『アマゾネス・ブッチャー』~大阪カレーシーンの異端児が満を持して実店舗OPEN☆~

 

大阪の下町歓楽街・十三。
京都・神戸・宝塚への分岐点ともなるこの界隈は、数多くある大阪市内の飲み屋街の中でも財布に優しいカオティックエリアとなっています。
2014年には十三駅西側で大規模な火災で大変な時期もありましたが、見事に復活。
今尚、大勢の老若男女問わない呑兵衛達で賑わっています。

そんな十三のカレー屋『アマゾネス・ブッチャー』が、9ヶ月の間借り活動に終止符を打ち、十三駅東側に実店舗をOPEN。
どえらいスピードで大阪カレー界を駆け抜ける期待の新星をリサーチしに行ってきました!!

大阪市淀川区十三東『アマゾネス・ブッチャー』

阪急各線「十三駅」の東口から、十三東駅前商店街を進みます。
アーケードを突き抜けて少し先の右手側にある十三東三仲町通商店街の一角に店舗を発見できます。
細い階段の前には赤い看板が立てられていますが、この日は生憎の雨模様で、文字は綺麗に消えてしまっていました(笑)

ずずいと2階に上がりますと、店内はカウンター9席ほどのBAR的なスタイル。
ちょいと隠れ家チックな雰囲気を醸し出していますね。
某アーティストのポスターが良い味出してます。

<メニュー>
・A マトンキーマ&ダル 1,100円
・B 不死鳥&ダル 1,000円
・C バナナポーク&ダル 1,000円
・D マトンキーマ×不死鳥 1,300円
・E マトンキーマor不死鳥×バナナポーク 1,300円
・SP アマブースペシャル(4種盛り+ピクルス大盛り) 1,500円
<トッピング>
・ドライマトンキーマ +300円
・大盛 +100円
・アチャール +100円


カレーはレギュラー4種類による様々な組み合わせによるバリエーション。
定番メニューもしっかり安定してるみたいですね。
今回はじっくり味わいたいので2種類に止めて「マトンキーマ×不死鳥」をオーダー。

【マトンキーマ×不死鳥】1,300円

銀皿に盛られたカレーは、以前のそれとは明らかに違うヴィジュアル。
初期の頃はウェットさを残しながらも粘度のあるタイプでしたが、現在はサラッとスープ的なスタイルにシフトしたみたいですね。

俯瞰が撮れなかったので斜めから。
向かって左上が不死鳥、右下がマトンキーマ。
3種類のピクルスが飾られ、彩りも鮮やかに仕上がっています。

先ずは不死鳥からいただきます。
いわゆるチキンキーマですが、サラッとした仕上りはかなりのブラッシュアップを確認できます。
ファーストアタックは、挽き肉から染み出た溢れんばかりの鶏の旨味。
そこからの心地良さ感じるスパイシーさと仄かな辛さは、旨味を更に引き立てる要素となっています。
これはイイ感じの旨味推しに化けましたね。

続いてマトンキーマ。
こちらはしっかりとした羊の風味を携えた旨味押しスタイル。
この特有の持ち味を活かす為か、辛味・スパイス感は抑え目な印象です。
やや粗めな挽き具合の肉々しさがまた良い噛み応えと野性味を発揮。
これは不死鳥とのまた違ったベクトルを感じさせます。

3種類のピクルスによる酸味のアクセントも加わりつつ、2つのカレーの融合もまた新たな味わいを確立。
シンプルながら味の多層性はなかなかのもんですね。

ガツンと旨味と酸味のコントラストで禿げウマ!!!!Σ(゚Д゚)


初期の頃から比べて味わいのバランスが整った印象。
パンチのある辛味やスパイシーさを少し減らす事で、旨味をグイっと活かしています。
これは一気に新店枠の中で頭一つ突き抜けてきましたねー。

ウマウマな旨味押しスパイスカレーを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m

夜営業も安定してやっとります!!!

間借り時代は昼と夜で別々の営業でしたが、実店舗になった事で安定した営業スタイルとなりました。
SNSを見ていると日々様々な改善を行っていて、ホスピタリティもしっかりしてますね。
十三界隈はまだまだカレーが沸き立っていない感じなので、若手パワーで盛り上げてほしいもんです。

これからの更なる進化が楽しみ過ぎるお店です(^ω^)

店舗情報

【アマゾネス・ブッチャー】
ジャンル:スパイスカレー
電話:090-9252-1199
住所:大阪府大阪市淀川区十三東3-28-5 2階
交通手段:阪急各線「十三駅」から徒歩2分
営業時間:12:00~15:30/19:00~23:00
定休日:木曜日
駐車場:無
サイト①:Instagram
サイト②:Twitter

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。