『ぐりる樹林亭』～昭和レトロを感じさせる老舗洋食店の王道欧風カレー☆～

カレーシーンが広がるに連れ、様々なジャンルのカレーが増え続けている昨今。
王道のカレーから始まりスパイスカレー、そして現地系のカレー、更には『北新地 林家』や『Spicy Curry 魯珈』といった他ジャンル同士のハイブリッドカレーも誕生し、「カレー」というジャンルの広がりは止まるところを知りません。
そんなサブカルチャーな要素満載なカレーシーンですが、やはりメジャーシーンに立つのは、日本人のカレーの原点とも言える「欧風カレー」でしょう。

そして今回お邪魔してきたのが『ぐりる樹林亭』。
天神橋2丁目にて創業20年を超える老舗洋食店であります。
新進気鋭のカレーとは真逆とも言える、昭和レトロな純欧風カレーを提供しているこちらに突撃して参りました!!!(^ω^)

JR東西線 大阪天満宮駅の3番出口から京阪国道を東に進み、最初の角を右折。
40m程進みますとある十字路の右角に店舗を発見。
天満天神繁盛亭の斜め向かいになりますねー。
THE 洋食といった雰囲気を醸し出す外観に期待が高まります。

店内は白を基調とした中に凛とした空気が漂う空間。
1～2階合わせて50席というかなりのキャパを持っており、色々な使い方が出来そう。

メニューは正に王道と言える洋食の数々。
ハンバーグ・ミンチカツ・ポークカツ・ステーキ…そしてカレー。
カレーは5種類があり、それ以外に「カレーソースのみ」というのも面白いすね。
今回はお勧めとされていた「豚ヘレカツカレー」をオーダー。

【豚へレカツカレー】1,100円

やや黒みを帯びたルーにドドンとのったトンカツ。
日本人が想像するカレーを体現した、正に「THE 洋食カレー」というヴィジュアル。
このボリューミーさ、魅力的過ぎます(^ω^)

欧風でありながら粘度は割と低めのルーは、昔懐かしさ漂う凝縮された旨味。
そこに酸味が重なってくる欧風特有の濃厚さを発揮しています。
後追いで感じるほんのり苦味に似たビターテイストが、めっちゃ深みのある味わいの着地点を演出しています。
辛味よりも旨味とコクが主張したバランス感すね。

ビシッとシャープなコクが禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ)

結構なサイズの豚ヒレ肉をサクリと揚げたカツ。
適度な厚みがカレーに合わせるに最適なバランスです。
カレー＆カツ＆ライスの究極の三段構造ですやん(^ω^)

欧風カレーにベストマッチの組み合わせで禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ)

想像通りの秀逸な王道さを発揮した欧風カレー。
じわっと染み込む様な旨味の広がりと心地良い辛味の後味。
昔ながらの味を守る歴史感じるカレーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_欧_)m

開店は平成からですが、その味わいや放つ雰囲気は正しく昭和ノスタルジー。
欧風系特有の旨味・コクを発揮したバランスです。
昨今流行りのスパイシーさや出汁的な旨味とは違いますが、やはり懐かしさ感じる味は日本人のDNAに染み付いたご馳走ですね～。

カレーもウマウマでしたが、他の洋食メニューもやたら気になる感じ。
カレーはマストとして、次回は複数でお邪魔してシェアしてみるのも一興ですな(^^)

【ぐりる樹林亭(きりんてい)】
ジャンル：欧風カレー/洋食
電話：06-6352-8661
住所：大阪市北区天神橋２-４-１
交通手段：JR東西線 大阪天満宮駅から徒歩約2分
営業時間：11:30～15:00/17:00～21:00
定休日：日曜・祝日
駐車場：無
サイト：http://kirin-tei.sakura.ne.jp/index.html