『立呑処 新多聞酒蔵』~天満立ち呑み酒場の東南アジア飯がカオス的旨さ☆~

   2020/06/04

大阪有数の呑み屋街の1つ・天満。
大小様々な飲食店が軒を連ね、中には路地裏の隠れ家的なお店も多く、どこかアジアの屋台街の様な世界観を醸し出すエリアも。
もちろんカレーを扱う店やアジア系のお店も沢山あり、それがまたアジア的な雰囲気を作っているんですかね。

そんな中、天満駅から程近い立ち呑み酒場『立呑処 新多聞酒蔵』で秀逸なアジア飯がいただけるという事で、ふらふらり~とお邪魔してきました(^ω^)

大阪市北区天神橋4『立呑処 新多聞酒蔵』

JR大阪環状線「天満駅」の北口から徒歩5秒(笑)
呑兵衛パラダイスの入口とも言える辺りに店舗発見できます(・ω・)
立呑処というだけあり、もちろん店内はオールスタンディング。
この日も目いっぱいパンパンのお客さんで鮨詰め状態でした。
(ちなみに訪問は3月頃でございまっす)

メニューはホワイトボード&カウンター上にブックが置いております。
ざっくり1/3がアジア系のメニューで占められてますな。
今回は呑み仲間のOB氏と一緒やったので、アレコレ頼んでシェアと相成りました。

【マレーシア風バターイカ】450円

どうマレーシア風なのかは置いときまして、芳しいバターの香りが堪らんすね。
イカの弾力ある食感にこってりとした濃厚さの絡み。
ほんのりスパイシーさもあって、これはビールが進むやーつ。

【牛すじレンダン】450円

インドネシア料理のレンダンを牛すじでー。
しみ出た脂の旨味に、ココナッツミルク&香辛料によるダブルインパクトが良い感じに馴染んでいますねー。
レモングラスの柑橘っぽい風味もまた特徴的。

【四川麻婆豆腐】400円

マレーシア→インドネシア→続いて今度は中国料理。
そらあったら頼むでしょ麻婆さんです。
立ち飲み屋の麻婆と侮るなかれ。しっかり花椒も効いたバランスの良い麻辣具合。
辛味も良い塩梅であり、これはライスが欲しくなるやつですよ。

【海南チキン】450円

続いてやってきましたシンガポール。
いわゆる「海南チキンライスの頭だけ」ってやつ。
ムチッとした蒸し鶏独特の食感に、酸味のあるソースが抜群に合いますね。
しっかりオイリー3連発やったので、このタイミングの冷菜は良い箸休め。

【福建麺(マレーシア黒焼きそば)】600円

〆は続いてシンガポールから「福建麺(マレーシア黒焼きそば)」。
太麺、豚肉、キャベツと非常にシンプルな構成です。
こりゃ見た目めっちゃパンチ効いてそうです。
そう思いながらズルズルと啜ってみると、思いのほか味の濃さはキツくないですね。
こってりはしていますが塩気はそこまで強くなく、むしろほんのりと甘めの味付け。
麺の茹で具合は柔らかめで、それがまた甘い主張と噛み合う相性の良さです。
ん~これ結構好きなバランスっすね。

どれもこれも立ち呑みクオリティを越えた完成度でめちゃ旨い!!!(^ω^)


いやいや、まさか普通の立ち呑み屋でこんなアジア飯が食べられるとは。
ホワイトボードにも書かれている通り、“范ちゃん”なる方(どの方かは分からず)が手掛けているそうで、なるほど納得といったところです。
「ミーゴレン」や「アジアン唐揚げ」など、まだまだ食べてみたいメニューも盛り沢山なんで、こちらはまたお邪魔せねばです。

ウマウマなアジア飯集合体を堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m

第2金曜・土曜限定で「肉骨茶」も登場!!!

通常メニューでも十分に魅力的ですが、毎月第2金曜と土曜には、マレーシア料理「肉骨茶(バクテー)」も登場するそうな。
なっかなかにハードル高いですが、これは行く価値ありそうですね。

常に満杯状態の大人気立ち呑み『立呑処 新多聞酒蔵』。
またふらりと天満呑みの際は、是非立ち寄りたいお店です。

店舗情報

【立呑処 新多聞酒蔵】
(たちのみどころ しんたもんしゅぞう)
ジャンル:東南アジア料理、立ち呑み
電話:06-6882-5105
住所:大阪府大阪市北区天神橋4-12-3
交通手段:JR大阪環状線「天満駅」北口から徒歩すぐ
営業時間:13:00~23:00
定休日:日曜日、祝日
駐車場:無
サイト:無

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