『神戸居留地オリエンタルカレー』~蘇る100年の歴史!!旧オリエンタルホテル伝統の味が堂々の復活!!☆~
大阪のカレーシーンの勢いに同調するかの様に盛り上がりを見せる兵庫県のカレー事情。
昨今のスパイスカレーブーム効果か、兵庫県内でもスパイスカレーを扱うお店が徐々に、そして確実に増えてきています。
しかし、やはり神戸のカレーといえば欧風カレー。
かつて旧オリエンタルホテルで人気メニューだったカレーがありました。
しかし、1995年の阪神大震災で被災した事からホテルは閉鎖。
名物カレーも途絶えてしまいました。
しかし2019年、「株式会社ZIPANGU」の布施社長による、オリエンタルホテルのカレー復活プロジェクトが始動。
かつて同ホテルで働いていたシェフとの出会いから、レシピをベースに試作を重ね、当時の味を再現することに成功したそうな。
そんな復活したオリエンタルホテルのカレーが食べられるお店が、阪神三宮駅ナカに誕生。
しかも超リーズナボーな価格帯というじゃありませんか。
という訳で、コチラ『神戸居留地オリエンタルカレー』に行ってきました!!
神戸三宮駅西改札口『神戸居留地オリエンタルカレー』
阪神三宮駅の西改札口近く、「スクラ三宮」の一角に店舗を発見。
改札口からすぐなので便利ですねー。
実際、駅利用のお客さんが結構いる感じ。
店内はカウンターのみの13席。
券売機でチケット購入後、奥の受付でカレーを受け取るセルフスタイルです。
この人件費削減によって、この低価格を実現しとる訳ですね。
<カレーメニュー>
オリエンタルカレー 並390円/大540円
生卵カレー 490円
温泉玉子カレー 490円
チーズカレー 540円
コロッケカレー 540円
ハンバーグカレー 590円
野菜カレー 640円
ゴロゴロチキン煮込みカレー 690円
チーズハンバーグカレー 740円
ベースのカレーは同じで、メニューはトッピングによる派生型。
しかし軒並みお安く抑えられてますねー。
てかワンコイン以下でカレー食べられるとかかなりの企業努力が見て取れます。
今回はネーミング的に某牛丼チェーン店を彷彿とさせる「ゴロゴロチキン煮込みカレー」をチョイスしました!!!(^ω^)
【ゴロゴロチキン煮込みカレー】690円
見た目は超シンプルな欧風カレー。
しかしながら、そのネーミング通り、どエライ量のチキンが投入されております。
ライスの量もしっかりボリューミー。この段階でかなりのお得感。
イイですねー。これぞTHE カレーライスて感じ。
昨今のカレーブームが忘れているストレートさが感じられます。
カレーはとろりと濃厚なタイプ…と思いきや、意外にサラッとした滑らかさ。
なるほど、確かにホテルカレーのそれに近い感じがします。
ファーストアタックはグッと深みを感じるコクの強さ。
そこから仄かな酸味による味の引き締めと、心地良く響く辛さ。
ホテルカレーそのもの、とまではいきませんが、かなり近いものを再現されています。
ゴロリとした鶏肉もお見事なボリューム感。
しっかりもも肉使用で、肉質の柔らかさと旨味の濃さもイイ感じ。
この価格帯でこのクオリティは何気にゴイスーですよコレ。
ホテルカレーの片鱗を見せるスタンドカレーで旨い!!!(^ω^)
スタンドカレーと侮るなかれ。
伊達に旧オリエンタルホテルの元シェフと共同開発してませんね。
この価格帯でこの味わいはなかなかお目に掛かれません。
てかプレーンカレーとはいえ390円て。
ウマウマな復刻ホテルカレーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m
今後は店舗展開も視野に!!!
この味わいと利便性、 忙しい時のサッと食べられるカレーとして重宝しそうです。
とか思っていたら、どうやらコチラのお店、今後は阪急阪神沿線への店舗展開も視野に入れているそうです。
ふむふむ、朝カレーもできるし、なによりアイドルタイム無しの7:00~22:00営業は心強い事うけあい。
駅チカを中心に展開していけば、何気に火が点きそうですね。
こういった古き良き時代のノスタルジックカレーライスもいいもんです。
神戸のスパイスカレーや元町中華カレーと共に、欧風カレーの波も広がっていくと良いですな。
これからの兵庫カレーシーン、大注目です(^ω^)
店舗情報
【神戸居留地オリエンタルカレー】
ジャンル:欧風カレー
電話:078-803-8715
住所:兵庫県神戸市中央区小野柄通8-1-8 スクラ三宮2区画
交通手段:阪神電鉄「神戸三宮駅」西口改札からすぐ
営業時間:7:00~22:00
定休日:無
駐車場:無
サイト:公式サイト
サイト:Facebook
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