『旬香唐』~出汁の旨味をとことん追求した居酒屋二毛作スパイスカレー☆~
大阪カレーシーンにおいて現在注目されている「出汁系カレー」。
関西の出汁文化を取り入れた、大阪スパイスカレーに相応しいこのジャンル。
様々なカレー屋が独自の出汁の使い方をカレーに活かしています。
そんな中、今注目されるのが他ジャンルのカレー。
特に居酒屋のカレーに関して言えば、出汁を扱う上で素晴らしい環境と言えます。
こちら西中島南方の『旬香唐』もその1つ。
和ダイニング『春夏冬』のランチ部門として、火曜~木曜の週3日だけ営業しているスパイスカレー専門店です。
出汁満載なスパイスカレーが食べたくなり、久々の訪問です(^^)
地下鉄御堂筋線 西中島南方駅の北改札口から目の前の道を西へ。
ざっと150m程進みますと、右手に『旬香唐』の看板が見えます。
居酒屋さんの店舗だけに『旬香唐』用の提灯を用意。
店内はカウンターからテーブル席まで満席となっている人気っぷり。
実際食べ終わって出る頃には「完売」で看板下ろしてました。
いやー見事に火が着きましたねー。
<カレーメニュー>
旬の魚介出汁カレー 800円
旬野菜とつくねキーマ 800円
あいがけカレー 900円
<トッピング>
ごはん大盛り +100円
ごはんを湯豆腐に変更 同料金
メニューはこの通り「旬の魚介出汁カレー」と「旬野菜とつくねキーマ」の2枚看板。
食材は常に旬のものを使用する為、大体週替りで内容が変化。
この日の内容はこんな感じ。
やばいやばい、出汁の内容がやばいなんてもんじゃない。
面白いのがごはんを湯豆腐に変更できるやつ。
ヘルシー思考や糖質ダイエット中の方にはありがたやーですね。
我輩は糖質如きにビビッてられないので「あいがけカレー」をライスにて(・ω・)
【あいがけカレー】900円
ササラサラの出汁カレーと肉々しいドライキーマのコンビネーション。
もう完全スパイスカレーを地で行くヴィジュアルすね。
そんな中にちりめんトッピング等でさり気なく和を演出しとります。
パプリカのピクルス、温玉も彩りに花を咲かせとりますやん。
漂う香りも間違い無い出汁の香り満載。
今回の「旬の魚介出汁カレー」は、本マグロとカツオ。
出汁には金目鯛・鰆・鰤・本マグロを使用しています。
ファーストアタックから猛烈な出汁の旨味の押し寄せが物凄いです。
出汁の旨味メインの中にスパイスの心地良い波長が良いアクセント的存在。
この実直な旨味の感じさせ方、何気に唯一無二なスタイルですね。
出汁の複合的な旨味の多重層で禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
続いて「旬野菜とつくねキーマ」は、セロリとかぶら。
ダイスカットされた野菜と粗挽きのつくねっぽさ感じるキーマは、食感のコントラストが非常に豊か。
肉の荒々しい噛み心地からの旨味の濃さも良いですね。
魚介カレーに対してコチラはスパイス感もグッと強めなんで、よりストレートなスパイスカレーらしさを感じる事が出来ます。
双方を混ぜ合わせる事で、また違った旨味同士のフュージョンにより第3の味わいが発生。
よりバランス感が備わり、優等生的な纏まりが感じられます。
そこに投入するは温玉。
この玉子の円やかさが、スパイシー&出汁感のカレーに更なる変化を齎します。
豊かなコクがプラスされ、肉の旨味にも非常にマッチ。
単体~温玉混ぜまでめくるめく味変を堪能できて飽きがこないですね(^^)
肉&魚介&温玉による旨味の相乗効果で禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)
この混ぜ文化こそ、大阪スパイスカレーの真骨頂。
やはり出汁中心のカレーは、他のカレーとのマッチングが抜群に良好。
その都度出汁の味わいが変わるので、また違ったアプローチも楽しめそうです。
ウマウマな出汁&キーマカレーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m
以前よりも出汁の旨味の主張がアップしている感じ。
出汁の旨味を直球で感じさせる剛速球ストレートなカレー。
この出汁感を活かしながら、出汁と他の調和といった更なる領域を開拓してほしいですね(^ω^)
現在は火曜~木曜と限定的な営業。
売切れ次第閉店なので、早めの突撃がベターです。
軌道に乗ればもっと日数を増やすか、いっそ独立してほしいですねー。
淀川区エリアのカレー起爆剤となりますよう(^人^)
【旬香唐(しゅんかとう)】
ジャンル:スパイスカレー
電話:06-6886-5969
住所:大阪府大阪市淀川区西中島4-5-4 ワイズコート新大阪1階
交通手段:地下鉄御堂筋線 西中島南方駅から徒歩約5分
営業時間:11:45~14:00(売切れ次第閉店)
定休日:金曜~月曜
駐車場:無
サイト:無
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