『北摂スパイス研究所』～地産地消の心意気!!箕面の地より発信する北摂スパイスカレーシーン☆～

大阪のスパイスカレーブームの中、まだまだ勢いが伸び悩んでいる北摂エリア。
高槻市や茨木市に飛び地的に名店があったりしますが、その数は大阪市内の勢いにはまだまだ遠く及びません。

そんなカレー不毛の地と揶揄される地にスパイスカレーブームを巻き起こそうとする企画が。
その名も『北摂スパイス研究所』。
箕面駅近くのバル『箕面 na バル』のランチタイムを利用して、北摂の野菜を使用したスパイスカレーを提供しているお店です。
北摂スパイスカレーシーンの起爆剤と成り得るのか、期待しての訪問です。

阪急箕面線 箕面駅から東に進む事約100m弱。
アーケード街を歩いていると、画像の様な看板が見えてきます。
「朝挽きスパイスカレー」の文字が入った暖簾がエエ感じ。

店内はカウンター、テーブル共に満席の大人気っぷり。
ランチタイムという事を差し引いても、この立地(失礼)でこの集客力は半端無いですな。
ざっと7～8分程待ちまして、入れ替わりで店内へ。

こちらのカレーメニューはこんな感じ。
①「北摂産の野菜カレー」②「朝挽きスパイスのキーマカレー」③「今月の限定カレー」。
①＋②or③の「2種あいがけプレート」、そして3種類全てを楽しめる「3種あいがけプレート」があります。
(カレー単品はありません)

この月の限定カレーは「エビとトマトの冷やしカレー」。
冷やしカレーとはなかなかに夏っぽいやないすか。
キーマも気になりましたが、今回は「北摂産の野菜カレー」と「エビとトマトの冷やしカレー」の「2種あいがけプレート」に「スパイス煮玉子」「牛すじのスパイス煮込み」をトッピング。

【2種あいがけプレート(トッピング付き)】1,330円

ターメリックライスにカレーが2種。
そこにカチュンバルと川西産いちじくのスパイス煮込み。
トッピングもドドンと存在感出してます。

やっぱスパイスカレーはこの角度ですなー。
右が野菜カレー、左が冷やしカレーでござい。

先ずはレギュラーの「北摂産の野菜カレー」。
ジャガイモ・キャベツ・玉葱・インゲンといった野菜の甘味。
スパイスの効きはマイルドで、素材感を重視したソフトタッチとなっています。
昨今のスパイスカレーの流れをくむ旨味押しですね(^∀^)

野菜の旨さを前面に出した仕様で禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ)

続きまして月替わりカレーの「エビとトマトの冷やしカレー」。
トマトベースのカレーは、ひやっと冷製の中にトマトの酸味と甘味の土台。
そこに海老出汁の旨味が柔らかく加わり、濃厚過ぎないサッパリ旨味に仕上がっています。
イタリアンチックな印象を受けますが、後味はしっかりカレーになってるから摩訶不思議。

トマトの酸味が冷製にマッチしまくりで禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ)

トッピングの「スパイス煮玉子」は、真っ二つに割るとすんばらしー半熟具合。
(綺麗に割れなかったんで想像でお楽しみください笑)
程良いスパイスの効き＆カレーと合わせて濃厚さアップ!!!

そして「牛すじのスパイス煮込み」、これがかなりのクセもの。
所謂「筋こん」というやつですが、もう完全に酒のアテに成り得る中毒性を秘めた一品です。
牛すじから染み出る肉汁の旨味とスパイスの調和。
こんにゃくの弾力とこってりさがむたくた旨いやないの!!
カレーにも合うけどビールにも合うねぃ!!

その土地の食材を活かしたウマウマスパイスカレー。
全体的に辛さやスパイスの効かせ方はマイルドですが、食材の旨味や甘味との合わせ技はお見事の一言。
今回はお野菜中心のカレーやったんで、肉々しいカレーもまたいただいてみたいす。
北摂のスパイスカレーシーンを掻き立てる一皿を堪能!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m

バランスの良さがキラリと光る、ハイレベルなスパイスカレー。
このレベルのカレーが北摂、しかも箕面でいただけるとは。
いよいよもって大阪カレーシーンが大阪市外にも広がり始めましたねー。

高槻・茨木・箕面…まだまだ更なる北摂エリアの開拓を進めねば。
兵庫側の北摂(川西市・宝塚市・伊丹市)にも頑張ってもらいたいもんです(^ω^)

【北摂スパイス研究所】
ジャンル：スパイスカレー
電話：072-735-7799
住所：大阪府箕面市箕面2-1-33 『箕面 na バル』内
交通手段：阪急箕面線 箕面駅から徒歩約3分
営業時間：11:30～15:00(L.O.14:30)
定休日：木曜日(不定休あり)※詳細はサイトにて確認
駐車場：無
サイト①：https://www.facebook.com/hokusetsu.spice.labo/
サイト②：https://www.instagram.com/hokusetsu.spice.labo/