『はるかなるカレー』~銀座ど真ん中の食材に拘り抜いた宿借りスープカレー店☆~

   2017/08/17


関西のカレーシーンの中でも一際輝く「宿借りカレー」
Barや居酒屋といった夜営業の店舗のランチタイムを借りてのこの営業スタイル。
今や関西において人気カレー屋の登竜門的な存在となっています。

そんな宿借りカレー、今では東京でも数多く見掛ける様になりましたねー。
新宿ゴールデン街の『サンラサー』
新宿ゴールデン街と高円寺のカフェでの日替わり営業『リトル・トリー』
墨田区のシェアカフェにて営業する『アハサ食堂』
目黒区のオーセンティックバー間借りの『宇宙カレー』etc…
そして中央区・銀座のこちら『はるかなるカレー』

ご実家である新潟の食材の良さを伝える為、得意のカレーでお店を始められたそうな。
遂にきました東京の宿借りカレーブーム、この機会に突撃してきました!!!



東京メトロ日比谷線 銀座駅から西へ。
銀座6丁目のウエストビルの2階に店舗を発見できます。
まぁまぁな不定休っぷりというお話を聞いてビビッてましたが、看板を発見してホッと一息。

2階に上がって奥に進みますと、ポスター&「おーぷんしてます」の張り紙(・ω・)
店内はカウンターのみのキャパ7席と、所謂スナック的な造り。
そんな店内にお客さんがみっちり満席やったもんで、一度出直して参りました(笑)
ちなみに店主のオネーサンが遥さんだから『はるかなるカレー』なんすね。納得。


メニューはシンプルに「はるかなるカレー」の1本勝負。
その他はトッピングが5~6種類あります。
今回はシンプルに素の味が知りたいので、デフォでオーダーしました(^^)


【はるかなるカレー】1,000円

深みのある楕円形のお皿に盛られましたカレーは、ゴロンゴロンの野菜類と手羽元がガッツリ乗っかったスープカレー。
所謂「札幌スープカレー」とはまた一風違ったヴィジュアルですな。
溢れんばかりの野菜の量が、店主の故郷に対する熱い想いてんこ盛りですやん。

上空からの写真をば。
ライスの量と具材の量の差を見れば、如何にてんこ盛りかお分かりかと(笑)

カレーは透明度のあるサラサラスープカレー。
爽快に広がるビシバシのスパイス感ですなー。
やや漢方的なテイストすら感じる効き具合です(まぁスパイスは漢方ですが)。
その土台にある大山鶏と貝柱による出汁の旨味もエエ感じです(^ω^)
なんとも特徴的なバランスですねー。

ライスは新潟県長岡産の玄米使用。
プチプチとした弾力ある食感にほろりとした軽快なほころびが、ス-プカレーにむたくた合いますやん!!!
何気に玄米ってカレーと好相性ですな。


具材のお野菜は南瓜、獅子唐、キャベツ、茄子、トマト、枝豆、芽キャベツ、オクラ、水菜etc…いやほんま盛り沢山。
そこ大山鶏の手羽元がゴロリと。
どの野菜もえぐみの無い甘味・旨味満載で、野菜嫌いに食べて貰いたい逸品です。
大山鶏のほろりとした柔らかさも合わさって、様々な旨味が一体となった極上な味わい。

スパイススープカレーとでも言うべき独創性で禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)

スープカレーの要素とスパイスカレーの要素を掛け合わせた様なオリジナリティ。
新たなスープカレーの可能性を発揮したウマウマな仕上がりです。
ほんまこの独自性、今の大阪のスパイスカレーに通じるものを感じます。
お昼の銀座に隠れた名スープカレー店でした!!!
ご馳走様でした!!!m(_は_)m


高級なイメージしかないザギン(古っ)の一角にも宿借りカレーが現れるとは。
良い時代になったものだ(KING風)
関西ではまだまだシェアが広がらないスープカレーというジャンル。
こういった新たな風にインスパイアされるお店がどんどん増えれば、関西カレーシーンの更なる盛り上がりに影響しそうですね。

東京スープカレーツアーとかもオモローそうやなぁ(・ω・)


【はるかなるカレー】
ジャンル:スープカレー
電話:03-3572-4506
住所:東京都中央区銀座6-2-6 ウエストビル 2階
交通手段:東京メトロ日比谷線 銀座駅から徒歩約7分
営業時間:12:00~20:00(L.O.18:30)※土日祝は不定営業
定休日:不定休(詳細はfacebookにて公開)
駐車場:無
サイト:https://www.facebook.com/haruka.curry

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