『f-cafe’』~洋食で表現する珠玉のスパイス料理を堪能☆~

 

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スパイス料理と言えば、多くは中華・インド・ネパール・タイ・スリランカといった、所謂エスニック系の料理を思い浮かべるのが一般的。
実際、カレーや中華料理といったイメージを持たれるでしょう。
しかし!!!その固定概念をぶっ壊すべき偉才の持ち主からご連絡が。

「何か面白い事がやりたくて、鬱憤晴らさせてください(笑)お題はスパイス使った料理で」

ななななんですとおおおお!?!?(゚Д゚)

東淀川区豊里の隠れウマウマ洋食店『f-cafe`』オーナー・中野氏より創作的スパイス料理コースの食事会のお誘いががが!!!
その名も「カレーEXPO 乙カレー会」
てかお疲れやったん中野氏だけやんかいさ(笑)
しかしまー、こんなん何が何でも参加に決まってますやん。
あっちゃこっちゃの食べ呑み仲間に声掛け倒して貸切パーリーやってきました!!!


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地下鉄今里線 だいどう豊里駅から南西へざっと徒歩10分。
阪急京都線 上新庄駅からでも約15分くらいで到着できます。
今回は貸切り営業なんで、気兼ね無く馬鹿騒ぎ出来ますわい(笑)

今回は総勢10名による「f-cafe`スパイス料理コース」
コースの内容はこんな感じ(・ω・)

・前菜5種盛り
・ラッサム f-cafe`風
・マグロのスパイシーカルパッチョ
・ジャンボ焼き鳥 シェラスコ風
・あさりの白ワイン蒸し コリアンダー風味
・白子のムニエル キーマカレーソース掛け
・渡り蟹のスパイシートマトソースパスタ
・鯛の炭火焼き 鯛とあさりのカレーソース
・ラムの柔らかスパイス煮込み
・鴨のタンドリー風

んもーどんだけーってくらい魅力的な内容やないすかコレどんだけー。


・f-cafe`スパイス料理コース:3,500円
【前菜5種盛り】
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初っ端からパンチあんのキタコレ。
見た目にも鮮やかな前菜5種盛りでございやす。

・アスパラのスパイシーロール巻き/・小海老とポテトのドーサ仕立て
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・スパイシーミンチカツ/・ヤリイカとブロッコリーのアヒージョ仕立て
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・茄子のサブジ
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其々スタイルは洋食ですが、そのどれもがスパイスの要素や他ジャンルの要素を含んだ形になっています。
特に「小海老とポテトのドーサ仕立て」は、春巻きみたいなヴィジュアルですがしっかりスパイシーでむたくたインドテイストですやん!!!


【ラッサム f-cafe`風】
f-cafe20161104この日のスープはインドの「ラッサム」をf-cafe`風に仕上げております。
具は野菜を中心としたレンズ豆がエエ感じの存在感出てますな。
キリッと主張の酸味が実に「ラッサム」的ながら、洋風のスープとしての着地点。
スープ1つ取ってもスパイスとのコラボがゴイスー☆


【マグロのスパイシーカルパッチョ】
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カルパッチョまでもスパイシーに仕上げてくるのかー!!!
バルサミコのスッと柔らかな酸味とスパイスの余韻がむたんこマッチ。
コリアンダーの風味もカルパッチョのフレッシュさをアップさせとりやす~(^^)


【ジャンボ焼き鳥 シェラスコ風】
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続いて肉料理。
ジュースィーな鶏肉をシェラスコ風のデッカイ焼き鳥に。
勿論ただの焼き鳥ではなく、しっかり香辛料を効かせたヒリッとくる刺激。
焼きの技術も抜群で、表面カリッと中はしっとりデス。


【あさりの白ワイン蒸し コリアンダー風味】
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お次は魚料理。
洋食ではメジャーな白ワイン蒸しにコリアンダー合わせてきとります。
あさりの旨味満載なスープに、ほんのり香るコリアンダーの独特の芳香。
この磯の香りと旨味のパンチ、めっさ好みー!!!

f-cafe20161108ここでバゲット導入。
バリッとした表面に引きの強い内側が、生地だけ食べてもイイね。
こやつに先のあさりプースーを浸しますと…えげつなく旨し!!!


