『Ceylon Inn』～ガツンと現地性を感じさせる本格スリランカ料理店☆～

東京カレー遠征でこの日は中目黒へ。
インド料理のクオリティ・店舗の豊富さに置いては群を抜いていると思われる東京。
が、何故かスリランカ料理に関しては驚くほどその数は少ない。。。
(むしろ関西、特に大阪のスリランカ料理の根付き具合が飛び抜けているとも言えますが、それについてはまた別の機会に)

そんな限られた中から、今回訪れましたのがこちら『Ceylon Inn』。
東京のスリランカ料理店の中では、比較的古参の部類に入るのかな??
前回の遠征時にお邪魔した『アチャラ・ナータ』が、現地的な中に日本的な面を出した調律具合だったので、今回は現地の方がやってられるこちらに突撃。
東京の現地式スリランカ料理を求めてお邪魔してきました!!!(ﾟ∀ﾟ)

東急東横線 中目黒駅から南へ徒歩約3分。
下町的な町並みの一角に現れました、どこか異質な感じの赤煉瓦の建物。

店内に入ってみますと、壁の至る所にスリランカ(なのかどうかは判別できませんが)の装飾品が飾られた、異国情緒溢れるレイアウト。
テーブル席のみの20席という空間は、適度なキャパでパーリー使用にも調度良い感じ。

早速メニューの内容を確認。
ランチメニューはセットメニューのみの様子。
(以前はスリランカプレート的なメニューもあったそうですが止めちゃったみたい。。。)
7種類のカレーの中から1品をチョイス＋野菜カレー＋日替りサラダ＋ディザート(笑)といった内容です。
ナン、ロティ、パラータ、ライスの中から1つをチョイスするシステム。

人気No,1は「チキンカレー」らしいですが、今回はそんなの知ったこっちゃねぇとばかりに「マトンカレー」をセレクト(笑)
勿論ライスをチョイスしました!!!(・ω・)

【マトンカレーセット(ライスセレクト)】850円

別盛りのお皿に2種類のカレーとライス。
更にサラダとカトゥレットまで付いてきます。
その上食後にはディザート付き。これで850円はなかなかの良好コスパっすね。

先ずは「マトンカレー」をば。
一口目からガッツリ主張してくるスリランカ系独特のスパイス感。
キレの良いスパイスの後から広がるやや強めの辛味からの、かなりパンチの利いた塩気を感じます。
関西某店の暴力的塩気ほどではありませんが、こりゃ結構な存在感。
マトンもゴロゴロ…とまでは言いませんが、エエ感じには入ってるので無問題。
噛み締めると独特のクセがほんのり香って、マトン好きには溜まらん調律具合です。

パンチ強めの攻め具合で禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ)

続きまして「野菜カレー」。
この日の内容はレンズ豆とほうれん草のカレー。
こちらは先の「マトンカレー」と比べて大分とマイルドな方向性。
豆の味わいを前面に出し、スパイスや辛さの主張は抑えられています。
ココナッツミルクの優しい甘さとの相性の良さが際立っていますね～。

マイルドな優しさ際立ち禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ)

サクッと揚がった「カトゥレット」は、魚の旨味とジャガイモのホクホクとした食感がミックスしてむたくた旨い。
素材感を生かした薄味なのもイイっすねー。
(しかしカレーの塩辛さとは対照的なのな。不思議。。。)

そしてラストは両方のカレーを混ぜ混ぜしていただきます!!!

ガツガツ感満載の濃い目の「マトンカレー」とマイルド「野菜カレー」が合わさると、塩気・辛味・旨味…全てがバランス良く整って抜群の完成度に変化。
くはー!!!やっぱスリランカカレーは混ぜてナンボなトコがありますね。
(コレ絶対「スリランカプレート」旨かったろうなぁ。。)

混ぜ文化万歳で禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ)

〆にはディザート(しつこい)の「ワタラッパン」っぽいモン。
黒糖のがっつりした甘さが染み渡るストレートな味わいすね。
スリランカだけでなく、現地系のお店の甘いモンってめっさストレートなんすよね。

ガッツリスリランカカレーランチを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_羊_)m

やはり現地の方がやられてるお店なだけあって、かなり主張は強めな感じですね。
ちゃんと日本人の舌向けに調整はしてるでしょうが、それでもなかなかのパンチある濃さ。
ふむふむ、東京でのスリランカ料理店は3軒目ですが、1番現地っぽさを残したお店かなー。

こりゃ是非とも「スリランカプレート」を復活させてほしいもんですわ(ﾟДﾟ)

【Ceylon Inn(セイロン・イン)】
ジャンル：スリランカ料理
電話：03-3716-0440
住所：東京都目黒区上目黒2-7-8
交通手段：東急東横線 中目黒駅から徒歩約3分
営業時間：11:30～14:30/17:30～23:00
定休日：月曜のディナー、日曜のランチ
駐車場：無
サイト：http://ceyloninn.jp/