黄檗『カレー設計事務所』~迸る現地感!!宇治市の古民家で味わうベンガルスタイルカレー☆~
ここ1~2年で物凄い勢いを見せる京都カレーシーン。
特に円町エリアは、まるでスパイスカレー黎明期の「裏谷四」を見ているかの様。
そしてその影響は徐々に京都市外にも広がりつつあります。
今回訪れたのは宇治市五ケ庄西浦。
5月1日にOPENした『カレー設計事務所』にお邪魔してきました。
開店からまだ1ヶ月だというのに、既にメディアでも取り上げられているコチラ。
早速リサーチしに突撃デス。
宇治市五ケ庄西浦『カレー設計事務所』
各線「黄檗駅」から徒歩3分。
京都宇治線から1本入った住宅街の一角にひっそりと暖簾を掲げています。
外観は正に和のテイストといった感じで、このギャップが何ともイイ感じ。
記帳制となっていますので、先ずはコチラに名前と人数を記載しましょう。
築100年近くという古民家をリノベーションした店内は、お座敷スタイル…というか、まるでインドの食事風景の様な低いテーブルが設置されています。
和室で胡坐をかきながらカレーとは、なかなか風流ですな。
メニュー一覧
<Spice Curry>
・チキンカレー 850円
・キーマカレー 850円
・海老のココナッツカレー 950円
・2種盛り(上記3種類から選択) 1,250円
・お子様カレー(ジュース付き) 600円
(カレーを注文の場合、+250円でドリンクセット)
<Biryani>
・チキンビリヤニ 1,000円
(ビリヤニを注文の場合、+250円でドリンクセット)
<Roll>
・エッグロール 500円
・Wエッグロール 550円
・チキンロール 550円
・Wチキンロール 650円
・エッグチキンロール 600円
・Wエッグチキンロール 650円
・WエッグWチキンロール 750円
フードメニューは「Spice Curry」「Biryani」「Roll」の3項目。
インドのローカルフードまであるのは嬉しい限りですねぇ。
今回は初回という事で“チキンカレー”と“キーマカレー”を2種盛りでオーダー。
【2種盛り(チキンカレー&キーマカレー)】1,250円
ターリースタイルで提供されるカレーは、インド・西ベンガル州のコルカタに住んでいた際に、現地の方から学んだという本格派。
サラッとしたチキンに、ドライなキーマ、ダルもセットになってバランス完璧です。
副菜もシンプルに収まっていて現地の家庭料理といった雰囲気がありますね。
こりゃ期待値も高まるってもんです。
先ずはチキンカレーからいただいてみましょう。
サラッとしたスープ状のカレーは、キリッとしたキレのある辛味とスパイスの余韻が特徴的。
ガツンとくる旨味ではなく、じわっと広がる日常に溶け込む様な優しさです。
ゴロッと入った鶏もも肉もやわらかジューシーで旨し。
ここで一旦ダルを挟んでみます。
まろやかな豆の甘みがじっくり感じられ、こいつぁ最高の箸休め。
カレーと混ぜても良きな主張してきます。
続いてキーマカレー。
しっとりと水分を残したセミドライタイプのキーマは、バスマティライスとの相性も良く、グイグイくる旨味の強さが感じられます。
これまた先のチキンとは対照的なスタイルですね。
全体的に混ぜ込んで、他のカレーと一緒に食べるのもまた一興。
三位一体にしてもバランス崩れなそうですねコレ。
コルカタの風土感じる家庭的な味わいで旨い!!!(^ω^)
ゴリゴリに攻めてくる感じは一切無く、素材の滋味深さを感じさせる優しさは正に家庭の味。
「毎日食べられる」とはよく言いますが、それを体現した一皿っすね。
こりゃビリヤニやロールも食べてみたくなります(今回は腹パンで断念)。
ウマウマな現地式ターリーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m
営業日は水曜日~土曜日の週4です!!
こちらの店主さん、本業??は設計士をやられているそうで、お店の営業と半々で勤めているそうです。
その為、コチラは水曜日から土曜日までの週4営業。
なんともハードな生活ですね~。
ゆったりとしたくうき漂う中、上質なカレーを頂ける稀有なお店。
近くには人気のパン屋さん『たまき亭』もあるので、ぶらりと散策してみるのも面白いかもしれません。
また機会を見て再訪してみたいものです(^ω^)
店舗情報
【カレー設計事務所】
(カレーせっけいじむしょ)
ジャンル:インド料理
電話番号:0774-66-4186
住所:〒611-0011 京都府宇治市五ケ庄西浦32−5
アクセス:各線「黄檗駅」から徒歩3分
営業時間:11:00~14:30(L.O.)※カレーが無くなり次第終了
定休日:日曜日~火曜日
駐車場:有
サイト:Instagram
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