『京薬膳咖喱 百味飲食』~スパイスは薬膳!!身体に優しい旨味×辛味×スパイス感のハイブリッドカレー☆~

   2018/01/02


京都のカレー事情として、徐々にスパイスカレーの波を感じつつも、やはりカレーライス・欧風カレーといったタイプが充実していたり。
お久しぶりに京都市内を訪れた際、偶然にも新店を発見。
こちら『京薬膳咖喱 百味飲食』に行ってきました(・ω・)
どうやら欧風系のカレーを出しているお店の様です。
ほぼ前情報無しでの訪問なんで、どんな感じのカレーなのか期待してお邪魔してきました!!!



京都市営地下鉄烏丸線 五条駅の2番出口から五条通を西へ。
若宮通(5本目の筋)を北に上がり50m程進みますと、右手に店舗発見。
「京薬膳咖喱」のロゴ、スプーン型の看板etc…凝りに凝ってますね。

店内は割烹的な和の雰囲気漂うデザイン。
しかしカウンター向かいの壁にはさり気なく唐辛子オブジェ(笑)

ココほんまにカレー屋さんですか?ってな感じの座敷(半個室)も。
イッツ・ア・スタイリッシュ(・ω・)
まぁ勿論今回はカウンターですけどね(笑)


こちらのカレーのベースは「薬膳カレー」「キーマカレー」の2種類。
そこに「あいがけカレー」「京の野菜カレー」「とんかつカレー」の派生メニューがあります。
トッピングも充実しているので「あいがけカレー」に組み合わせるとなかなかのボリューム。
今回は「あいがけカレー」「ロースとんかつ」をプラス(^^)


【あいがけカレー(ロースとんかつ付き)】1,300円

中央にダムの如く盛られたライスの両サイドに広がるカレーの湖。
そして極厚のロースとんかつがドッキング。
中央にはクコの実も乗っかってるのがワンポイントです。

上から見るとこんな感じ。
左側が「薬膳カレー」、右側が「キーマカレー」です。

先ずは「薬膳カレー」から。
鶏ガラをベースとした旨味押しのカレーは、辛さ抑え目の優しいテイスト。
鶏の旨味の存在感とスパイスの組み合わせのバランスが秀逸です。
柔らかな口当たりが、大人だけでなく子供も美味しくいただけますなー。
「薬膳」という言葉から苦みを想像しがちですが、そこは全く無し。
まぁ要するにスパイスですからね。

円やかな旨味テイストがじんわり禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)

続いて「キーマカレー」
やや色が濃い目のカレーは、粘度的には先の「薬膳カレー」と同じ感じ。
しかしファーストアタックの印象は正反対で、ヒリリとくるなかなかの刺激的辛さ。
土台のブイヨンの濃厚さがしっかり感じられ、挽き肉特有の旨味の引出し具合が良いです。
旨味と辛さのハイブリッド感の刺激的テイスト。

大人な辛さを発揮したスタイルで禿げウマ!!!Σ(゚Д゚)


ロースとんかつは、衣と肉の厚みは1対1くらい。
キメの細かい衣は、ふっくらとしたソフトな揚げ具合で、めたくた優しい食感。
さくりと歯切れの良さもあり、肉の旨味と脂がカレーともばっちりな相性です。

ふわサクな軽快さで禿げウマ!!Σ(゚Д゚)

マイルド&ホットなメリハリのあるあいがけカレーでした。
日本的なカレーライスにスパイスカレーの要素を取り入れた新感覚。
旨味×辛味のウマウマカレーライスを堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m


かなりバランス感を重視した安定感ある味わい。
この完成度すげーなと思い女性店長さんに尋ねてみると、なんでも大阪・長堀橋にある同系列の薬膳イタリアン『orifushi』のシェフがレシピ開発したそうな。
なるほどなるほど、それ故のバランスの良さなんすね。

四季折々の京野菜を使用した「京の野菜カレー」もフォトジェニックな上に旨そう(^^)
次回は複数でお邪魔して、奥の座敷を利用してみたすねー。


【京薬膳咖喱 百味飲食(ひゃくみおんじき)】
ジャンル:カレーライス・欧風カレー
電話:075-744-6148
住所:京都府京都市下京区若宮通五条上る布屋町92-1
交通手段:京都市営地下鉄烏丸線 五条駅から徒歩約7分
営業時間:11:30~14:30/17:30~20:30
定休日:水曜日
駐車場:無
サイト:https://twitter.com/hyakumionngiki

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