『広東料理 香美園』~土台に感じるスープの旨味!!神戸元町で王道の中華カレーを堪能☆~

 


関西カレーシーンにおいて、徐々にその注目を増してきている「中華カレー」というジャンル。
元々は中華料理店の中華スープをベースとしたカレーライスの事でしたが、昨今では麻婆を組み合わせたものや、スパイスカレーを中華テイストにアレンジしたもの等、多種多様なバリエーションを生んでいます。

今回リサーチしてきたのが、そんな中でも原点と言えるタイプの中華カレー。
コチラ『広東料理 香美園』に行ってきました(・ω・)

神戸市・元町エリアに店を構える『民生 廣東料理店』プロデュースのコチラ。
この中華カレーが爆発的人気を誇っているそうな。
源流たる正統派中華カレーをいただきに、突撃してきました!!!(^ω^)



各線 元町駅を南側に出て、県道21号線から1本南の道路を西に進みます。
約200mほど進みますと、右手に黄色いテントのお店を発見。
町中華といった感じの肩肘張らなくていい雰囲気がエエ感じー。

ランチタイムという事もあってか、店内はお客さんでほぼ満席。
テーブル席で全78席となかなかの大箱ですな。
白を基調としたシンプルな内観は、THE 中華料理店といったストイックな印象。



メニューは当然ながら中華料理がズラリ。
そんな中に一部カレーメニューを発見できます。

<カレーメニュー>
カレー 並650円/大880円
カレー(ルーのみ) 並550円/大750円
カレーそば 並670円/大930円

ふむふむ、実質「カレー」「カレーそば」の2枚看板っすね。
今回はライスでいただきたかったので、「カレー」を並盛りでいただきました(^^)


【カレー(並)】650円

もう目を見張るほどの圧倒的シンプルさ。
パッと見は普通のカレーライスといったヴィジュアルです。
しかし漂う香りは明らかに違いを感じるものが。

上から見るとこんな感じ。
具は豚肉、ジャガイモ、玉葱といった至ってシンプルなもの。
これは益々味わいに期待が増します。

カレーは少しとろみのあるオーソドックスな粘度。
味のベースは中華スープを土台とした旨味の感じ方。
カレーとしての主張はシンプルにカレー粉のそれですが、どこか尖ったスパイス感を感じたり。
この尖りと中華スープの合わさりが独特の味わいを持つカレーに仕上げています。

ライスはカレー専用という訳ではないので、やや柔らかさを感じる炊き具合。
しかしカレーライス的な粘度のルーには良い感じに絡んで違和感はありません。
むしろしっとりとした一体感が出ていて好相性です。

スープの旨味がしっかり感じられる中華カレーで旨い!!!(^ω^)

中華カレーの中でもややカレー粉の主張が強めな部類。
その中でもしっかりスープの旨味を出してきているのは流石です。
カレーライスの方向性にあるので、食べ易さも抜群。
これはスパイス慣れしていない人でも美味しくいただけるPOPさですね。

ウマウマな王道中華カレーをいただきました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m


欧風カレーや日式カレーライスとはまた違ったスタイルの中華カレー。
独特の旨味がなんともオリジナリティを発していて、1つのジャンルとして確立しています。
土日祝も営業していて夜営業もあるので使い勝手はイイ感じ。
中華料理を堪能してからの〆カレーという楽しみ方も出来ますね(^^)

神戸元町といえば中華街「南京町」もあるので、探せばまだまだ中華カレーがありそう。
まだまだ開拓の余地があります。


【広東料理 香美園】
(かんとんりょうり こうみえん)
ジャンル:中華カレー/中華料理
電話:078-391-4015
住所:兵庫県神戸市中央区元町通3-16-2
交通手段:各線 元町駅から徒歩約5分
営業時間:11:00~15:00/17:00~20:30
定休日:月曜日(祝日の場合は営業。翌日休業)
駐車場:無
サイト:無

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