『サッチェズカリー』~神山町にて満を持しての実店舗OPEN☆~
Barなどの御昼間を借りて営業する、所謂「宿借り系」と呼ばれるお店。
そこで経験を積んでから実店舗をOPENするというスタイルも最近の流れですね。
裏谷四『ゼロワンカレー』や天満橋『ヤドカリー』辺りがそんな感じ。
そしてこの度、また新たな宿借り系卒業生が誕生!!!
中崎町『Common Cafe』にて月曜日のみ営業していた『サッチェズカリー』。
去る5月9日に神山町にて実店舗OPENしました訳であります。
OPENすぐに速攻で突撃して参りました☆(・ω・)
地下鉄谷町線 中崎町駅から南へ約300mほど。
(財)大阪YWCAの真向かいに黄色いファザードのお店を発見できます。
更に店舗前には赤い縁取りの看板。なんともカラフルっすね~。
沢山の開店祝いのお花も届いており、その慕われっぷりが見て取れます。
てか、確か以前もタイカレーを扱ったCAFEっぽいお店だった気が~。
店内は置くに伸びた鰻の寝床的なスタイル。
観葉植物があちこちに置かれ、どこか南国チックな雰囲気を醸し出しています。
『Common Cafe』時代よりキャパは減りましたが、お1人で営業される事を考えればこの規模がベストと言えるでしょうな(・ω・)
席に座ってメニューを拝見。
『Common Cafe』時代からの定番「野菜キーマ」に日替わりのカレーが2種類(肉・魚介or野菜・豆)。
「野菜キーマ」と日替わりカレー1種を組み合わせた2種盛りも選択可能です。
以前あった3種盛りが無くなったのは至極残念ではありますが、各種をじっくり味わうには2種が調度良いのかな。
この日の日替わりは「ほうれん草と新じゃがのカレー(800円)」と「豚バラと金時豆のカレー(800円)」。
当然の如く2種盛りをチョイスし、「豚バラと金時豆のカレー」を選択しました☆
【2種盛り(野菜キーマ+豚バラと金時豆のカレー)】900円
ターリーに盛られたカレー・玄米・アチャール。
実にシンプルな組み合わせですが、それだけに各種類の味わいが明確になりそうです。
玄米には「野菜キーマ」が掛けられ、日替わりのほうはカトリに盛られており、半端に混ざらないのでありがたや~ですな。
まずは定番「野菜キーマ」から。
「野菜」といってもベジではなく、数種類の野菜と牛豚の合挽き肉を合わせたミクスチャーキーマ。
合い挽き肉の旨味がギュッと濃縮された中に、細かく刻んだ野菜類が程良く円やかに。
軽く食感を残したトコも良いアクセントですねー。
上に添えられた細切りの生姜が爽快感を演出しており、キーマのオイリーさを軽減する効果。
優しい旨味と爽やかさで禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
続きまして日替りの「豚バラと金時豆のカレー」を。
こちらはネーミングの柔らかさとは対照的にズバッとスパイス感の強さを発揮。
辛味もなかなかでじんわりと汗ばんできます。
そこから金時豆の甘味が後追いで広がり、着地点としては幾分マイルドになるバランスの良さ。
豚バラの脂分も強過ぎず、総合的に見て大変レベルの高いスパイスカレーすね~。
味わいの変化球が禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
ライスはカレーには定番の玄米使用。
プチプチとした軽い食感と粘りの薄さが、セミドライ的なキーマやサラサラカレーにマッチしまくり。
カレーの内容によって使用する米を変える事もあるみたいで、ココもまた楽しみなところ(゚∀゚)
2種類のカレーでしっかりメリハリの付いた、ハイレベルなスパイスカレーを堪能!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m
以前より更に深みを増し、レベルアップを感じさせるカレーですねー。
グイグイと追い立ててくるスパイスの荒々しさを抑え、旨味と纏まりを重視したバランス型スパイスカレーといった印象です。
スパイスカレーとインド系の中間的なイメージを浮かべさせます。
この界隈には似たタイプの無いカレーなので、これはひっじょーに有り難い新店誕生ですわい♪
近場(??)の『ナーガカリー』と一緒に一帯を盛り上げていただきたいもんです。
甘党でもあるオイラとしては、近場のフランス菓子店『Patisserie Ravi,e relier』、たい焼きの『大阪浪花家』と合わせて訪問したいっすねー(・∀・)
【サッチェズカリー】
ジャンル:スパイスカレー
電話:非公開
住所:大阪府大阪市北区神山町14-23
交通手段:地下鉄谷町線 中崎町駅から徒歩約7分
営業時間:12:00~15:00/18:00~20:00(金曜はランチのみ)
定休日:偶数週の火曜と水曜
駐車場:無
サイト:https://twitter.com/sacchescurry
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