【白子のムニエル キーマカレーソース掛け】
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見た目は最早キーマカレー以外の何物でもありませんが、下には白子のムニエル。
とろりとした最高の食感に流れる濃厚な旨味と甘味。
そこに鶏キーマの異なる旨味&スパイス感と粗めの食感。
クリーミー&ハードパンチな存在感が堪らなく旨し(^^)


【渡り蟹のスパイシートマトソースパスタ】
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お次はパスタが現れました(・ω・)
渡り蟹をガッツリ使ったトマトソースに合わせるはタッリアテッレと思しき平打ちパスタ。

f-cafe20161111麺上げならぬパスタ上げ(・ω・)
湯気と共に猛烈なスパイスの香りが立ち上がってきますやん☆
蟹の豊かな旨味&トマトの柔らかな酸味。
そこにビシッと1本通った辛味の刺激が駆け抜けます。
んもー旨味とスパイス感のミクスチャーが堪らん!!!


【鯛の炭火焼き 鯛とあさりのカレーソース】
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魚料理その②
炭火焼きした鯛の身とあさりを、同じく鯛出汁&あさり出汁&香辛料によるカレーソースに合わせた一皿。
説明書いてる時点で旨さしか感じねー。
ふっくらとした鯛の身の柔らかさは極上の火入れを感じさせ、そこに出汁の旨味メインのカレーソースの主張がプラス。
このソース、間違い無くライスダイブさせたらものごっつ旨い。
魚介の旨味を凝縮したスパイス料理すねー。


【ラムの柔らかスパイス煮込み】
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この日メインの肉料理の登場。
大振りの骨付きラム肉をじっくりスパイスと共に煮込んだ一品。
イタリアンっぽさありますが、がっつりと漂う香りは間違い無くエスニック的。
フォークで簡単にほぐれる柔らかな煮込み具合に、バチバチ主張してくるスパイスの効き。
そして見た目からも伝わるオイリーさは、どこかパキスタン料理の「ニハリ」に通じるものを感じます。
ラムの癖の無い旨味に独特の繊維的な食感がまたすんばらしく旨し!!!(^ω^)

f-cafe20161114ここでライス投入!!!(゚∀゚)

この日のライスは栗と炊き込んだ、栗ごはんならぬ「栗バスマティライス」という変わり種。
それにこのニハリっぽいスープとラム肉をドッキングさせました!!!
もう完全にパキスタン料理にしか見えねーやんかいさ。

f-cafe20161115当然ながら、オイリー&スパイシーなカレーソースはバスマティとの相性も最高潮。
ほくっとした栗の甘味もびっくりするくらいマッチしますやん☆
トロットロのラム肉がライスに絡んで、もう珠玉の幸福感。
メインを張るだけあり、この旨味の破壊力は凄まじかったです。


【鴨のタンドリー風】
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デザートです。
嘘です。メインの肉料理その②の鴨さん出てきました。
中央のピンク色がもう卒倒するくらいの火入れ具合ですやん。
じゅわっと染み出る肉汁はがっつり濃い鴨特有の旨味。
表面カリッとした焼き加減で、タンドリー風と言うだけありインド的スパイシーさ。
けっこうな脂っぷりなんですが、サラッといただけるのはスパイスの恩恵か。


どの料理もスパイシー&味わい深さでもんのすげー禿げウマアアアア!!!!Σ(゚Д゚)

全ての料理が「洋」の要素を基準にしながらも、そこにエスニック的なスパイス使いや調理方法をミックスしているハイブリッドな面々。
「スパイス洋食」とでも言いますか、こうなってくるともう新たなジャンルの料理に近い感じ。
唯一無二と言ってもよいオリジナル性を発揮したウマウマコースでありました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m

この遊び心溢れるコース、今回だけにしとくのは惜し過ぎますやん。
また引き出し駆使してもろて、オモローな食事会やってほしいもんすねー。
『f-cafe`』中野シェフのスパイス洋食、今後も大注目です!!!(^∀^)


【f-cafe'(エフカフェ)】
ジャンル:欧風カレー/洋食/カフェ
電話:06-6328-1616
住所:大阪府大阪市東淀川区豊里6-1-39
交通手段:地下鉄今里線 だいどう豊里駅から徒歩約10分
営業時間:11:30~15:00/17:00~21:30
定休日:日曜日(不定休あり)
駐車場:無
サイト:https://m.facebook.com/fcafe.toyosato?fc=f&showPageSuggestions&_rdr

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