『カレーやマドラス』～30年間変わらぬ味!!大阪甘辛カレーの代表格☆～

今最高潮を迎える大阪のカレーシーン。
昨今人気を博する大阪スパイスカレーを筆頭に、インド・ネパール・スリランカといった様々なエスニック料理も台頭。
ここ1年だと第二次スープカレーブームも巻き起こり、もはや混沌とさえしてきています。

しかしながら、やはり我々世代のDNAに刻まれた味はカレーライスなんじゃないでしょうか。
甘さ・辛さ・コクが一体となったバランス。
ノスタルジックな気分に浸れる、懐かしさ感じるあの味わい。
今回そんな味を求め今回お邪魔してきたのが『カレーやマドラス』です。

1988年創業の老舗カレー店のコチラ。
大阪・日本橋の地で、30年以上変わらぬ味を年中無休で提供し続けています。
最近だと俳優の北村一輝さんがオーナーを務める、東京・赤坂のFC店『大阪マドラスカレー』が有名ですね。

懐かしき甘辛大阪カレーを堪能しに突撃デス!!(^ω^)

大阪市浪速区日本橋『カレーやマドラス』

各線「日本橋駅」から堺筋を南下。
ずずずい～っと700m程進み、日本橋3南の交差点を左折。
そして最初の交差点を右折してしばらく進みますと、左手に黄色いテントの店舗を発見できます。
外観からもそのノスタルジーな雰囲気が醸し出されていますね。

店内はカウンターのみの全15席と何気に結構なキャパ。
店内の造りや雰囲気もこれまたなかなかの昭和感。
満席で流石に写真は撮れないので、行ってその空気感を堪能してください(笑)
陽気なマスター＆スタッフは3名。
エエ感じのオペレーションでサクサクカレーが出てきます。

＜メニュー＞
カレー(小)　600円
カレー(中)　700円
カレー(大)　800円
カレー(ルー大)　1,000円
エビフライカレー　1,200円
カキフライカレー　1,200円

＜トッピング＞
カツ/白身/カニコロ/チーズ/ナスビ　各＋200円
目玉焼　＋100円
たまご　＋50円

カレーのベースは30年間変わらない1本勝負。
トッピングの数も何気に結構あります。
お値段一気に跳ね上がる「エビフライカレー」や「カキフライカレー」もごっつ気になりますが、ここは一つカレーライスと言えばトンカツ。
つー訳で、「カレー(中)」に「カツ」トッピングで攻めてみました!!

【カレー(中)※カツトッピング】900円

到着したお皿を前にして絶句。
これ分かり難いかもですが、超絶デカいお皿です。
中サイズを注文したはずなのにざっくり300g近くあるんじゃなかろーか。。

俯瞰からの図。
そんな多そうに見えない遠近感の乱れ(笑)
カツも相当なボリュームです。
これ大サイズってどんなんよ(笑)

カレーはほんのりととろみを持った、正にカレーライス的スタイル。
ファーストアタックはまったりとした甘み。
フルーツ系由来の甘さなのか、嫌味は無くキレの良さが際立ちます。
そして後追いで感じる力強い辛味と旨味。
とはいえ激辛の部類ではなく、心地良さを覚えるバランスの良さ。
この絶妙バランスは何気になかなか真似できません。

甘味・辛味・旨味の三位一体で禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ)

トンカツは良い感じの厚みで、カレーと一緒に食べるのにはベストマッチ。
サクッと揚がった衣は、全体にカレーが掛かってしっとり感との共存。
この塩梅は流石の老舗。イイ感じにカレーに合わせています。

カレー・ライス・トンカツの黄金比率。
甘辛旨のカレールーに豚肉の甘味が加わって、こりゃ間違いないやつ。
やはりカレーライスにマッチするのは揚げ物、特にトンカツですねー。

カレー×トンカツの最強タッグで禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ)

ずば抜けた個性や特徴がある訳ではない。しかし旨い。
この慣れ親しんだ味わいの中で光るものを感じさせるのは、既にそれそのものが個性と言っても良いです。
昨今様々な表現方法が確立されているカレーシーン。
こういったシンプル・イズ・ベストなノスタルジックカレーも良いもんです。

ウマウマな大阪王道の甘辛カレーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m

年中無休の通し営業という便利さ!!

日本橋という立地で年中無休・11:00～23:00まで通し営業というありがた過ぎる営業スタイル。
ホンマ困った時の『マドラス』頼みです。
電気街でのお買い物や観光の際には、是非立ち寄って大阪の味を楽しんでもらいたいもんですね。

また東京・赤坂の『大阪マドラスカレー』にも行ってみたいなぁ。

店舗情報

【カレーやマドラス】
ジャンル：カレーライス
電話：06-6644-9020
住所：大阪府大阪市浪速区日本橋4-3-12
交通手段：大阪メトロ堺筋線「日本橋駅」「恵美須町駅」から徒歩10分
営業時間：11:00～23:00 ※月曜・木曜は19:00までの営業
定休日：無
駐車場：無
サイト：公式サイト