『マジックスパイス なにわ店』~脳天直撃の鮮烈さ!!スープカレーブームを巻き起こしたレジェンド店に潜入☆~
かつて一大ムーブメントを引き起こした「スープカレー」ブーム。
1971年に札幌『アジャンタ』の「薬膳カリィ」開発を皮切りに、様々なお店がそれをオマージュしたカレーを始めました。
そして1993年に初の「スープカレー」という呼称を使ったのが『マジックスパイス』。
インドネシア料理「ソトアヤム」をヒントに開発されたカレー。
それまでのカレーとは一線を画すスタイルを確立し、ご当地カレーとしてスープカレーブームを牽引する役割を担いました。
全国4店舗を展開しており、関西ではこちら『マジックスパイス なにわ店』が。
スープカレーの源流とも言える味を堪能しに突撃してきました!!!
JR関西本線 難波駅から西へ進んでなにわ筋へ出ます。
なにわ筋を南へ約100m程進みますと、左手に赤いド派手な建物を発見。
てか思っていた以上にデカい箱っすね。
店内赤を基調とした派手派手なデザインで、2階席も合わせると130席というトンデモなキャパ。
1階中央にはヒンドゥー教の神様「ガネーシャ」の像が派手に鎮座。
もう何もかもが派手派手です。
<スープカレーメニュー>
チキン 1,000円
ポーク角煮 1, 080円
ビーフ 1,160円
ハンバーグ 1,160円
コンサ・ダ・ベサ 1,310円
シーフード 1,210円
きーまっしゅびーん 1,240円
ベジパラコーン1,140円
モモ 1,050円
スペシャルシーフード 1,890円
メニューもドドンと派手で、そのトッピング数も半端じゃないですね。
システムはカレーの種類・辛さ・ライスの量・スープの量・トッピングをチョイスしていくポピュラーなもの。
オモローなのが辛さの段階のネーミング。
「覚醒」から始まり「瞑想」「悶絶」「涅槃」「極楽」「天空」「虚空」の7段階。
最早どの辺りがどのくらい辛いのか見当もつきません。
今回は「カレー:シーフード」「辛さ:涅槃(マジスパの定番らしい)」「ライス:並」「スープ:並」「トッピング:無し」でオーダーしてみました(・ω・)
【シーフード(辛さ:涅槃)】1,410円
陶器の器に盛られた熱々のスープカレー。
そのヴィジュアルにちょいと驚きですねー。
「シーフード」チョイスな為か、中央に聳え立つ鰹節と揚げ春雨の山。
立ち上る湯気からも鰹節の良い香りがふわふわと。
かなり和出汁ベースなイメージですな。
ぐいっと具材を持ち上げますと、これまた派手にてんこ盛り。
揚げ春雨・鰹節・海老・ムール貝・アサリ・イカ・インゲン豆・南瓜・キャベツ・大根・ヤングコーン・えのき・しめじ・人参・ゆで卵・こんにゃく…とまぁえらいこっちゃです。
スープカレーは先ずは鰹節の風味がガツンと迫ってきます。
このファーストタッチは、スープカレーの中ではなかなか珍しいすね。
そして続いて甘味の主張。
これは野菜の甘味もありますが、それ以外に+α的な要素を感じます。
そこからグググッと迫ってくる鮮烈な辛味。
辛さのランクは中間ですが、この辛さは結構な刺激ですよコレ。
魚介の旨味もじわっと広がり、バジルの香りの主張も合わさって実に複合的なお味。
硬めに炊かれたライスがスープでホロッと崩れる感じが実に心地良しです。
魚介の風味と野菜の甘味にパンチある辛味が合わさって旨い!!!(^ω^)
じわじわと汗ばんでくるHOTな食べ応え。
老舗のスープカレーの本気を垣間見ました。
魚介の出汁的な要素が加わった和の印象が高いスープカレーすね。
「涅槃」でこの辛さなら、天辺の「虚空」とかどんなんなってんだろ。。。
ウマウマな本場スープカレーの味を堪能しました!!!
ご馳走様でした!!!m(_ _)m
最初の甘さの際立ちは「札幌スープカレー」の特徴なんですかね。
(以前行った某店も「札幌スープカレー」を謳っていたもんで)
大阪で育った旨味の積み重ね感じるスープカレーとは、また違った味わい。
東西の味に関する差を感じられます。
最大130名という爆発的キャパは、大阪のカレー店の中でも群を抜いてますね。
使い勝手の良さは抜群です。
サイドメニューがもっと充実していたら、パーティー使用もいけるんですけどね。
なにわ店限定メニューなんかもあるんで、また機会を見て行ってみたいと思います(^^)
【マジックスパイス なにわ店】
ジャンル:スープカレー
電話:06-4392-8877
住所:大阪府大阪市浪速区稲荷1-10-20
交通手段:JR関西本線 難波駅より徒歩約10分
営業時間:11:30~15:00/17:30~23:00 ※土日祝は通し営業
定休日:水曜・木曜
駐車場:有(提携サービス:ONE PRAK稲荷、ふくろうパーキング稲荷)
サイト:http://magicspice.net/
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