『ムジャラ』~彗星の如く現れし京都スパイスカレーの雄☆~
ここ最近勢いを付けている京都のスパイスカレーシーン。
徐々に、しかし確実にその数を増やし始めています。
特に下京区エリアの充実っぷりはなかなかのもの。
今回お邪魔してきたのは、7月25日にOPENしたばかりの新店『ムジャラ』。
スパイスカレーとの事ですが、どうやら現地っぽさも秘めた創作系との情報。
これからの京都スパイスカレーシーンを盛り上がる存在となるか、期待しての突撃です(^^)
阪急京都線 大宮駅から大宮通りを南下。
大宮高辻の交差点を西に80m程進みますと、右手側に白い看板を発見。
外観は喫茶店風だったりインド風だったり。
OPENと同時に入店。
なんともカラフルというか個性的というかエキセントリックというか。
なんしかエエ感じ(笑)
カウンター&テーブル席でキャパは15~20席弱といった感じ。
ご夫婦と思しきお2人で営業されてる様で、開店準備に大忙し。
メニューの書かれた黒板を拝見。
カレーは副菜をガッツリ乗せたワンプレートスタイル。
この日のカレーは「ブタバラカレー」と「野菜カレー(ココナッツ風紀)」の2種類。
「あいがけ」や「3種全部のせ」も可能みたいすね(この日は2種だけですが笑)
今回は「ブタバラカレー」を単体でオーダーしました☆
【本日のプレート(ブタバラカレー)】1,050円
大皿に薄く広く盛られたライス&カレー&副菜。
副菜はズラッと7種類のラインナップです。
見た目にも彩り鮮やかで、やっぱりインド的なヴィジュアルっすね。
上から見たらこんな感じー。
そう、このプレート、ライスが白米とイエローライス(バスマティ)の2種類。
所謂「あいめし」っつーやつなんですねー。
「あいめし」といえばやっぱ裏谷四『バビルの塔』が思い出されますな(・ω・)
インドベースの創作系カレーは、辛さ控えめながら芳醇なスパイス感が迸る攻めの調律。
かなりの肉々しさですがオイリーさや重さは感じず、主張する爽快感は正しくスパイスカレー。
ウェットなセミドライっぷりが、2種類のライス双方に絶妙にマッチするバランスです。
添えられた「キウィのチャトニ」が、甘酸っぱいアクセントを加えていてオモロ旨い!!
ガツンと攻めのスパイス感が爽快禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
副菜はこんな感じ。
・キャベツ&人参の炒め物
・カボチャのココナッツ煮
・ビーツとヨーグルトのサラダ
・玉ねぎのアチャール
・レモンの塩漬け
・ムングホール塩茹で
・大根&キュウリの和え物
其々の味わいもしっかりと立っており、個別に食べても味わい深し。
しかしながら、当然これだけの惣菜、最後は…
カレー、2種のライス、7種の副菜が織り成す辛味・甘味・酸味・旨味の一体感。
スパイスの強みと合わさる事で、味わいの厚みが強化されてめたんこ旨し!!!
正に現地感と創作感のフュージョンです(^^)
一体感が生み出す旨味の大津波で昇天禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
ボリュームもなかなかのものですがアッサリと完食。
店主の経歴は分かりませんが、OPENから2ヶ月のクオリティではありませんな。
塩気から始まり食べ終わりの着地点までしっかりと考えられた完成度。
ご馳走様でした!!!m(_ _)m
大阪でも流行りつつある、インド・ネパール・スリランカ等の現地系をベースとした創作系エスニックといった感じ。
現地の味に+αを加える、新たな味を生み出したスタイルっすねー。
それでいて味のバランスがしっかり取られているのが凄い。
こりゃ次回は「3種全部のせ」いきたいっすね。
京都はまだまだスパイスカレー後進地域。
しかしこれからのシーンを牽引するであろう新店舗の存在が、今後の期待感を高めます。
これからも京都チェックです!!!(^ω^)
【ムジャラ】
ジャンル:スパイスカレー
電話:080-9161-1191
住所:京都市下京区高辻通大宮西入坊門町832 イツワマンション1階
交通手段:阪急京都線 大宮駅から徒歩約5分
営業時間:11:30~売り切れまで
定休日:日曜・水曜
駐車場:無
サイト:http://www.mujara.net/
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