『LIPIJA』~天満フェアトレード・カフェのズバッと爽快スリランカカレー☆~
「フェアトレード(Fair Trade : 公平貿易)」
フェアトレードとは、発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者の持続的な生活向上を支える仕組み。
従来の国際協力・資金援助における継続性に欠けるという問題点に対し、フェアトレードは消費者が自分の気に入った商品を購入する事が出来る、身近な国際協力の形。
まぁ要するに発展途上国の生産者を支援する取り組みな訳ですね。
言葉だけは聞いた事がありましたが、勿論実際に行った事は無く、そういったお店にも足を運んだ事はありませんでした。
今回お邪魔しましたこちら『LIPIJA』は、正にそのフェアトレードを行っているカフェ。
有機無農薬のエクアドル産豆を自家焙煎したコーヒーをはじめ、スリランカのフェアトレード・スパイスを使ったカレー、バングラディッシュで人気のラッシー等々を提供しています。
こちらのカレーが、所謂スリランカカレースタイルと聞き突撃してきました!!(^^)
JR環状線 天満駅から西に進み、天神橋筋を渡ります。
ファミリーマート前の道を進み、最初の角を右折して少し進みますと、右手に店舗を発見。
店前にはテラス席もあったり。
店内はカウンター&テーブル席で全14席。
どこかアットホーム的空気のほっこり空間です。
女性店主お1人で営業されてるみたいですね。
あこちらのカレーメニューは上記3種類。
チキン→シーフード→豆野菜の順でマイルドになっていく様子。
今回はガツンとスパイシーに「フェアトレード・チキンカレー」をオーダー。
【フェアトレード・チキンカレー】690円
カレーとライスのみというシンプルど直球。
混ぜ文化が広がる大阪スリランカカレーの中で、ここまで引きに引きまくったお店は他に例を見ないっすね。
この清々しいまでの潔さ、昨今の大阪カレーシーンでも珍しくなってきました。
キリッと引き締まった佇まいは、それでもどこか現地的な空気を感じるヴィジュアル。
ん~シビレる。
ややとろりとした粘度を感じさせるカレーは、先ずビシッと主張してくる生姜の風味。
スパイスや辛味よりも生姜感がめっちゃ立ってきます。
後追いで仄かな甘味・辛味・旨味が断続的に感じられ、全体のバランスはなかなかに刺激的。
生姜とスパイスのW主張が何気に良い感じに活きてます。
ライスは白米を使用。
ややモッチリさを感じさせる良い加減の炊き具合で、とろっとしたカレーにもマッチ。
プリッとした鶏肉を合わせますと、一層旨味が増してきます。
爽快な生姜とスパイスの合わせ業で旨い!!(^ω^)
カイエンペッパー系のストレートな辛味は抑えられ、生姜による刺激とスパイスの風味がパンチを齎す変化系カレー。
ちょっと他に例の無い味の構成といった印象です。
シンプルですが飽きのこない感じがイイですねー。
ウマウマなフェアトレード・カレーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_鶏_)m
なんでも『LIPIJA』という店名は、バングラデシュに住む女の子の名前が由来。
「Lipi」は日本語で「知」という意味で、「ja」は「娘」という意味です。
店主曰く「海外支援を始めて、それまでよく知らなかった国に対する興味がきっかけでフェアトレード・カフェをOPENすることになったので、お店の名前を彼女の名前にしました」との事。
食べ手も僅かながら協力できる「食で繋がる支援」というのも良いもんですな。
18:00~22:00は、野菜を中心としたお料理とお酒が楽しめるダイニングタイム。
22:00~翌4:00はバータイムとなっているそうな。
またその時間にもお邪魔して、色々お話し聞いてみたいと思います(^^)
【LIPIJA(リピジャ)】
ジャンル:スリランカカレー/カフェ/バー
電話:06-6316-3017
住所:大阪府大阪市北区山崎町1-12
交通手段:JR環状線 天満駅からから徒歩約4分
営業時間:
ランチ 11:30~15:00(月~土曜)
ダイニング 18:30~22:00(月~土曜)
バー 22:00~翌4:00(木曜以外)
定休日:上記参照
駐車場:無
サイト:http://lipija.com/
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