『SPICE CURRY LIBERTA』イタリアン要素とのフュージョン!!神戸灘区のハイブリッドスパイスカレーの独自性が止まらない☆～

あらゆるカレーの中でも、その自由度と独自性が際立つ「大阪スパイスカレー」。
1つの概念として「小麦粉や固形ルーを使用せず、自由な発想を取り入れたカレー」的な定義（らしい）。
即ち、どのカレーにも属さない、且つ、どのカレーの要素もあるという凄まじい汎用性を持ったジャンルと言えなくもない。

そんな大阪で生まれ育った大阪スパイスカレーは今や全国区に。
そして当然関西圏でもどんどんその勢いを高めています。
コチラ神戸市灘区の『SPICE CURRY LIBERTA（スパイスカリー リベルタ）』もその1店。

イタリアンシェフでもある店主が生み出すカレーは、いわゆるハイブリッド的な要素を持った独自性を発揮してます。
今回チェックしたメニューもそんな個性溢れる内容をお届け(^ω^)

神戸市灘区友田町『SPICE CURRY LIBERTA』

阪神本線『新在家駅』から友田本通を北へ。
10m程進みますと左手に『まるざいけ』の看板が見えます。
新たにメニュー看板も設置されとりますね。

この日のカレーはこんな感じ。
所々にイタリアンやフレンチ的な要素が散りばめられていますねー。
この内容で1,000円とはお手頃感半端ないっすね。

【ラム肉のラグカレー 明石海苔ソース～マッシュルームとペコリーノチーズかけ～】1,000円

デデデン!!!
なんとこの日はカレーのタイプ上、白米orパスタから選択可能というアグレッシブさ。
もちろんこんなんパスタ試してみるしかないっしょ。

俯瞰から見てもその整った盛り付けに心躍ります。
このお皿かなりデカいので遠近感おかしいですが、結構なボリュームですよコレ。

カレーはパスタにエエ感じに絡められて提供。
ラム肉を使用したセミドライタイプのカレーは、ほろっとした肉の食感を残しつつ蕩ける様な舌触り。
そして煮込み系の濃厚な凝縮さを発揮しています。

ラムの風味もエエ感じに残しつつ食べ難さは皆無。
そこに乗っかってくるほんのり感じる辛味＋スパイスの風味。
海苔ソースの磯っぽさやチーズによる深みの上乗せも、味わいに多層的な構築を見せる良き仕事っぷりですね。

パスタはフェットチーネを使用。
カレーソースの濃厚さに負けない存在感を発揮しています。
茹で加減も流石はイタリアン出身、心地の良い弾力と食感を発揮。
むむむ…これはカレーとしてもパスタとしてもハイレベルな一皿です。

ラムの旨味が活きた濃厚カレーパスタで禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ)

セットの「海老入り白いんげん豆のミネストラ」。
トマトベースかと思いきや、非常にあっさりとした、しかし強い旨味を持ったバランス。
海老、たけのこ、溶き玉子などの具材の味わいも染み出ていて、これは濃厚なカレーとの相性良いですねー。

前回はスリランカオマージュな一皿でしたが、今回はかなり独自性を出した内容。
自身のイタリアンの経験を組み合わせた、ハイブリッドさの真骨頂を発揮していますねー。
いやーこれは期待値以上。方向性が一気に覚醒した感じです。

ウマウマなスパイスカレーパスタを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m

今後もその発想と独自性に期待!!

今回その片鱗を見せ始めたイタリアン×スパイスカレーの領域。
大阪・堂島の『Leone』は、イタリアンの要素×カレー×ビリヤニといった独特の個性を発揮されていますが、『LIBERTA』も更なる独自性を出していかれる事でしょう。

カレーの内容は大体1週間～2週間単位で入れ替わっていくので、各SNSをチェック。
今後の新たな魅惑的メニューに期待です!!!(^ω^)

店舗情報

【SPICE CURRY LIBERTA】 
（スパイスカリー リベルタ）
ジャンル：スパイスカレー
電話：非公開 
住所：兵庫県神戸市灘区友田町4-1-1 『まるざいけ』内
交通手段：阪神本線「新在家駅」から徒歩すぐ
営業時間：11:30～14:30(L.O.)※売切れ次第閉店
定休日：日曜日、月曜日(不定休あり)
駐車場：無
サイト①：Twitter
サイト②：Instagram