銀座『ナイルレストラン』~創業70余年!!日本最古の印度料理専門店で名物ランチ☆~

   2020/12/10

東京遠征カレー旅その③

日本のカレーは、インドを植民地支配していたイギリス人が自国に持ち帰り、イギリス風(=欧風)にアレンジしたものが日本に伝わった事が起源とされています。
とするなら、やはりその原点はインド料理という事になります。
現在では全国津々浦々に膨大な数のインド料理店があり、インネパ系を合わせればその数は正に星の数ほどに上るでしょう。

そんな中、「日本最古の印度料理専門店」という看板を上げる『ナイルレストラン』に行ってきました。
1949年創業、創業70年を超えるインド料理店となれば、そりゃ期待値も上がるってもの。
当然今回狙っているのは、名物ともいえる「あのメニュー」です!!

中央区銀座4丁目『ナイルレストラン』

各線「東銀座駅」のA2出口から昭和通りに出て左折しますと、すぐの所に赤いテントのお店を発見できます。
お昼時もやや終わりかけでしたが、行列はまだまだ続いている様子。
いやはや流石の人気っぷりです。

店内はピンクを基調としたなかなかにハジケたデザイン(笑)
全70席という大箱がぎっしり詰まっているというのも凄いですね。

メニュー一覧

さてさてメニューを拝見…と思ったら、店員さんから聞かれるのが、

店員「ムルギランチ?」

どうやらお客さんのほとんどが、名物の「ムルギランチ」を注文するそう。
まぁ実際ワテもそれ狙いなんですけどね。
「じゃあそれで」ってな感じでオーダーしてみました(・ω・)

【ムルギランチ】1,500円

店員さんの手が写り込んどるのはご愛敬。
サラサラのカレー、ボリューム満点のチキンレッグ、煮込みキャベツ、マッシュポテト、ライスがワンプレートになったランチメニュー。
「ランチ」となってますが、実は営業中ならいつでも注文できます。

テーブルに到着後、すぐに店員さんが軽快なナイフさばきでチキンレッグを削ぎ落としていきます。
写真撮りたい方は到着後すぐ言わないと作業始めちゃいますよ(笑)

するとまぁこんな感じになります。
こちらをですね…

カレー、チキン、キャベツ、マッシュポテトを万遍無く混ぜ込んでいきます。
そうする事で完全体になるんだそうな。
ここは言われる通りに混ぜ混ぜしましょう。

するとまぁこんな感じに。
なんつーか、この混ぜ文化的スタイル、何気に日本人にマッチしてますよね。

カレーはスパイス感はズバッときますが、辛さやオイリーさは何気に抑えめ。
これはカレー自体が辛さを控えめにしているのか、それとも混ぜこんだキャベツやマッシュポテトがそうさせているのか。
鶏肉の旨味も溶け込み、マッシュポテトの滑らかな食感などのアクセントもGood。
ポテトの影響なのか、どこか日本のカレーっぽさすら感じさせますやん。
いきなり多層的な味わいが押し寄せる感じもまた良きです。

辛味・旨味・スパイス感の三位一体で禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)


いやこりゃ旨い。
カレーのクオリティは言うに及ばず、なんせ混ぜ合わせた時の全体のバランスの良好さよ。
めちゃくちゃジャンキーな印象すら浮かぶのに、味わいは非常に洗練されています。
流石は日本最古のインド料理店といった感じでしょうか。

ウマウマなインド式ワンプレートを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m

最高にありがたい通し営業!!!

こちらナイルレストラン、11:30~21:30までぶっ通しの営業。
(日曜・祝日は20:30まで)
しかもムルギーランチはいつでも頼めるってんですから、ちょっと時間をずらして行った方がスムーズかも知れませんねー。

東京のインド料理店はとにかくハイレベルな印象ですが、こちらもその例に漏れない上質な一皿でした。
東京観光の際は、ちょっと足を伸ばしてみては如何でしょうか。


※こちらの記事は、2019年訪問時のものとなります。

店舗情報

【ナイルレストラン】
ジャンル:インド料理
電話:03-3541-8246
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座4-10-7
交通手段:各線「東銀座駅」A2番出口より徒歩1分
営業時間:11:30~21:30(日曜・祝日は11:30~20:30)
定休日:火曜日
駐車場:無
サイト:公式サイト

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