『和印食堂 gu-te』～新天地・福島にて移転OPENの和と印度のフュージョンカレー☆～

大阪でも徐々に台頭してきている「旨味押しカレー」。
所謂、出汁を利かせて和のテイストを織り交ぜたタイプのカレーですが、最近はこの系統がグイグイ伸びてきてる印象ですな。
そんな「旨味押しカレー」の1店『gu-te』が、本町から福島に移転OPENしました。
屋号も『和印食堂 gu-te』とリニューアル。
文字通り「和」と「印度」の融合が見せる新感覚のカレーをいただきに突撃してきました!!!(・ω・)

JR東西線 新福島駅から国道2号線を西へ。
最初の角を南に進む事約100mほど。
行列のできるラーメン店『烈志笑魚油 麺香房 三く』を過ぎて少しの所にある、右手側の細い路地に入って進みますと店舗を発見。
ラーメン好きに分かり易く言えば『らーめん小僧』の2軒右隣りです(笑)
黒を基調とした木目の外観がなんとも和の印象放っておりますな。

店内はカウンターと少しのテーブル席。2階にも席があるのかな??
インド的な印象を意識したデザインで、ゆったりとした空間使いがイイっすね。
オーナー・かよさん＆スタッフ2名で営業されとります。

こちらのメニューは「和出汁ベース」と「インドベース」の2枚看板。
週によって内容が変わるスタイルの様ですな。
トッピングも「カッタサンボール味噌うずら」などオモローな独自性。

この日のカレーの内容はこんな感じ。
「ダルドリトンキーマ」とはまたスゲー名前やな(笑)
もちろんここは「あいがけ」＋「バスマティライス」＋「カッタサンボール味噌うずら」のコンボでオーダーしました!!!

【あいがけ(バスマティライス・カッタサンボール味噌うずら付き)】1,300円

2種類のカレー、サブジ、カチュンバル、出汁ガラの佃煮、カッタサンボール味噌うずら。
これらが皿の中に散りばめられる様に盛り付けられています。
ん～最近の女性店主のカレー屋さんは、ほんま盛り付けが美しいっすね。

先ずは「出汁ベース」の「ダルドリトンキーマ」から。
文字通りレンズ豆と鶏豚合い挽き肉を使用したキーマは、肉の旨味とダルの甘味をアゴ出汁が優しく包むマイルドタッチな仕上がり。
心地良いスパイス感を覚えながらも、メインとなる印象は「和の旨味」がグイグイ押してきます。
本町時代よりも出汁の味わいがグッと濃くなっていて、更にバランス良くなってますね。

和出汁とスパイスの融合で禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ)

続いて「ケララ風チキンカレー」。
こちらは打って変わって正統派なインドカレーといった印象。
濃度高めの味わいにライタを混ぜ合わせると、円やかなバランスとなって2度美味しいすね。
サブジやカチュンバルとの相性もバツチシ。

ガツンとくる旨味と酸味で禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ)

トッピングの「カッタサンボール味噌うずら」や、アゴの出汁ガラで作った佃煮の和の要素が、また面白いアクセントになってて個性発揮してますわ～☆
この佃煮、白飯にのっけて食べても間違いなく旨いやーつですわ(笑)

最後は両方のカレーや副菜を混ぜ合わせていただきます。
これが意外なまでに味の調律が整えられて、第3の味わいが生まれてきます。
ちょいとスリランカの混ぜ文化的な要素も見え隠れしてますなー。

これぞ和と印の融合的な禿げウマさ!!!Σ(ﾟДﾟ)

ガツッとモリモリですが難なく完食。
スパイスカレーを食べた後は欧風系に比べて胃もたれ少ないんですが、このカレーは更に胃に優しい滋味深さすら感じます。
ウマウマな新感覚スパイスカレーをいただきました!!!
ご馳走様でした!!!m(_和印_)m

バシバシに攻めてくるスパイス系とは対照的な、じんわりと広がる優しい出汁感をメインとしたカレー。
細かく見れば、スパイスカレーともまた違ったタイプとも言えそう。
そして正統派インドカレーとの合わさりは、正に屋号に偽り無しの「和印食堂」。
こりゃまた違う内容も食べてみたいっすねー。

福島と言えばラーメン激戦区なイメージですが、カレーも益々盛り上がっていく起爆剤になってほしいっすねー(^ω^)

【和印食堂 gu-te(グーテ)】
ジャンル：スパイスカレー/バル
電話：06-4256-7715
住所：大阪府大阪市福島区福島3-8-10
交通手段：JR東西線 新福島駅から徒歩約7分
営業時間：11:15～16:00(L.O.15:30)/17:30～22:00(L.O.21:30)
定休日：日曜・月曜
駐車場：無
サイト：https://www.facebook.com/Gu-te-グーテ-1633645280219324/?fref=ts