『ボン・マルシェ食堂』~地獄谷も良いけどカレーもね!!野田エリアの隠れ洋食堂でナチュラル旨味カレーランチ☆~
この日は大阪・野田エリアをぶらり旅。
野田エリアといえば、最近は「地獄谷」なんかがフューチャーされて人気スポットとなっていますね。
地獄谷とは:
野田阪神の端にある、戦後の闇市時代から残る迷路の様な呑み屋街の呼び名。
JR神戸駅前や東京・大森駅前にも同名の呑み屋街があり、共通点は「駅前にある戦後のドサクサ物件」という点。
しかし今回訪れたのは呑みに非ず。
野田・玉川駅近くにきゃなりウマーなカレーランチがあるとの情報をいただきまして。
信頼筋からの情報なだけに気になりまくってた訳で。
コチラ『ボン・マルシェ食堂』に突撃してきました!!!
地下鉄千日前線 玉川駅の1番出口から北の路地を進み、最初の交差点の右角に店舗発見。
表向きは何屋さんか全く見えてきませんが、店名のパネルやメニュー板で確認。
店内はカウンターのみのキャパは8席とBar的な要素満載。
洋食店というかバル的な感じですね。
ランチタイムはかなりの賑わい。
行列ではありませんが、入れ替わりでお客さんが切れる事がありません。
お店はシェフお1人で営業されており、寡黙そうな方ですが話してみると結構気さくな方でした(^^)
<昼のメニュー>
日替わりランチ(スープ・パン・料理盛り合わせ・ライス) 700円
チキンカレー(サラダ付) 750円
海老カレー(サラダ付) 750円
ナポリタンスパゲティ(スープ・パン・サラダ付) 750円
※ライス・パンのおかわりは1回50円
ランチはほぼ「日替りランチ」を注文するのか、店主から「日替りですか?」と(笑)
いえカレーです(キリッ)
今回は甲殻類フリークスとしては外せない「海老カレー」をば。
【海老カレー(サラダ付)】750円
お皿…というか丼に盛られたカレーと別皿のライス。
そしてサラダだけかと思いきやパンも付いてきました。ありがたやー。
カレーはサラッとした仕様かと思いきや、意外に粘度高めな見た目ですね。
これは良い意味で予想を裏切る展開。
剥き海老&トマト・パプリカ・しめじ・舞茸といった野菜類が入ったカレー。
先ずはトマトの甘味を土台に感じますが酸味は抑えられ、豊かな甘味が全体を支配。
そこから伝わるピリッと心地の良い辛味。
決して強過ぎず、素材感を活かす様なスパイス感と相まって高次元のバランスを感じます。
とろみは小麦粉というよりは溶け込んだ野菜によるものでしょうか。
ずしりとくる重みは感じず、円やかな食感が非常にライトに収まっていきます。
やや硬めに炊かれた白米との相性もグンバツ。
プリッとした海老の食感、噛んだ瞬間に弾ける旨味の高まりが猛烈な多幸感を発揮します。
ナチュラルな旨味に海老の存在感がむたくた禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
セットのサラダ&パン。
サラダにはケチャップで炒めたスパゲティまで付いてきます。
サッパリドレッシングのサラダに、定番で旨いケチャップスパ。
そしてパンは黒胡麻のパン。これがなかなかにカレーと合うんすねー。
丼のカレーを拭き取る様に食べ尽しました(笑)
ジャンル分けがなかなかに難しいカレーですねー。
カレーライスや一般的な欧風カレーとも違い、スパイスカレーでもない。
やはりちょっとフレンチ的な要素を感じるカレーです。
派手さはありませんが、1本筋の通った旨味の柱がしっかりしておりブレがありません。
じんわりと旨い上質なカレーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m
カレーのクオリティからも店主の料理の腕前が見て取れます。
これは「日替りランチ」や「ナポリタンスパゲティ」もウマウマでしょうな。
壁には夜メニューの一部が貼られておりますが、実際はこの倍はメニューがあるとの事。
ラインナップからもかなり酒が進んでしまいそうな内容です。
こりゃ一度、夜も来てみないといけませんねー。
「チキンカレー」のほうも気になるので、またふらりとお邪魔してみます(^^)
【ボン・マルシェ食堂】
ジャンル:カレーライス/洋食/バル
電話:06-6448-0256
住所:大阪府大阪市福島区吉野2-3-9
交通手段:地下鉄千日前線 玉川駅から徒歩約3分
営業時間:11:30~14:30/17:00~22:00(L.O.)
定休日:水曜日
駐車場:無
サイト:無
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