【移転】『ラクダカレー』~池田に隠れたハイレベルなスパイスカレー屋☆~
「池田にかなり旨いと噂のカレー屋がある」という噂を以前から聞き、
密かにチェックしてたこちら『ラクダカレー』さん。
気にはなっていましたが、立地的になかなか訪れない地域なのと、
暫く休業期間があったみたいで、ずっと保留になっとった訳で。
今回こちらの訪問を目的に池田まで突撃してきました!!!(・ω・)ノ
阪急宝塚線 池田駅を東口側に出て、国道176号線をズズイと川西方向へ進行。
100m程進みますと、正面に「カレー」と書かれた看板と芳しいスパイスの香りが漂ってきます☆
んでもってウイスパービルの2Fに店舗を発見!!!(・∀・)ノ
雑居っぽい階段を登っていきますと、既に満席っぽく店前には3人の待ちが。
ぬぬぬ~、昼時ど真ん中とはいえ、この立地でこの人気は流石なモンですなー。
ざっくり15分くらい待ちますと、席が空きまして店内へー。
店内はカウンター4席…だけかと思ったら、奥に小上がり的な座敷が4席あるやないですか。
シンプルな内装に照明抑えめな感じで、ちょいとアングラな雰囲気出してます。
矢野兵頭の矢野にクリソツなマスターお1人で営業されてるんで、混雑時は結構大変そう。
やや開店悪いかもですが、そこはご愛嬌で。
ちなみにめちゃ物腰の柔らかい人で、混雑してなかったらカレー談義したかったっすわ(笑)
カウンター席で待ってる間にメニューを拝見。
この日のカレーは「辛口キーマカリー」、「チキンカリー」、「豆カリー」、「マトンキーマカリー」の4種類。
肉系のカレーと豆カレーの組み合わせであいがけも可能です(肉系同士は不可)。
折角来た訳ですから、今回は「マトンキーマカリー」と「豆カリー」の2種盛りをオーダー。
【マトンキーマカリー&豆カリー】700円
楕円の金属プレートに盛られたターメリックライス。
その左右から2種類のカレーが掛けられております。
「マトンキーマカリー」は、やや汁気多めのウェットなキーマスタイル。
上にはスライスアーモンド、砕いたナッツ、仕上げのスパイスが。
見るからにスパイス加減が伝わってきそうです。
いや、漂う香りからもその利き具合は確信といっても過言ではない。
口にすると、弾ける様なカルダモンの爽やかなアタック力が特徴的ですな。
全体的にかなり攻めた利かせ方で、方向性としては裏谷四の『バビルの塔』や『nidomi』に近いタイプ。
辛さはそれ程に突出しておらず、むしろ優しいと表現しても良い範囲。
しかしこのスパイスの妙技を堪能するには、このくらいの辛さが調度良い。
むしろこのカレーには辛さなんぞ必要無いとすら思わせます。
ややオイリーさもあるので、単体でガッツリよりも、あいがけがお勧め。
「豆カリー」は、鮮やかな薄黄色の、トロリと粘度のある豆カリー。
一見するとシチュー的なヴィジュアルですね。
ひよこ豆使用で、ココナッツミルクでマイルドに仕上げられております。
しかし特有の甘ったるさやクセを感じさせない纏め具合。
ひよこ豆は煮込んでドロドロかと思いきや、しっかりと食感を残した良い噛み心地です。
ココナッツミルクよりも、豆の持つ甘さが前に出たマイルドカリー。
んむむ~、良い出来やとは思いますが、これ単体ではちと弱いっすねー。
別々に味わった後に、両方を混ぜ合わせてスリランカっぽく頂いてみました。
これがまた抜群に旨あああい!!!Σ(゚Д゚)
正反対な属性なだけにお互いの長所をスポイルしてしまいそうですが、
いやいや、お互いの足りない部分を補強し合う感じ。
マトンキーマの尖った部分を豆の円やかさが和らげ、円みとスパイス感が融合しとります。
正に「柔」と「剛」を兼ね合わせた絶品カレーですわ☆(´∀`)
いやいや噂通り、いや噂以上と思えるスパイス使いですな!!!
雑ぜて食べるのを推奨されとっただけあり、合わせる事で真価を発揮する印象。
これ計算してやってたらビックリですわ。
このクオリティならば大阪市内のスパイスカレー激戦区でも十分に渡り合えますわい。
これぞ正に隠れた名店。またガッツリ味わいに来たいと思いやす!!!(・∀・)
【ラクダカレー】
ジャンル:スパイスカレー
電話:080-3833-1340
住所:大阪府池田市栄町4-4 ウイスパービル2F
交通手段:阪急電鉄宝塚線 池田駅から徒歩約5分
営業時間:11:30~14:00/18:00~20:00
定休日:日曜・月曜・火曜
駐車場:無
サイト:https://www.facebook.com/Rakudacarry
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