『PAPAN Kitchen』~シンプルさの中に深みが光る!!!噂の秀逸ドライカレーを実食☆~
昨今のスパイスカレーやインド・ネパール・スリランカといった現地系カレーの人気は本当に鰻上りですねー。
対して、マニアの間では今一つ火が点かないカレーライス・欧風カレーというジャンル。
挙句の果てには「欧風カレーはもう古い」などという暴論を吐く輩まで。
(まぁネタと分かっていますが。。。)
しかし考えてみれば、我々世代の人は幼少期のカレーと言えば間違い無くそれらだった訳で。
そんな欧風カレーの現状況を見直すべく、原点回帰の意味も含めてお邪魔してきたのがこちら『PAPAN Kitchen』。
英国風カレーを提供する、創業5年の大阪カレーでも中堅的なお店です。
以前からこちらの「ドライカレー」の評判を聞いてチェックしておりましたが、ようやくの初訪問でゴワス(・ω・)
各線 天神橋筋六丁目駅の2番出口から、目の前の道を北へ。
ざっくり200m程進んだ先にあるT字路(4本目)を右折して少しの所に店舗を発見。
黄色いテントと看板がなかなかに映えますねー。
店内はカウンター8席のコンパクトなキャパ。
お店的にそんな古い訳ではないんですが、どこかノスタルジックさ感じる造りすね。
オーナーシェフの方がパパンなんでしょうか。
気さくで愛想の良い接客がめたくた高感度高いやないすか(^ω^)
メニューを拝見しますとこんな感じ。
基本のカレーは同じで、トッピングやパスタ等の派生メニューがズラリ。
何気にカレーではない「おまかせスパゲティー」とかもあったり。
今回は初志貫徹で「ドライカレー」をオーダー(・ω・)
【ドライカレー】900円
カレールーで炒めたライスの上に、更にカレールーを投入。
その上には温玉がトロリとトッピングされています。
どこかノスタルジーな雰囲気を醸し出すヴィジュアルっすねー。
何気にオニオンスープがセットになっちょるのがありがたや。
ドライカレーは一般的なパラパラのタイプではなく、ルーのウェットさを残したセミドライ的。
べたつきと言うよりも、しっとりとした口当たりが口内に広がる感じ。
ドライカレーという単語からは想像つかない、物凄くソフトな食感です。
ルーは欧風系のとろみを持ちながらも重さは皆無。
小麦粉ではなく素材による粘度故でしょうか。
辛さ・スパイスの主張よりもコク重視のマイルドな味わいが堪らんすね。
王道な中にハイレベルさを光らせる禿げウマさ!!!Σ(゚Д゚)
頂点の温玉をぷちっと割りますと、トロトロ卵黄の土石流。
濃厚な黄味を絡めていただきますと、旨味とコクが更にパワーアップ!!!
まったりとした甘みが絡み、マイルドカレーとの相性はこれ以上無い組み合わせ。
このフュージョンはほんま天下無敵ですわー。
黄味の円やかさとカレーのコクがマッスルドッキングで禿げウマアアアア!!!!Σ(゚Д゚)
添えられたオニオンスープは、あっさりとした旨味の中に玉葱の甘み。
キレの良さがカレーの後の〆にもバッチシ合いますな(^^)
正しくシンプル・イズ・ベスト!!!
一見すれば物凄く普通なカレーライスですが、バランスの良さがめちゃハイレベル。
辛さが立つ訳でもなく、スパイス感が迸る訳でもなく、欧風系の濃厚さが強烈な訳でもない。
しかしそのどれもが「物足りなくない」。
即ち「絶妙の良い塩梅」を生み出しています。
これ何気に凄い事っすマヂで。
ウマウマな独自性ドライカレーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_パ_)m
欧風系(英国風ですが)でこれだけ優しい味わいはお初やも。
それでいてしっかり満足感のある旨味を体現。
これ絶対シンプルな「ビーフカレー」で食べても旨い事必至です。
…でも何気に「おまかせスパゲティー」気になるわ~(笑)
こちらは再訪して、トッピング系も試してみんとねー。
「スパゲティーカレー(ライス付)」もアリやな(・∀・)
【PAPAN Kitchen(パパンキッチン)】
ジャンル:欧風カレー/スパゲティ
電話:06-6354-5618
住所:大阪府大阪市北区長柄中1-7-8
交通手段:各線 天神橋筋六丁目駅から徒歩約5分
営業時間:11:00~20:00(ランチタイムは14:00迄)
定休日:不定休・大晦日・元旦
駐車場:無
サイト:無
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