豊津『ZAWA CURRY』～これぞ王道!!吹田の地に高純度スパイスカレーを発見☆～

2022/07/16

大阪市内の豊富なカレー屋の数に対して、淀川を渡った先の豊中・吹田・摂津エリアからは、急にその数が減少する大阪のカレー事情。
しかし、数こそ少ないですがそれぞれのレベルは高く、正に「粒揃い」といった感じです。

今回訪れたお店も、そんな中の1店。
こちら『ZAWA CURRY（ザワカリー）』にお邪魔してきました！！
「豊津駅」前のダイニングバー『器酒亭（キッシュテイ）』のランチタイムに営業しているスパイスカレー専門店です。

評判を聞く一皿をいただきに突撃デス！！！

大阪府吹田市山手町『ZAWA CURRY』

阪急千里線「豊津駅」の東側出口から徒歩1分。
線路沿いを北に進むとザワカリーの看板が見えます。

店内は木目を基調とした落ち着きあるバルスタイル。
カウンター＆テーブルを完備しているので、色々なシーンで使えそうです。

メニュー一覧

＜メニュー＞
◆チキンカレー　850円
◆粗挽きラムコルマ　900円
◆あさりポークキーマ　900円
◆あいがけ　1,200円

＜トッピング＞
大盛　＋200円
小盛　－100円
半熟卵のスパイスオイル漬け　＋100円

ふむふむ、王道の「チキンカレー」の他、現地っぽいもの・出汁系的なものも揃えたオールラウンダーといった感じのラインナップ。
カレーはあいがけ可能っつーのもありがたや～です。

今回は「チキンカレー」と「あさりポークキーマ」に「半熟卵のスパイスオイル漬け」をトッピング。

【あいがけ（チキンカレー＆あさりポークキーマ）／半熟卵のスパイスオイル漬け付き】1,300円

お！！これは期待値を爆上げしてくるヴィジュアル。
2種類のカレーを主軸に、数は揃えながらもちゃんと添え物としてのポジションを守る副菜。
この黄金比とも言えるバランス最高です。

そんな副菜は「赤玉葱のチャットマサラ和え」「ゴーヤのサブジ」「小松菜スパイス炒め」「レンコンの花椒炒め」「ネパール風大根のアチャール」「新じゃがいものサブジ」「ダル（豆カレー）」。
それぞれ少しずつ楽しめるこの量がイイ感じやないすか。

先ずは安定の「チキンカレー」からいただいてみます。

ファーストアタックからバシッと効いたスパイス感。
そこからじわっと広がる鶏の旨味とのダブルインパクトは、素晴らしい調律具合です。
ごろっと入った鶏肉の食べ応えも抜群。
スタンダードながら上質さを感じさせるこの一品だけで、作り手のレベルの高さが窺えます。

続いて「あさりポークキーマ」。

細かく挽かれた豚肉の旨味と、その中に感じるあさり出汁の旨味。
この2種類の味わいがまた見事に融合してる訳で。
辛味やスパイス感は抑えめながら、素材の持ち味がグイグイ出た満足度の高い逸品です。
うひー、これめっちゃ好みの味。

数々の副菜は、単体で食べるのは勿論、カレーと合わせる事で真価を発揮。
特にトッピングした「半熟卵のスパイスオイル漬け」は、とろっとした黄身の濃厚さがカレーと合わさる事で、見事な味変を生み出しています。

最後は2種類のカレー＆副菜を混ぜ合わせると、イイ感じの多層感が生まれてこれまた旨い。
マジでトータルバランスに優れた一皿に度肝を抜かれましたねコレ。
これは他のレパートリーも気になるところです。

抜群のチューニングに仕上がった旨味押しスパイスカレーで禿げウマ！！！Σ(ﾟДﾟ)

想像を超える圧巻のクオリティで驚かされました！！
シンプルな構成と洗練された味わいは、かなりハイレベルに感じますね～。
骨太な実直さをぜひ味わってみてください。

ウマウマな王道系スパイスカレーを堪能しました！！！
ご馳走様でした！！！m(_ _)m

まだまだレパートリーは盛り沢山！！

定番メニューの他、「気まぐれカレー」として1～2種類を日替わりで提供。
訪れる度に変わるそのスタイルは正に一期一会。
この引き出しの多さは魅力の1つ。再訪が楽しみになります。

大阪市外も徐々にですが盛り上がりを見せていますね。
更なる隠れた名店を探してみるのも面白そうです。

店舗情報

【ZAWA CURRY（ザワカリー）】
電話番号：06-6319-9839（器酒亭）
住所：大阪府吹田市山手町2-7-7 ドミニオン豊津Ⅱ101「器酒亭」内
アクセス：阪急千里線「豊津駅」東側出口から徒歩1分
営業時間：11:30～14:30（L.O）
定休日：水曜日（不定休あり）
駐車場：無
サイト：Instagram