高岳『Trippin Spice』~名古屋スパイス飲みの雄!!独創性溢れる料理&酒&カレーに悶絶☆~
大阪でも昨今注目され始めている「スパイス飲み」。
居酒屋やBarがスパイシーなアテ&カレーを提供したり、その逆もまた然り。
カレー屋が夜営業でアテ&お酒を提供したりと、そのスタイルは千差万別です。
中にはスパイス料理とスパイス酒のペアリングまで意識されているお店も。
名古屋遠征の際、そんなスパイス飲みが出来る『Trippin Spice(トリッピンスパイス)』に行ってみました。
お昼はカレーランチ、夜はBarスタイルのコチラ。
数々のアテをお供にお酒を楽しめる、正にスパイス飲みってやつです。
どんなお店か期待値上げて突撃デス!!(゚Д゚)
名古屋市東区『Trippin Spice』
地下鉄桜通線「高岳駅」の1番出口から東に進み、最初の交差点を左折します。
ざっと500mほど先、外堀通りに面したビルの地下1階に店舗発見。
ビル前の看板を目印に~。
ズズイっと階段を降りて入店しまっせ。
カウンター9席の店内は、シックな中にオサレさを忘れないデザイン。
どこかエスニックな雰囲気を感じさせます。
店主さんお1人で営業されていて、まったりとした空気感の居心地の良さ。
メニュー一覧
ズラリと並んだおつまみメニューは、どれもエスニック感満載なものばかり。
アレンジの利いたメニューも多数あって創作性豊かです。
Barなのでまずはドリンクから“自家製ジンジャースパイスエール(600円)”をチョイス。
シュワッと爽やかな飲み心地の中に、生姜のピリリとした辛味が絶妙に舌を刺激。
ちなみにノンアルでも作れるそうです。
合わせておつまみやら〆カレーやら色々いただきました(^ω^)
【タイ・ガパオポテト春巻】650円
かなり大振りの春巻2本が到着。
おおう、これはシェア必須のサイズ感ですやん。
パリッと軽快な食感の中から現れたのは、ホクホクとした食感のガパオ風ポテト。
マイルドな舌触りに仄かなスパイス感も合わさって、これはめっちゃビールに合うやつ。
【しびれる鶏の麻辣ソース】500円
続いて冷菜系からコチラ。
鶏肉はしっとりとした食感からの、ギュッと詰まった旨味。
それらを引き上げる麻辣ソースのシビ辛感が非常にマッチして、どんどんお酒が進むやつ。
紫玉葱のシャキシャキ感も相まって、中華テイストのスパイスアテですね。
という訳でプハッと“男は黙って黒ラベル生ビール(500円)”。
強めの苦味とコクがスパイス料理とむっさマッチしますねー。
【BARのしめカレー(合いがけ)】1,100円
エエ感じで酔っぱらってきたので、そろそろ〆カレーってな感じであいがけを。
・牛バラとカブのバターマサラ(+50円)
・あおさのチキンカレー(+50円)
・イワシのスリランカカレー
・ダル(豆と挽肉のネパール風)
・トムヤムキーマカレー(+50円)
以上の5種類からチョイスする訳ですが、今回は“あおさのチキンカレー”と“トムヤムキーマカレー”をチョイスしてみました。
俯瞰がむずかったんで斜め上からパシャリ。
大阪スパイスカレーの初期を思い起こす様な盛り付けは期待値爆上げ。
というか確信に近いものがあります。
先ずはあおさのチキンカレーから。
ほんのりととろみのある中にビシッと1本通ったスパイスの攻め具合。
王道的なスパイスチキンカレーですが、そこに一工夫加えたアクセントがあおさ。
この磯の香り的な風味と旨味が、インドテイストな味わいに和のエッセンスをグイグイねじ込んできます。
ぬむむー、この組み合わせ、なかなか意表を突いていますなぁ。
続いてネーミングからもエスニック感を発するトムヤムキーマカレー。
ファーストアタックはガツンと酸っぱ辛さがくるかと思いきや、意外にココナッツミルク的な濃厚さと甘味。
その後追い上げてくる酸味と辛味は、突出する感じの無い非常にマイルドな味わいです。
トータルバランスが良好、且つエスニック感を発揮したハーブ系の主張で、これはお見事な逸品。
総じて厚みのある完成度で禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
お酒、アテ、カレーと、上質さが三拍子揃った名古屋の名店。
とにかく料理の美味しさが抜群で、加えてスパイスを組み合わせたお酒のレパートリーも豊富に取り揃えています。
これだけしっかりとしたスパイス飲みを実現しているお店は、大阪でもまだ少数だじゃないでしょうかね。
現在創業5年目に入った様で、これからも更なる飛躍を見せそうですねぇ。
ウマウマなスパイス飲みを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m
スパイスカレー専門の姉妹店も展開!!
夜はBar営業っつー事で、お酒が苦手な人は行き難いかもしれません。
が、そんな方に朗報です。
「新栄町駅」から程近くの場所に、姉妹店『ナゴヤスパイスカレー nora(ノラ)』を2019年にオープン。
こちらはカレー専門店なので、カレーだけのお食事利用も大歓迎です。
飲み&〆はTrippin Spice、カレー目的ならnoraという使い分けもイイですね。
いや名古屋カレーシーンの成長著しいですねー。
今回は所用絡みでフラッと訪れただけなのであまり数は回れませんでしたが、状況が落ち着いたらまた遠征してみたいもんです。
店舗情報
【Trippin Spice】
(トリッピンスパイス)
ジャンル:スパイスカレー/エスニック料理/バー
電話:非公開
住所:〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉2-1-4-B1F
交通手段:地下鉄桜通線「高岳駅」1番出入口から徒歩7分
営業時間:12:00~14:00(金曜~日曜のみ)/18:00~25:00
定休日:火曜日、隔週月曜日
駐車場:無
サイト:Instagram
この記事へのコメントはこちら