池下『カレー幸』~ノスタルジーの極み!!時が止まったかの様な若水の超老舗カレー☆~
日本人のDNAに刻み込まれた味わい「カレーライス」。
大阪スパイスカレーや数々のエスニック系のカレーが人気を博する中、やはりジャパニーズ・カレーライスこそが「原点」と言えるのではないでしょうか。
今回(つっても10月頃ですが)ふらっと訪れたのは愛知県名古屋市。
千種区若水の『カレー幸(ゆき)』に行ってきました。
昭和38年(1963年)創業。なんと58年に渡って、近隣の方々の胃袋を満たしてきた名店。
近隣には愛工大名電もあり、噂によるとかのイチロー選手も通ったとかなんとか。
老舗中の老舗に突撃リサーチです!!
名古屋市千種区若水『カレー幸』
地下鉄東山線「池下駅」の西改札口から北に延びる路をずずいと直進する事約1km。
右手に黄色いテントの…いやこれ営業してんすかね。
思わずそんな考えが浮かんでしまう外観っす(笑)
いや直しましょうや(-`д-;)
盛大にぶっ壊れてますが、「直すと味が無くなる」という事でそのままなんだとか。
なかなか破天荒な店主さんの様子。
店内は…こりゃ昭和で時間が止まってますな。
というか創業から一切変わっていないんじゃないかって内装は、ノスタルジーを通り越して最早タイムスリップ。
お爺さん&お婆さんのお2人で営業されており、やや毒のあるトークも相まって、一種のアトラクション的感覚に陥ります。
メニュー一覧
<メニュー一覧>
カレーライス 350円/大盛390円/盛々430円
ハヤシライス 350円/大盛390円/盛々430円
カツカレー 450円/大盛490円/盛々530円/ダブル630円/ダブル大盛680円/ダブル盛々720円
カツハヤシ 450円/大盛490円/盛々530円/ダブル630円/ダブル大盛680円/ダブル盛々720円
カツライス 420円/大盛450円/ダブル580円/ダブル大盛630円
カレーライスandトンカツ 630円/大盛670円
ハヤシライスandトンカツ 630円/大盛670円
いやこれマジで変えてねーだろって具合のボロボロさと異常なレベルの激安っぷり。
“カツカレー”と“カレーライスandトンカツ”って何が違うんやとか、色々ツッコミどころ満載っすね。
今回はシンプルに“カツカレー”をレギュラーサイズでオーダーしました!!
【カツカレー(並盛)】450円
外観、内観、そしてカレーのヴィジュアルもノスタルジー。
懐かしの楕円形のお皿は、まるでキレンジャーが愛したカレーライスの様です。
ボリュームもしっかりしていてサラダ付き。
今時これをワンコイン以下で出すとかえげつないっすね。
添え物はラッキョウか福神漬けかと思いきや紅ショウガ。
つくづく何から何までノスタルジー。
カレーはまったりとした粘度を持った懐かしさ漂う様式。
コクのあるファーストアタックから土台となる具の溶け込んだ旨味。
そして後味にピリリと感じるくらいの程良い辛さ。
正しく王道。正しくジャパニーズ・カレーライスってやつです。
あーだーこーだ言う必要も無く、ただただ旨い。
豚カツは大判って感じではありませんが、それでもこの価格からすれば十分過ぎる大きさ。
カレーでほんのりしなっとなった感じもまた良きなもんです。
サラダは至ってシンプル…と思いきや、何でか唐揚げが乗っております。
噂によると女性には更に海老フライが付くとか付かないとか。。
どこまでサービス精神旺盛なんでしょ。
昭和感満載な日式カレーライスで旨い!!(^ω^)
いやもう本当に昭和を体験できる貴重なお店ですなー。
カレーも特別感がある訳でなく、しかしそれが逆に良い。
こういうお店はまだまだ長くやっていってほしいもんすねー。
ウマウマなノスタルジックカレーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m
臨時休業には要注意!!!
こちら定休日は日曜日・祝日となっていますが、流石に店主もご高齢。
完全休業ではなくとも臨時休業も多々あるそうなので、行かれる際はTELで確認するのもアリかもしれませんな。
こういう古き良きお店があるのは本当に貴重。
大阪で言えば千林大宮の『カレーダイヤ』的存在感ですね。
名古屋が誇る老舗の美味しさ、流石でございます。
名古屋メシも良いけどカレーもね(・∀・)
店舗情報
【カレー幸】
(カレーゆき)
ジャンル:カレーライス
電話:052-711-3744
住所:〒464-0071 愛知県名古屋市千種区若水3-5-27
交通手段:地下鉄東山線「池下駅」西改札口から徒歩14分
営業時間:11:30~14:00
定休日:日曜日、祝日(臨時休業あり)
駐車場:無
サイト:無
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