『純喫茶アヤコ』~中崎町に穴場な喫茶!!ほっこり和みの空間で自家製スパイシーカレー☆~

 


スパッとキレのあるスパイスカレーや、現地の味を伝えるエスニック料理。
昨今の大阪におけるカレーシーンの流行といったらそんな感じでしょうか。
即ちカレーライスや欧風カレーの波は、マニアの間では何故かそこまで火が点かない昨今。
しかしながら、やっぱり我ら世代の日本人の遺伝子に刻み込まれた味は、やはりノスタルジックなカレーライスではないでしょうか。

そしてそんなカレーライスの中でも、何気に味わい深さを感じさせるのが「喫茶カレー」
各お店其々の作り方や個性を発揮したり、何気にレベルの高いお店もあったりします。

今回お邪魔したのがそんな「喫茶カレー」を出すお店『純喫茶アヤコ』
コチラで出されているカレーがなかなかに評判との噂。
コレは早速行ってみねばと突撃してきました!!!(^ω^)



大阪メトロ谷町線 中崎町駅の2番出口から北へ。
ざっと500m程進み、2つめの信号のある交差点を右折して少しの所に店舗を発見。
濃い朱色のシックな外観で、壁には『純喫茶アヤコ』の文字。

店内はカウンターや1~4名のテーブル席で計12名程。
小規模キャパながら、そこが大箱とは違ったマッタリ落ち着ける空間となっています。
お店はアヤコさん(なのかな?)お1人で営業されており、その対応もエエ感じにまったり。

メニューは正に喫茶的なラインナップ。
自家製デザートなんかもそそるもんがあります。
そんな中にキラリと光るカレーメニュー。
勿論今回は「ルーから手作り!スパイシーカレー(単品)」と、食後に「プリン」をいただきました(^^)


【ルーから手作り!スパイシーカレー(単品)】700円

現れましたカレー様は、これぞカレーライスと言わんばかりのヴィジュアル。
カレールーとライス、この2つだけで完成されている圧倒的シンプルさです。
イイですねーこの感じ。正に喫茶カレー。

ライスの天辺にはポコンと凹みがあり、まるでそこからカレーが噴出しているかの様。
その見た目たるや土石流の如きです(笑)

カレールーはほんのりととろみを持った粘度で、肉や野菜が溶け込んだ濃厚さ。
じっくりと煮込みの旨味を含んだ味わいに、しっかりヒリリとくる強めの辛さを持っています。
ほんのりと感じる酸味と辛味のコントラストがイイ効きですね。

そしてカレーライスとしてはかなり強いスパイスの効き。
立ち位置としてはスパイスカレー寄りのカレーライスといった印象です。
この辛さとスパイス感、かなり好みです(^ω^)

具は手羽先が1本ゴロリ。
ホロッホロに煮込まれた柔らかさはスプーンで解れるレベル。
この鶏の旨味がまたカレーに深みを与えています。

ノスタルジックさとスパイシーさのマッチングでむっさ旨い!!!(^ω^)


【プリン】400円
おお~、これまたノスタルジック。
昔ながらという言葉がピッタリくるヴィジュアルすね。
このやや固めな感じがほんま懐かしさ漂いまくりです。

スプーンを差し込むと、やや跳ね返りを感じさせる弾力感。
卵の味わい豊かなこのバランスは、昨今のとろける舌触りのスイーツとは真逆と言えます。
しかしその時代に逆行するが如き懐かしい味わいは、我ら世代には超ツボ。
ほろ苦いカラメルソースと生クリームの三位一体となった味わいはイチオシです☆

まったり濃厚な甘味のノスタルジックプリンでむっさ旨い!!!(^ω^)

ウマウマなカレー&デザートを堪能!!!
喫茶店としての立ち位置を崩さず、その中でクオリティを引き出している稀有なお店。
様々なカフェがスパイスカレーを提供している昨今、この潔いまでのシンプルテイストは拍手モノです。
ご馳走様でした!!!m(_ _)m


中崎町はほんま穴場というか「おっ」という発見のあるエリアですね。
こういった素朴ですがほっこり出来るカレー、何気に貴重です。
他のデザートも味わってみたいので、またふらっと訪れてみたい良いお店。

営業は6:30と早朝からの営業ですが、カレーの提供は11:00からなので注意デス(・ω・)


【純喫茶アヤコ】
ジャンル:カレーライス・欧風系/喫茶店
電話:06-4980-8730
住所:大阪府大阪市北区本庄西2-2-15
交通手段:大阪メトロ谷町線 中崎町駅から徒歩約8分
営業時間:6:30~16:30(L.O.16:00)

定休日:水曜日/第3火曜日
駐車場:無
サイト:無

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