『26Curry』～天満カレーシーン加熱!!出汁の旨味効いた創作カレーがOPEN☆～

ここ最近の大阪・天満界隈のカレー熱の高まりは、市内でも群を抜いた勢い。

夜はブラッスリー、昼は週3でスパイス料理を展開する『スパイス料理イデマツ』
裏天満ならぬ「天満B面」の新進気鋭のスパイスカレー『スパイスカリー ハルモニア』
都島『鶏ざ』が展開する間借りカレー『paoon the curry』
西インドのスパイスを用いた間借りインドカレー『西インドスパイス ガヤバジ』
etc…

新店だけでもこの感じ。
更に『ナーガカリー』『トムントコ』『カルダモン』『櫻家伽哩本舗』といった中堅～老舗のお店もあり、かなりのカレー激戦区となっています。

そんな熱き天満エリアに、またまた新たなカレー屋がOPEN。
コチラ『26Curry』に行ってきました(^ω^)

天満駅より北側のなかなか穴場な立地に突如として現れた新店。。
果たしてどんなタイプのカレーなのか、期待しながら突撃デス!!

JR環状線 天満橋の北口を出て、四叉路になっている道の右から2番目を進みます。
ずずずいーと進み、阪神高速高架下を抜けて天神橋筋まで出ますと、調度道を挟んだ真向かいに店舗を発見出来ます。
テントに薄っすらと残ったプリントから、以前は喫茶店『サニー』というお店だったみたいですね。

店内はカフェチックなレイアウトで、カウンター席＆テーブル席。
イイ感じにシンプルで落ち着く空間です。
オーナーシェフと思しき男性と女性のお2人で営業されており、シェフはスリランカで料理を勉強していた事もあるそうな。
こいつぁ期待感が跳ね上がります。

＜お昼のメニュー＞
あいがけプレート 850円
(カツオの和風シャバカレー＆鶏つみれトマト煮カレー)
豚クミン麻婆豆腐 850円
※ゴハン大盛り ＋50円

下の焼き物メニューはディナータイム用との事。
トッピングメニューと勘違いしてました(笑)

「豚クミン麻婆豆腐」も気になりまくりでしたが、今回は勿論「あいがけプレート」をオーダー。

【あいがけプレート】850円

現れたおカレーは、近年流行のサラリとしたスパイスカレー。
なるほどお出汁を効かせた感満載な嬉しいヴィジュアル。
対してもう一方は、これまたトマト感がビンビンに感じられますね。

真上からの構図。
ん～フォトジェニック感も発していて、カジュアルで非常に分かり易い。

先ずは「カツオの和風シャバカレー」から。
サラサラのスープ状のカレーは、スープカレーともまた違ったスタイル。
ファーストアタックはじわっと広がるマグロ由来の漁家系の旨味。
出汁感に特化した旨味に、強過ぎない優しいスパイスの響きが寄り添っています。
このバランスはかなり出汁寄りな印象ですね。

ほろりとしたマグロの食感も優しく、白米の甘味とも良い相性。
スープごはん的な要素も持ったスパイスカレーですね。

魚介の旨味をメインに置いたスパイスカレーで旨い!!!(^ω^)

続いて「鶏つみれトマト煮カレー」。
見た目はイタリアン的なヴィジュアルを発しています。
味わいも正にイタリアンチックで、トマトの甘味と酸味を残したフレッシュな方向性。
コチラもスパイス感はほんのりと効かせた感じで、割とソフトなバランスです。

鶏つみれは食感ふわふわの柔らかさ。
やはり鶏はトマトとすんごくマッチしますね。
このカレーならバスマティライスともバッチシ相性良いと思います。

キリッとしたトマトの酸味と鶏の旨味で旨い!!!(^ω^)

添えられた副菜はキャベツのマッルンとカチュンバル。
この辺りはスリランカ修行の成果でしょうか。
この辺りを混ぜ混ぜしながらいただくと、ふっとスリランカ感が発揮されたりするのが面白し。

どちらのカレーも辛さやスパイスの効きは抑えめにし、お出汁や素材の旨さを中心となったナチュラル仕様。
しつこさや油の強さも無く、キリッとスッキリな味わいは、多くの人に受け入れられる味わいです。
この方向性、天満周りではちょっと珍しいタイプやも。

ウマウマなナチュラルスパイスカレーをいただきました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m

最近大阪で流行の出汁を用いたスパイスカレー。
そのルートを進みつつ、組み合わせによる独自性を発揮しようとするスタイル。
今回のマグロカレーとトマト煮カレーも、相反する様な印象ですが何気に好相性。
この「合わせの妙技」をどんどん磨かれていくのを期待(^^)

天満カレー界隈も面白くなってきましたねー。
これからも更に開拓していかねばです(^ω^)

【26Curry(ニーロクカレー)】
ジャンル：スパイスカレー
電話：非公開
住所：大阪府大阪市北区天満橋2-3-19
交通手段：JR環状線 天満駅から徒歩約5分
営業時間：11:30～14:00/18:00～21:00
定休日：日曜日
駐車場：無
サイト：twitter