『ビィヤント』~京都カレーの生き字引!!サラッとライトなノスタルジックカレー☆~
京都のカレーの歴史を辿りますと思いつくのが『ガラムマサラ』『ケララ』『いんであん※』『ビィヤント』。
意外にもインド系の充実を見せる京都ですが、やはり欧風カレーの老舗というのもエエもん。
※『いんであん』は残念ながら8年程前に閉店し、今では兵庫県姫路市にその流れを組む『indean』があります。
今回訪れたのが、そんな老舗の1つである『ビィヤント』。
1975年創業の40年を超える歴史あるカレー屋です。
やはりね、今こそね、こういったノスタルジックなカレーを見直す時期だと思う訳ですよ。
かなーり久々に突撃して参りました!!!(`・ω・´)
京都市バス 熊野神社前停留所にて下車。
そこから東大路通を北へ約100m程進みますと、右手に店舗を発見できます。
なかなかに歴史を感じる趣きある外観です(笑)
ダクト&開かれた入口から漂うカレーの香りがすんばらしーっす(゚∀゚)
店内はカウンターのみの全10席。
木製カウンターや店内のどっしり老舗感、そして年季の入ったおばあちゃん(笑)
現在は息子さんでしょうか、男性の方がメインで営業されています。
<カレーメニュー>
ビーフカレー(甘口・中辛・辛口) 720円
チキンカレー(甘口のみ) 720円
ベジタブルカレー(甘口のみ) 720円
シーフードカレー(甘口のみ) 720円
カツカレー(上記から選択) 980円
<スパゲティーメニュー>
スバゲティー 720円
カツスパゲティー 980円
(上記カレーメニューから選択)
カレーはライスだけでなくスパゲティーもあります。
「ビーフカレー」以外は甘口のみですが、基準が甘口らしいのでそこそこの辛さはあります。
今回は「カツカレー(ビーフ)」を辛口でいただきました(^ω^)
【カツカレー(ビーフ)※辛口】980円
大皿に盛られたターメリックライスの上にどっかり乗ったカツ1枚。
そしてややサラッとしたルーがたっぷりこと掛けられています。
上空からの映像をば。
この照り具合、十二分にフォトジェニックですやん☆
一口サイズのカットがありがたやな心遣い。
カレーはジャパニーズカレーライスとしては粘度抑え目のサラリとした感じ。
パラッと硬めに炊かれたライスにエエ感じに絡みます。
ファーストアタックのまったりとした甘さ。
そこからグググッと後追いで迫る強めの辛味が突き抜けてきます。
溶け込んだ牛肉の旨味もしっかりアピールしてくるので、辛さだけでない存在感。
シンプルなんですが非常に味わい深さを発揮しています。
スタンダード&ハイレベルな旨辛っぷりで禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
豚カツは薄く叩いた豚ロースをサクッと軽快に揚げています。
カレーの掛かったしっとり感と裏側のサクサク感、この食感のコントラストも楽しいすね。
カレー&ライス&トンカツの三位一体っぷりといったら…
カツの脂×カレーの辛さのパンチでむったくた禿げウマアアアア!!!!Σ(゚Д゚)
何の変哲も飾り気も無いカレーライスといったヴィジュアル。
しかしこの圧倒的味のバランスといったら何なんでしょ。
カレールーの完成度というか熟練度というか、兎に角これぞ「熟練」というやつなんでしょう。
ふと食べたくなる、ノスタルジーな気分に浸れる味わいを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m
長らく続くお店というのは、何かしら発する存在感がありますね。
派手さの無い中にキラリと光る深みのある味わいが、ほんま舌と心に響きます。
京都カレーの歴史を垣間見る体験ができますよ(^ω^)
そして11:00~22:00までアイドルタイム無しという半端無い使い勝手。
困った時の『ビィヤント』と言っても過言では無いですね。
今こそ見直すべきノスタルジックカレー、色々回ってみましょうかねー(・ω・)
【ビィヤント】
ジャンル:カレーライス
電話:075-751-7415
住所:京都府京都市左京区東大路通丸太町上ル東側聖護院西町12
交通手段:京都市バス 熊野神社前停留所から徒歩約3分
営業時間:11:00~22:00
定休日:土曜日
駐車場:無
サイト:無
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