『スパイス食堂 ヤグラ』~大衆食堂からの大転身!!元田中の住宅街にスパイスカレー専門店☆~

 


京都のカレーシーンにも徐々に変化が訪れている昨今。
様々なカレー屋が続々と誕生し、中には大阪で猛威を振るうスパイスカレーも。

今回お邪魔したのは、そんな中でも変わり種なお店。
コチラ『スパイス食堂 ヤグラ』に行ってきました(・ω・)

大衆食堂『やぐ羅食堂』がカレー専門店として業態変更したコチラ。
しかもスパイスカレーというんですから、世代交代からの転身というやつでしょうか。
京都スパイスカレーの新たな展開、早速突撃デス(^ω^)



叡山電鉄本線 元田中駅から線路沿いを東へ。
約50m程進むとある十字路を右折し、道なりに200m程直進して3つめの十字路を左折。
少し進みますと左手に時代感じさせる店舗を発見。
これはなっかなかの老舗感ですねー(笑)

店内もこれまた迸るノスタルジー感(笑)
キャパは10名くらいで、広さの割には少なめですね。
マンガ置いてるのは食堂時代の名残ですね。

店主と思しき男性とご高齢の女性お2人の計3人で営業。
調理は店主1人で行っているので、少々時間が掛かるのはご愛敬です。

<カレーメニュー>
スパイスカレー(チキンカレーとキーマあいがけ) 800円
カツカレー(スパイスカレーにカツトッピング) 950円

メニューは上記2種のみで、事実上カツトッピング。
ライスは白米or古代米から、辛さはノーマルorひかえめからチョイス。
今回は「カツカレー」「古代米」「辛さノーマル」でオーダーしました(^^)


【カツカレー(古代米/辛さノーマル)】950円

カレー屋の中では割とシンプルなお皿に盛られたカレーは、見た目にも正に王道と言えるヴィジュアル。
スパイスカレーを地で行くスタイルっすね。
しかし添え物が福神漬けと高菜なのはなかなかオモロー(笑)

上空からお送りします。
定食屋然とした店内や提供スタイルでこのヴィジュアルは、物凄いギャップながらも何かしっくりくる(笑)

先ずは「キーマ」から。
サラッとしたウェットなキーマは、ギュッと濃厚な詰まり具合を感じる味わい。
どこかデミグラスソース的な深みを発揮しています。
辛味はそこまで強くなく、バランスの良いスパイスの効きと旨味が良いマッチング。
旨味押し的な要素の強いキーマカレーっすね。

挽肉の深い旨味が広がるシンプルキーマで旨い!!!(^ω^)

続いて「チキンカレー」
こちらは一口いただいて衝撃が走りました。
圧・倒・的・辛さ!!!
ファーストアタックはキュッと口内を引き締める酸味。
そこからほんのりとレモングラス的な風味を感じたかと思うと、一気にキレのある辛味が突撃してきます。
この酸味と辛味のバランス感、ちょっとエスニック的な要素を感じさせますね。

バシッと独特の主張を醸し出す酸×辛カレーで旨い!!!(^ω^)


トッピングのトンカツは薄く叩かれた豚肉をサクッと薄衣に揚げています。
元食堂っつー事もある為か、揚がり具合は良い塩梅。
カレーとも良い相性を発揮しています。

大衆食堂からのシフトという事で、どうしてもカレーライス的なイメージがありましたが、いやはやこれは驚愕。
スパイスカレーとエスニックの要素を複合した、なんともオリジナリティある内容です。
これは京都のスパイスカレー提供店の中でもかなり独特ですな。
揚げ物のレベルも高く、総合力に富んだ良いお店。

ウマウマな創作系スパイスカレーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m


これは京都後の地にまた面白いお店が誕生しましたねー。
おそらくは独学と思われますが、この方向性の発揮は素晴らしいすね。
13時以降にはまた違うメニューが出るらしく、それもまた気になりますやん。

昼だけでなく夜営業もあるというのも、カレー業界ではありがたやーだったり。
(京都のカレー屋さんは割と多いんですよね)
立地はちょいとばかしハードル高めですが、コレは行く価値ありあり。

次回は13時以降のメニューを狙ってみましょうかねー(・ω・)


【スパイス食堂 ヤグラ】
ジャンル:スパイスカレー
電話:075-781-4533
住所:京都府京都市左京区田中東春菜町11
交通手段:叡山電鉄本線 元田中駅から徒歩約10分
営業時間:12:00~14:30/17:00~20:00
定休日:水曜日
駐車場:無
サイト:無

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