『ぽてちん食堂』~創業43年を誇る西成カレーが玉造に降臨☆~
長年続いているお店の味というのは、やはり特別なんだなーと思う今日この頃。
爆発的な人気とかではなく、地道に地域に受け入れられる味を作り続けるっつーのもゴイスーな事だと思う訳で。
今回お邪魔したのはそんな懐かしさ漂う古参の味を継承する新店『ぽてちん食堂』。
西成の地で43年という長きに渡りカレー屋を営んでいる『YAMA』の味を受け継いだお店が玉造にOPENしました。
とは言うものの、ワシ自身『YAMA』のカレーを食べた事がある訳ではないのですが、そんな歴史ある味わいを堪能すべく、今回OPENも早々に突撃してきました!!!(゚∀゚)
各線 玉造駅から長堀通を東へ。
玉津1交差点を超えて更に道なりに進み、150m程先にある角を左折。
ちょいと直進しますと、右手側にオレンジ色のテントのお店を発見。
入口に掛けられた「なにがなんでもぽてちん!」の暖簾が目印になりま(・ω・)
店内はカジュアルなCafe空間に鉄筋の柱が配置された、なんともCoolなデザイン。
なんや前衛的な雰囲気出してますやん。
カウンター&テーブル配備で、お1人様からでも気軽に入店できます。
OPEN仕立てな為か、店員さんは結構な人数入られてますな。
その為オペはエエ感じの走り出しっす。
カウンター席にてメニューを拝見。
こちらのカレーメニューはちょっと珍しく、プレーンカレー的なモンがありません。
「エビフライ」「カツ(牛ロース)」「フィッシュフライ」「イカリング」の4種類の揚げ物からトッピングをチョイスされてる感じすねー。
勿論トッピングの追加も別途可能。
辛さは「甘口」「中辛」「辛口」から選べます。
やはりここはカツでしょ!!!ってなワケで「カツ(牛ロース)カレー」を辛口でオーダー。
【カツ(牛ロース)カレー※並盛り・辛口】890円
ライスの上に1口サイズにカットされたビフカツ。
その上からとろーり掛けられた照りのあるカレールー。
添えられた副菜も、ピクルスやアチャールといったオサレ系ではなくどシンプルに福神漬け。
ん~昭和感漂うこの懐かしきヴィジュアル、やはりカツカレーはこうでなくてはいけません。
ライス・カツ・カレーを一気に掬っていただきます。
とろみあるルーは、心地良い甘さとコクを携えたジャパニーズ・カレーライスの純血種。
欧風カレー的な酸味や濃厚さもありますが、ベクトルとしてはやはり日本の古き良きカレーライスを主体としています。
全体的なマイルドさの後追いでピリッと小気味良い辛さが舌を刺激。そして意外に重くない。
辛口仕様にしましたが、思いの外刺激は抑え目ですな。
ビフカツは薄く叩いたサクサク食感。
後半はルーを吸って衣が柔らかくなってきますが、これもまた古き良きジャパニーズ・カレー・スタイル。
そして固くもなく柔らかくもない、日本人が最も好みそうなエエ炊き加減のライス。
「カレーに合わせるなら固めでしょ」との指摘もあるやもですが、イイんです。
先進のカレーとは違った、昔懐かしさ感じる昭和カレーはこれでイイんです。
甘味とコクの懐かしき味わいで禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
カレーのお供に「コンソメスープ(150円)」を追加注文。
んー正しくシンプル・イズ・ベスト。
ほっこり優しい味わいが、濃厚カレーとエエ感じにマッチしとります。
ちょいとオールドタイプなカレーランチを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_牛_)m
昨今流行のスパイス系やエスニック系といったジャンルとは真逆の方向性。
原点回帰とも取れる鉄板的な安心感のあるカレーライス。
コレ何気に重要やと思うんすよ。
『YAMA』にて仕込んだカレーの味を変えない為に火を入れず湯銭で温める等、拘るトコには拘ってたり。
こういったお店は周囲のお客さんに受け入れられそうっすね(^^)
タイプは違えど、『アアベルカレー』去りし後の玉造カレーシーンを盛り上げてもらいたいモンです(・ω・)
【ぽてちん食堂】
ジャンル:欧風カレー(カレーライス)
電話:06-6971-8712
住所:大阪府大阪市東成区玉津1-5-26 ラウンドビル1F
交通手段:各線 玉造駅から徒歩約15分
営業時間:11:00~15:00(売切れ次第閉店)
定休日:不定休
駐車場:無
サイト:https://www.facebook.com/pages/%E3%81%BD%E3%81%A6%E3%81%A1%E3%82%93%E9%A3%9F%E5%A0%82/1023133737704974
この記事へのコメントはこちら