梅田『MINGUS』～創業半世紀に迫る老舗の風格!!移転前に突撃カツカレー☆～

2021/04/26

大阪の中心地・梅田。
その地下に広がる数々の通路は、他の都道府県の方から「まるで迷路」と言われる程のダンジョン的複雑さで知られています。

そんな中の一角・大阪駅前地下街にある欧風カレー専門店『MINGUS（ミンガス）』が、この度地下開発工事の影響により移転する事に。
創業より49年もの長きに渡って駅利用者のお腹を満たしてきたMINGUS。
この立地での営業終了前に突撃してきました！！！

大阪駅前地下街7『MINGUS』

阪神電鉄各線「大阪梅田駅」の西改札口からすぐ。というかほぼ真横。
通勤で使われている方からは日常の一コマといった感じでしょう。
約半世紀、この物件にもお疲れ様と言いたい。

メニュー一覧

＜メニュー＞
カレー（レギュラー）　570円
イベリコ豚メガミンチカツカレー　810円
チキンカツカレー　760円
野菜カレー　780円
三元豚ロースカツカレー　810円
だし巻きカツカレー　780円
ビーフカレー　1,000円
牛すじ煮込みカレー　1,100円

＜トッピング＞
チキンカツ　＋190円
三元豚ロースカツ　＋240円
ビーフ　＋430円
ほくほくコロッケ　＋100円
エビフライ（1尾）　＋130円
野菜　＋210円
チーズ　＋150円
イベリコ豚メガミンチカツ　＋240円
生玉子　＋70円
ピクルス　＋120円

こちら入店の前に券売機でチケットを購入する発券制。
ですが店内にもメニューがある不思議(笑)
様々なトッピングによる派生メニューは、スタンドカレーらしい王道さです。

今回はそんな王道の中でも最王道な“三元豚ロースカツカレー”をデフォでオーダー。

【三元豚ロースカツカレー】810円

いやー「変わらない良さ」ってのを体現している様なヴィジュアルですね。
カレー、ライス、トンカツに、付け合わせの白菜ピクルス。
この様々なものを削ぎ落したシンプル極まるスタイルはある意味で完璧と言えるのでは。

「結局カレーってこういうのがいいんじゃね？」

と思ってしまう程の圧倒的カレーらしさ。
誰が食べても納得するであろう雰囲気を醸し出しています。

とろっと小麦粉らしさ感じるとろみのカレーは、がっつり玉葱の甘味豊かなノスタルジーな欧風タイプ。
最初のソフトタッチな口当たりから徐々にギアが上がっていき、ピリリと程良いか辛味への着地点。
なめらかな舌触りも相まって、白米との相性は言うまでも無しです。
やり過ぎ感も無く、また物足りなさも無い。日常に寄り添う当たり前のカレー。
しかしそれこそがカレーライスってやつじゃないでしょうか。

三元豚ロースカツは、薄衣ながらザクッとしたパワフルな食感を生み出しており、確かな肉貫を発揮。
「柔らか～」といった感じではありませんが、この大衆感というのもまた乙なもの。
甘辛いカレーとの相性はやはりゴールデンコンビですね。

歴史感じる熟練の安定感で旨い！！！(^ω^)

何かが飛び抜けている訳でなく、しかし食べ終わればホッとする確かな満足感。
この「カレー食べた」って感じ、やっぱり欧風カレーならではじゃないかなと。
しかしカツカレー考えてくれた人ありがとう。

ウマウマな往年の欧風カレーを堪能しました！！！
ご馳走様でした！！！m(_ _)m

移転＆営業再開は6月上旬予定！！！

50年近くを過ごしたこの地での営業は4月26日(月)をもって終了。
移転先は、阪神電鉄大阪梅田駅の西改札口….の西側。
タリーズコーヒーさんのお隣になります。
しかも移転後はそば・うどんの提供も始まるという謎展開。
しかしそれもまた期待値高まります。

益を利用する多くの人達のランチタイムを満たしてきたMINGUS。
復活の際もまた賑わいを見せる事でしょう。