『橋本屋』~これぞリアルタイム二毛作!!!2つの顔を持つ多面的カレー専門店☆~
様々な飲食店で見掛ける「二毛作営業」。
昼と夜の営業形態が違う、2つの顔を持つこの営業スタイル。
例えば昼はカレー屋、夜はBARなんてのはよくあるパターンだったりしますよね。
しかし、今回お邪魔したお店は…カレー屋とカレー屋の二毛作。
しかもどちらも昼営業という奇天烈スタイルです。
何言ってるのかちょっと分からないと思いますが、正に言葉の通り。
ランチに2種類のカレー屋を同時に営業している、こちら『橋本屋』に行ってきました。
南船場のBar『Thyme』の昼営業という事を考えれば、実は三毛作とでも言いましょうか。
実際どんな形で営業しているのか突撃デス!!!
地下鉄堺筋線 長堀橋駅の2-B出口から長堀通を西へ。
最初の交差点を右折してズズイと進む事約200m。
3ブロック目の終盤辺りに「カレー」の看板が見えてきます。
上の画像でもお分かりの通り、こちらの店舗、入口が2つあったりします。
左側が注文毎にスパイスを挽き、1皿ずつ作るスパイスカレー専門店『橋本屋』。
右側が3種類のカレーをセルフサービスでいただける『セルフ橋本屋』。
1つの店舗で2系統のお店をリアルタイムで営業しているオモローな営業スタイルです。
今回は『橋本屋』のほうへお邪魔してみました(・ω・)
『橋本屋』のメニューはこんな感じ。
「チキンカレー」と「チキンバターココナッツ」の2種類というシンプルさ。
やっぱ先ずはシンプルに「チキンカレー」ですねー。
ガラガラとスライドドアを開けますと…うひーなかなかの狭さー。
カウンターオンリーの4名という吉祥寺『PIWANG』もビックリのコンパクトさです。
厨房は隣の『セルフ橋本屋』と繋がってる訳ですね。
席に着いてオーダーを通しますと、投入する唐辛子の本数&卵の有り無しを尋ねられます。
まぁ初回なんで唐辛子1本、卵有りでお願いしました(・ω・)
【チキンカレー(唐辛子1本・卵有り)】860円
出てきたおカレーを見て仰天。
まさかの土鍋で現れましたよコレ。
小型の土鍋にたっぷりのカレーと、別皿に盛られたライス。
グツグツと煮立ち、立ち上る湯気からは堪らんスパイス香が。
オーダーが通ってから1皿ずつ…もとい1鍋ずつ調理されるカレーは、鶏肉&野菜&温玉入りのサラサラスープ仕様。
カルダモンの主張が立つビシバシのスパイスの利きは、昨今の旨味押しスタイルのカレーとは対照的な鮮烈なるインパクトを発揮しています。
トマトの酸味もキリッと利いており、爆発的スパイス感と合わさって爽快感半端無し。
チキンの旨味もしっかり感じられ、かなりパワフルな存在感の芳醇スパイスカレーすね。
辛さは唐辛子1本でもなかなかのモンで、ヒリッとくる刺激もスパイスの相乗効果を齎します。
ライスはターメリックライスの様ですが実はスパイスライス。
ライス単体で食べてもかなりの利きっぷりです。
このカレーとライスの組み合わせにより、スパイスの迸りは極限値まで上り詰めてきます。
炊き加減もバッチリで、やや芯を感じる寸前の絶妙な硬さ。
爽快極まるスパイスの響きに悶絶禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
途中から底に沈んだ温玉をサルベージ。
トロンと濃い黄色に仕上がっており、ガッツリスパイシーさをマイルドに和らげます。
変化を楽しめる構成で最後まで飽きずにいただけますな(^^)
隙を生じぬ二段構えで禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
食べ終わる頃には発汗作用もMAXまで高まりまくり。
じんわりどころかしっかりずぶ濡れです(笑)
たっぷりのボリュームもあって大満足の腹パンです!!!
ウマウマな土鍋式スパイスカレーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m
旨味に特化したタイプが増える昨今のスパイスカレー事情をひっくり返す圧倒的スパイス感。
注文後に挽くスタイルと言い、ここまで利きに突出したスパイスカレーは結構稀になっちゃいましたねー。
こういった暴力的なまでのインパクト…やっぱ欲しくなります(^ω^)
オーダー毎に調理されるので、提供までにはちょいとお時間掛かりますんで、時間に余裕のある時にお邪魔するのがベターですねー。
今度は『セルフ橋本屋』のセルフカレーもいただいてみたい感じ。
【橋本屋(はしもとや)】
ジャンル:スパイスカレー
電話:06-6263-6619
住所:大阪府大阪市中央区南船場2-2-21
交通手段:地下鉄長堀鶴見緑地線 長堀橋駅から徒歩約8分
営業時間:12:00~14:00(『セルフ橋本屋』11:40~14:00)
定休日:土曜・日曜・祝日
駐車場:無
サイト:無
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