる楕円形のお皿に、これまたノスタルジックな雰囲気を醸し出すカレー&ライス。
到着した瞬間に「おっ」と感じさせるオーラがあります。
そっとグリーンサラダが添えられているだけで映えますねー。
ん~シンプルなヴィジュアル。だがそれがイイ。
煮込みの強さを感じさせる辺り、もはや期待感しか無い。
カレーは欧風系に属するタイプながら、粘度は控えめなさらりとしたとろみ。
具はゴロゴロとした牛肉&人参とこれまたシンプルなまとまりです。
ファーストアタックはデミグラス系のコクの強さと僅かに感じる酸味。
ぎゅっとした凝縮感を感じさせながらもしつこさの無い仕上がりです。
そこから後追いで感じる心地良い辛味。
この辛さのバランスも絶妙で、旨味と共存する良い調律具合。
両方をしっかり際立たせるって何気に凄いですねコレ。
牛肉はとろとろになり過ぎない、程良く肉の食感を残した煮込み具合。
人参の甘さも重なってこちらも非常に良い塩梅です。
そして際立つライスの炊き加減。
欧風カレーに合わせたちょっと硬めという難しい標準をしっかりキープ。
これがカレーの完成度を更に高めています。
オーソドックスな欧風カレーをハイレベルに作り上げていて禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
この日のセットのスープは「牛蒡とじゃがいものスープ」。
ポタージュ状のスープで、まったりとした舌触りに牛蒡の風味とじゃがいもの甘み。
このスープ1つ取ってもシェフのレベルの高さが感じられます(^ω^)
奇を衒う事は何もしていないシンプルさ。
そしてカレーとライスだけで満足させるハイクオリティさ。
これは久々にグッとくる欧風カレーに出会いましたね。
ウマウマな本格欧風カレーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m
流石はホテル仕込みと言うべきか、予想以上の味わい。
料理の基礎というか、土台のしっかりした安定さを感じさせます。
おそらくどんなタイプのカレーを作っても旨いんじゃなかろーか。
カレー&パスタの内容はその都度変更するので、また次回も楽しみになります。
(近々グリーンカレーも出るそうな)
欧風カレー好きの方には是非お勧めしたいお店であります。
しかしこの感じなら何気にパスタも食べてみたいですなー(^ω^)
【Gastropub THE TRAM】
(ガストロパブ ザ トラム)
ジャンル:欧風カレー/パスタ/パブ
電話:06-6624-9668
住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町1-12
交通手段:大阪メトロ谷町線 阿倍野駅から徒歩約8分
営業時間:11:30~14:00(L.O.)/17:30~21:30(L.O.)
定休日:木曜日
駐車場:無
サイト:無
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